2022年02月24日
2月24日のFX自動売買ソフト M と W
ジープ「グラディエーター」はなぜ日本市場に導入された?
FCAジャパンは、2022年2月10日から13日に幕張メッセで開催された日本最大のキャンピングカー展示会「ジャパンキャンピングカーショー」で、ジープの大型ピックアップトラック「グラディエーター」の日本初披露をおこないました。
日本ではニッチな存在であるピックアップトラックですが、あえて導入に踏み切ったグラディエーターとは一体どんなクルマなのでしょうか?
グラディエーターは、2021年11月30日に国内導入が発表された「ジープ」ブランドの大型ピックアップトラックです。
その姿は、古代ローマの剣闘士を意味する名前に相応しいワイルドなもの。ひとことで説明するならば、ラングラーのデザインと機能を備えたトラックとなりますが、より巨大となるのも特徴です。
グラディエーターの歴史を少し振り返ると、原点となる初代は、1962年にクロスカントリーワゴン「ワゴニア」とデザインや基本を共有するピックアップトラックとして誕生しました。つまり、SUVとトラックを融合させたクロスオーバーだったのです。
その後は名称を変更したため、長きにわたりグラディエーターの名はお蔵入りとなっていました。
その名の復活が宣言されたのが、2018年11月のロサンゼルスオートショーでのこと。人気のクロカン「ラングラー」のデザインと基本コンポーネントを使い、ワイルドなフルサイズピックアップトラックとして復活を果たしました。
米国では2019年より販売が開始されましたが、FCAジャパンは当初日本導入の予定はなかったと話します。その理由は、あまりにも巨大すぎるボディにあります。
グラディエーターのボディサイズは、全長5600mm×全幅1930mm×全高1850mmとなり、ホイールベースも3490mmもあります。ベースとなる「ラングラーアンリミテッド ルビコン」と比較してみると、全長はプラス730mm、全幅プラス35mm、全高マイナス5mm、ホイールベースはプラス480mmとなり、圧倒的な大きさなのです。
ラングラーですら日本の道路事情では大きいと感じるのに、それよりも大きなボディで、さらにトラック仕様となれば、かなりニッチな存在となることは間違いなく、導入が見送られたことも不思議な話ではありません。
しかし、日本で新型ラングラーの人気が好調なこともあり、顧客や販売店からは導入を望む声も高かったため、今回の導入へと繋がったといいます。
日本仕様の開発自体は、すでにベースを共有する新型ラングラーが日本導入済みであることに加え、同じ右ハンドル車となるオーストラリア仕様のグラディエーターが存在するため、大きな問題はなかったそう。ただし、多くの販売が期待できるモデルでないことも事実なので、グレードは、日本のラングラーのトップグレードと同じ「ルビコン」のみに。ちなみに本国では、ルビコンを含め、9タイプが展開されています。
今後も継続して販売していく予定
グラディエーターのスタイリングは、フロントと4枚ドアのキャビンはラングラーと同様で、ラゲッジスペースを取り払い、荷台に変更したもの。
ラングラーの個性のひとつである3分割の着脱式ルーフも採用され、キャビン上にあるルーフをすべて取り払うことが可能。展示車は、フロントルーフのみを取り外し、キャンバストップが装着されていました。
ジープ「グラディエーター」のインテリア。日本仕様は右ハンドルになる
グラディエーターでは室内収納がないため、後席シート下には収納ボックスが設けられています。そこに非常用品や洗車道具などの常備アイテムを入れておけば、車内が狭くならないというわけです。
装備レベルは、ラングラーアンリミテッドの最上級モデル「ルビコン」と同等の内容を誇るので、豪華そのもの。地デジTV付きのナビゲーションシステム、アルパイン製プレミアムスピーカー、レザーシート、前後のパークアシスト、バックカメラ、アダクティブクルーズコントロール(ACC)、LEDヘッドライトなど充実しており、SUVと変わらない快適性が維持されています。
ルビコングレードは、米国の世界一過酷と呼ばれるオフロード「ルビコントレイル」の名を与えられたモデルだけに、より悪路走破性能が磨かれ、前後のデフロック機構や悪路走行時にサスペンションストロークを増加させる「電子制御式フロント・スウェイバー・ディスコネクトシステム」、極低走行を可能とする「ロックトラックフルタイム4×4システム」、マッド&テレインタイヤなどを標準化しています。
そもそもヘビーデューティーな使いかたもされるトラックだけに、悪路走破性については、ラングラーよりも強化されている部分もあり、車両前方下部の映像を映し出す「オフロードカメラ」やオフロード車向けダンパーの老舗であるFOX社製パフォーマンスショックアブソーバーも標準化しています。
また本国仕様を含め、エンジンは強大なトルクを誇る3.6リッターV型6気筒エンジンのみに限定。これは荷物を積載しながら、同時にトレーラーをけん引するなどの使い方を想定してためと考えられます。
日本での消費税込みの車両価格は770万円で、9色のボディカラーを用意。現時点では、すでに200台のオーダーを受けているそうです。
FCAジャパンに今後の展開を尋ねると、短期間の導入では終わらせず、設定を継続していくことを考えているために、限定車の投入などの話題づくりもおこなっていきたいとしています。ただし台数を売ることは重視しておらず、ジープブランドのアイコンとして、その魅力の普及にも活躍してほしいとのことでした。
ド迫力の大型ボディに加え、クロカン車とトラックを掛け合わせたワイルドなスタイリングのグラディエーターは、日本だと日常ユースに適しているとは言い難いのですが、そのカッコ良さには、誰もが見惚れてしまうことでしょう。
by くるまのニュース
さて、わたしが
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日本ではニッチな存在であるピックアップトラックですが、あえて導入に踏み切ったグラディエーターとは一体どんなクルマなのでしょうか?
