2021年05月17日
5月20日のFX自動売買ソフト M と W
【Eクラスとの良いライバル関係】BMW 5シリーズ・ツーリング 530d
マイルド・ハイブリッドになった530d
text:AUTOCAR
translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)
ドイツ製ステーションワゴンとして、常にライバル関係にあるBMW 5シリーズとメルセデス・ベンツEクラス。ステーションワゴンの荷室容量では、常にEクラスの方が勝っていた。
【画像】BMW 5シリーズ 競合する欧州製ステーションワゴンと比較 全121枚
フェイスリフト後の5シリーズでも同様。メルセデス・ベンツの荷室の方が、シートアレンジで変化するものの、依然として80Lから120Lほど広い。
しかし、荷室容量以外の部分に目を向ければ、BMW 5シリーズの方が優勢な場合も多い。Eクラスとは、お互いに高め合ってきた間柄にある。
今回試乗した5シリーズは、リフレッシュされたツーリングの530d。直列6気筒ディーゼルを搭載し、286psの最高出力と66.1kg-mの最大トルクを獲得している。0-100km/h加速の時間は5.6秒。同等グレードのEクラスより、わずかに速い。
520dに続いて、530dも電圧48Vで可動するスターター・ジェネレーター(ISG)を採用し、マイルド・ハイブリッドになっている。惰性走行時にはエンジンを休止させ、燃費向上も叶えている。さらにISGは、最大で11psのパワーをアシストできる。
モデル中期のフェイスリフトで、5シリーズの見た目は迫力を増した。キドニーグリルは縦横ともに大きくなり、ヘッドライトの眼力も増している。リアのテールライトはデザインが新しくなり、マフラーカッターは台形のものに改められた。
ドライバー重視のドライビング体験
5シリーズのMスポーツには、新デザインのアルミホイールも追加されている。英国でも人気の定番グレードだ。
ちなみに、ボディトリムがブラックで統一されるシャドウラインを選ぶ場合、ボディ色はホワイト以外が良いだろう。黒く塗られた大きいフロントグリルが、不必要に目立ってしまう。
インテリアでわかりやすい変化は、インフォテインメント・システム用のモニターが12.3インチへ大きくなったこと。コネクティビティ機能も強化され、無線通信でOSのアップデートも可能になった。
5シリーズを実際に運転すると、期待通りドライバー重視のドライビング体験であることが見えてくる。Eクラスよりステアリングホイールの操舵感はやや重く、フィーリングも濃い。シャシーの反応もシャープよりだ。
直列6気筒ターボエンジンは充分にエネルギッシュ。ディーゼルらしく、アクセルペダルを踏んだ瞬間から豊かなトルクが湧き出てくる。Eクラスのディーゼルほどノイズは静かではないものの、非常に滑らかに回転する。
一方でドライバー・フォーカスの体験は、快適性を若干犠牲にして成り立っているようでもある。高速道路の速度域では気にならなくなるものの、市街地などの低めの速度域では、車内へ絶え間なく細かな振動が伝わってくる。
評価を下げてしまう乗り心地
試乗車にはアダプティブ・サスペンションが付いていたが、メルセデス・ベンツのシルクのような滑らかさとは異なる。ハンドリング性能では5シリーズの方が有利かもしれない。でも装備内容を問わず、日常的に乗りやすい方はEクラスだと思う。
BMW 5シリーズ・ツーリングは、依然として秀でた能力を備えたステーションワゴンだといえる。フェイスリフトを経てわずかに容姿へ手が入り、コネクティビティなどの機能も充実。エンジンはスイートに回り、ISGの力も借りてパワーに不足はない。
しかし筆者としては、少し落ち着きの足りない乗り心地がBMW 5シリーズの評価を下げてしまう。操縦性で際立つほどではないうえ、日常的な自動車旅行への影響は小さくない。
普段遣いを重視するなら、角の取れた選択肢としてメルセデス・ベンツEクラスの訴求力が少し勝るように感じた。
BMW 530d xドライブ Mスポーツ・ツーリング(英国仕様)のスペック
英国価格:5万6835ポンド(852万円)
全長:4963mm
全幅:1868mm
全高:1498mm
最高速度:249km/h
0-100km/h加速:5.6秒
燃費:15.6-17.0km/L
