2021年07月21日
7月21日のFX自動売買ソフト
400PSの直列5気筒ターボにRSトルクスプリッター搭載。TCRベース車『アウディRS3』が本国発表
TCR規定ツーリングカーの最高峰、WTCR世界ツーリングカー・カップにこの2021年から先行投入され、すでに第2世代へと更新されている『アウディRS3 LMS』のベースモデル『アウディRS3』のセダンとハッチバックが、7月19日に本国ドイツで発表された。
0〜100km/h加速3.8秒、最高速度290km/h、新規軸のRSトルクスプリッターやセミスリックタイヤ、そして専用RSドライブモードなど数多くのハイライトを持つこの新型には、引き続き“名機”の呼び声高い2.5L直列5気筒直噴ターボを搭載。400PSの最高出力に加えて最大トルクも500Nmにまで引き上げられ、さらに鋭いレスポンスを実現したという。
9年連続で『インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー』の部門賞を受賞し、アウディを代表するスポーツユニットの地位を確立する直列5気筒エンジンは、制御系マネジメントの見直しで先代モデルより20Nm増加したトルクを、2250〜5600rpmの幅広い回転域で発生。
最高速度は通常250km/hに制限されているものの、オプションで280km/hに引き上げることも可能で、さらにRSダイナミックパッケージとセラミックブレーキを装着すると290km/hにも達する(本国参考)。
エンジン点火順序は、気筒別に1-2-4-5-3と独自のシークエンスが採用されたことで特徴的なサウンドを発生し、エキゾーストシステムには完全可変タイプのフラップ制御システムが採用され、中間ポジションに設定することも可能としてサウンドの幅をさらに拡げている。
7速のデュアルクラッチトランスミッションによって400PSのパワーを伝達する駆動系には、アウディ初の“RSトルクスプリッター”と専用のRS3モードを搭載。これはリヤアクスルディファレンシャルや従来のリヤアクスル・マルチプレートクラッチパッケージに代わるもので、電子制御式のマルチプレートクラッチが左右のドライブシャフトに駆動力を配分し、左右のリヤアクスルに理想的なトルク配分が可能となった。
この機能により、大きな負荷がかかる外側リヤホイールの駆動トルクを増加させ、アンダーステアの傾向を大幅に軽減し、直進時には左右のホイールに均等にトルクを配分。この新テクノロジーにより、ドリフト専用の『RS Torque Rear(RSトルクリヤ)』と呼ばれるモードも開発され、サーキットでは車両を完全にコントロールした状態でのドリフト走行も可能に。各輪最大1750Nmのトルクを左右いずれかのリヤホイールのみに伝達する。
■『RSパフォーマンスモード』ではダイナミックでスポーティな走りを実現
一方、サーキット専用に設計された『RSパフォーマンスモード』では、こちらも初設定となる工場オプションのセミスリックタイヤに合わせて、エンジンおよびトランスミッションの設定を調整。この場合、トルクスプリッターは、アンダーステアとオーバーステアを可能な限り抑え込み、ダイナミックでスポーティな走りを実現する。
そのダイナミクス性能を支える足元もRS3専用に設定され、標準装備されるRSスポーツサスペンションは、新開発ショックアブソーバーとバルブシステムを装着。さらにフロントで約1°、リヤで0.5°ほどネガティブキャンバーを強め、その対応としてピボットベアリングが変更され、ロワーウィッシュボーンベアリングの剛性も強化されている。
これらの構成が“RSトルクスプリッター”により増加した横方向のフォースを支えるとともに、操舵角に応じてギヤレシオを変化させるRS専用プログレッシブステアリングや、モジュラービークルダイナミクスコントローラー(mVDC)によりさらなる最適化を実現。
この集中制御システムは、横方向のダイナミクスに関連するすべてのコンポーネントからデータを取得し、トルクスプリッター、アダプティブダンパー、ホイールセレクティブトルクコントロールを同期させ、正確なステアリングと取り回しを可能とする。
こうした高次元の走りに対応する新開発の大径6ピストンスチールブレーキや、オプションの380x38mmのフロントセラミックブレーキも用意され、ブレーキの制動力や冷却性能にも余裕が持たされている。この『RS3 Sedan(セダン)』と『RS3 Sportback(スポーツバック)』は2021年8月半ばからヨーロッパでの受注が開始され。日本導入も決定次第、追って詳細が発表される見込みだ。