グラディエーターは、2021年11月30日に国内導入が発表された「ジープ」ブランドの大型ピックアップトラックです。
その姿は、古代ローマの剣闘士を意味する名前に相応しいワイルドなもの。ひとことで説明するならば、ラングラーのデザインと機能を備えたトラックとなりますが、より巨大となるのも特徴です。
グラディエーターの歴史を少し振り返ると、原点となる初代は、1962年にクロスカントリーワゴン「ワゴニア」とデザインや基本を共有するピックアップトラックとして誕生しました。つまり、SUVとトラックを融合させたクロスオーバーだったのです。
その後は名称を変更したため、長きにわたりグラディエーターの名はお蔵入りとなっていました。
その名の復活が宣言されたのが、2018年11月のロサンゼルスオートショーでのこと。人気のクロカン「ラングラー」のデザインと基本コンポーネントを使い、ワイルドなフルサイズピックアップトラックとして復活を果たしました。
米国では2019年より販売が開始されましたが、FCAジャパンは当初日本導入の予定はなかったと話します。その理由は、あまりにも巨大すぎるボディにあります。
グラディエーターのボディサイズは、全長5600mm×全幅1930mm×全高1850mmとなり、ホイールベースも3490mmもあります。ベースとなる「ラングラーアンリミテッド ルビコン」と比較してみると、全長はプラス730mm、全幅プラス35mm、全高マイナス5mm、ホイールベースはプラス480mmとなり、圧倒的な大きさなのです。
ラングラーですら日本の道路事情では大きいと感じるのに、それよりも大きなボディで、さらにトラック仕様となれば、かなりニッチな存在となることは間違いなく、導入が見送られたことも不思議な話ではありません。
しかし、日本で新型ラングラーの人気が好調なこともあり、顧客や販売店からは導入を望む声も高かったため、今回の導入へと繋がったといいます。
日本仕様の開発自体は、すでにベースを共有する新型ラングラーが日本導入済みであることに加え、同じ右ハンドル車となるオーストラリア仕様のグラディエーターが存在するため、大きな問題はなかったそう。ただし、多くの販売が期待できるモデルでないことも事実なので、グレードは、日本のラングラーのトップグレードと同じ「ルビコン」のみに。ちなみに本国では、ルビコンを含め、9タイプが展開されています。
今後も継続して販売していく予定
グラディエーターのスタイリングは、フロントと4枚ドアのキャビンはラングラーと同様で、ラゲッジスペースを取り払い、荷台に変更したもの。
ラングラーの個性のひとつである3分割の着脱式ルーフも採用され、キャビン上にあるルーフをすべて取り払うことが可能。展示車は、フロントルーフのみを取り外し、キャンバストップが装着されていました。
ジープ「グラディエーター」のインテリア。日本仕様は右ハンドルになる
グラディエーターでは室内収納がないため、後席シート下には収納ボックスが設けられています。そこに非常用品や洗車道具などの常備アイテムを入れておけば、車内が狭くならないというわけです。
装備レベルは、ラングラーアンリミテッドの最上級モデル「ルビコン」と同等の内容を誇るので、豪華そのもの。地デジTV付きのナビゲーションシステム、アルパイン製プレミアムスピーカー、レザーシート、前後のパークアシスト、バックカメラ、アダクティブクルーズコントロール(ACC)、LEDヘッドライトなど充実しており、SUVと変わらない快適性が維持されています。
ルビコングレードは、米国の世界一過酷と呼ばれるオフロード「ルビコントレイル」の名を与えられたモデルだけに、より悪路走破性能が磨かれ、前後のデフロック機構や悪路走行時にサスペンションストロークを増加させる「電子制御式フロント・スウェイバー・ディスコネクトシステム」、極低走行を可能とする「ロックトラックフルタイム4×4システム」、マッド&テレインタイヤなどを標準化しています。
そもそもヘビーデューティーな使いかたもされるトラックだけに、悪路走破性については、ラングラーよりも強化されている部分もあり、車両前方下部の映像を映し出す「オフロードカメラ」やオフロード車向けダンパーの老舗であるFOX社製パフォーマンスショックアブソーバーも標準化しています。
また本国仕様を含め、エンジンは強大なトルクを誇る3.6リッターV型6気筒エンジンのみに限定。これは荷物を積載しながら、同時にトレーラーをけん引するなどの使い方を想定してためと考えられます。
日本での消費税込みの車両価格は770万円で、9色のボディカラーを用意。現時点では、すでに200台のオーダーを受けているそうです。
FCAジャパンに今後の展開を尋ねると、短期間の導入では終わらせず、設定を継続していくことを考えているために、限定車の投入などの話題づくりもおこなっていきたいとしています。ただし台数を売ることは重視しておらず、ジープブランドのアイコンとして、その魅力の普及にも活躍してほしいとのことでした。
ド迫力の大型ボディに加え、クロカン車とトラックを掛け合わせたワイルドなスタイリングのグラディエーターは、日本だと日常ユースに適しているとは言い難いのですが、そのカッコ良さには、誰もが見惚れてしまうことでしょう。
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さて、わたしが
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