CO2排出量:165g/km
車両重量:2000kg
パワートレイン:直列6気筒2993ccターボチャージャー+ISG
使用燃料:軽油
最高出力:286ps
最大トルク:66.1kg-m
ギアボックス:8速オートマティック
by AUTOCAR JAPAN
さて、わたしが
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【 Majesty-FX 】
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他の方のブログは下記からどーぞ。
マイルド・ハイブリッドになった530d
text:AUTOCAR
translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)
ドイツ製ステーションワゴンとして、常にライバル関係にあるBMW 5シリーズとメルセデス・ベンツEクラス。ステーションワゴンの荷室容量では、常にEクラスの方が勝っていた。
【画像】BMW 5シリーズ 競合する欧州製ステーションワゴンと比較 全121枚
フェイスリフト後の5シリーズでも同様。メルセデス・ベンツの荷室の方が、シートアレンジで変化するものの、依然として80Lから120Lほど広い。
しかし、荷室容量以外の部分に目を向ければ、BMW 5シリーズの方が優勢な場合も多い。Eクラスとは、お互いに高め合ってきた間柄にある。
今回試乗した5シリーズは、リフレッシュされたツーリングの530d。直列6気筒ディーゼルを搭載し、286psの最高出力と66.1kg-mの最大トルクを獲得している。0-100km/h加速の時間は5.6秒。同等グレードのEクラスより、わずかに速い。
520dに続いて、530dも電圧48Vで可動するスターター・ジェネレーター(ISG)を採用し、マイルド・ハイブリッドになっている。惰性走行時にはエンジンを休止させ、燃費向上も叶えている。さらにISGは、最大で11psのパワーをアシストできる。
モデル中期のフェイスリフトで、5シリーズの見た目は迫力を増した。キドニーグリルは縦横ともに大きくなり、ヘッドライトの眼力も増している。リアのテールライトはデザインが新しくなり、マフラーカッターは台形のものに改められた。
ドライバー重視のドライビング体験
5シリーズのMスポーツには、新デザインのアルミホイールも追加されている。英国でも人気の定番グレードだ。
ちなみに、ボディトリムがブラックで統一されるシャドウラインを選ぶ場合、ボディ色はホワイト以外が良いだろう。黒く塗られた大きいフロントグリルが、不必要に目立ってしまう。
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評価を下げてしまう乗り心地
試乗車にはアダプティブ・サスペンションが付いていたが、メルセデス・ベンツのシルクのような滑らかさとは異なる。ハンドリング性能では5シリーズの方が有利かもしれない。でも装備内容を問わず、日常的に乗りやすい方はEクラスだと思う。
BMW 5シリーズ・ツーリングは、依然として秀でた能力を備えたステーションワゴンだといえる。フェイスリフトを経てわずかに容姿へ手が入り、コネクティビティなどの機能も充実。エンジンはスイートに回り、ISGの力も借りてパワーに不足はない。
しかし筆者としては、少し落ち着きの足りない乗り心地がBMW 5シリーズの評価を下げてしまう。操縦性で際立つほどではないうえ、日常的な自動車旅行への影響は小さくない。
普段遣いを重視するなら、角の取れた選択肢としてメルセデス・ベンツEクラスの訴求力が少し勝るように感じた。
BMW 530d xドライブ Mスポーツ・ツーリング(英国仕様)のスペック
英国価格:5万6835ポンド(852万円)
全長:4963mm
全幅:1868mm
全高:1498mm
最高速度:249km/h
0-100km/h加速:5.6秒
燃費:15.6-17.0km/L
CO2排出量:165g/km
車両重量:2000kg
パワートレイン:直列6気筒2993ccターボチャージャー+ISG
使用燃料:軽油
最高出力:286ps
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