by AUTOSPORTweb400PSの直列5気筒ターボにRSトルクスプリッター搭載。TCRベース車『アウディRS3』が本国発表
さて、わたしが
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0〜100km/h加速3.8秒、最高速度290km/h、新規軸のRSトルクスプリッターやセミスリックタイヤ、そして専用RSドライブモードなど数多くのハイライトを持つこの新型には、引き続き“名機”の呼び声高い2.5L直列5気筒直噴ターボを搭載。400PSの最高出力に加えて最大トルクも500Nmにまで引き上げられ、さらに鋭いレスポンスを実現したという。
9年連続で『インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー』の部門賞を受賞し、アウディを代表するスポーツユニットの地位を確立する直列5気筒エンジンは、制御系マネジメントの見直しで先代モデルより20Nm増加したトルクを、2250〜5600rpmの幅広い回転域で発生。
最高速度は通常250km/hに制限されているものの、オプションで280km/hに引き上げることも可能で、さらにRSダイナミックパッケージとセラミックブレーキを装着すると290km/hにも達する(本国参考)。
エンジン点火順序は、気筒別に1-2-4-5-3と独自のシークエンスが採用されたことで特徴的なサウンドを発生し、エキゾーストシステムには完全可変タイプのフラップ制御システムが採用され、中間ポジションに設定することも可能としてサウンドの幅をさらに拡げている。
7速のデュアルクラッチトランスミッションによって400PSのパワーを伝達する駆動系には、アウディ初の“RSトルクスプリッター”と専用のRS3モードを搭載。これはリヤアクスルディファレンシャルや従来のリヤアクスル・マルチプレートクラッチパッケージに代わるもので、電子制御式のマルチプレートクラッチが左右のドライブシャフトに駆動力を配分し、左右のリヤアクスルに理想的なトルク配分が可能となった。
この機能により、大きな負荷がかかる外側リヤホイールの駆動トルクを増加させ、アンダーステアの傾向を大幅に軽減し、直進時には左右のホイールに均等にトルクを配分。この新テクノロジーにより、ドリフト専用の『RS Torque Rear(RSトルクリヤ)』と呼ばれるモードも開発され、サーキットでは車両を完全にコントロールした状態でのドリフト走行も可能に。各輪最大1750Nmのトルクを左右いずれかのリヤホイールのみに伝達する。
■『RSパフォーマンスモード』ではダイナミックでスポーティな走りを実現
一方、サーキット専用に設計された『RSパフォーマンスモード』では、こちらも初設定となる工場オプションのセミスリックタイヤに合わせて、エンジンおよびトランスミッションの設定を調整。この場合、トルクスプリッターは、アンダーステアとオーバーステアを可能な限り抑え込み、ダイナミックでスポーティな走りを実現する。
そのダイナミクス性能を支える足元もRS3専用に設定され、標準装備されるRSスポーツサスペンションは、新開発ショックアブソーバーとバルブシステムを装着。さらにフロントで約1°、リヤで0.5°ほどネガティブキャンバーを強め、その対応としてピボットベアリングが変更され、ロワーウィッシュボーンベアリングの剛性も強化されている。
これらの構成が“RSトルクスプリッター”により増加した横方向のフォースを支えるとともに、操舵角に応じてギヤレシオを変化させるRS専用プログレッシブステアリングや、モジュラービークルダイナミクスコントローラー(mVDC)によりさらなる最適化を実現。
この集中制御システムは、横方向のダイナミクスに関連するすべてのコンポーネントからデータを取得し、トルクスプリッター、アダプティブダンパー、ホイールセレクティブトルクコントロールを同期させ、正確なステアリングと取り回しを可能とする。
こうした高次元の走りに対応する新開発の大径6ピストンスチールブレーキや、オプションの380x38mmのフロントセラミックブレーキも用意され、ブレーキの制動力や冷却性能にも余裕が持たされている。この『RS3 Sedan(セダン)』と『RS3 Sportback(スポーツバック)』は2021年8月半ばからヨーロッパでの受注が開始され。日本導入も決定次第、追って詳細が発表される見込みだ。
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さて、わたしが
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