2021年03月30日
3月30日のFX自動売買ソフト M と W
【新型メルセデス・ベンツS 400d試乗】高級セダンの「深化・熟成」
旗艦の威厳そのまま すっきり世代交代
text:Takuo Yoshida(吉田拓生)
photo:Hidenori Hanamura(花村英典)
editor:Taro Ueno(上野太朗)
8年ぶりにフルモデルチェンジを受け、7代目となったメルセデス・ベンツSクラスが日本の路上を走りはじめた。
21世紀になって大きくラインナップを増やし、SUVのリリースにも積極的なメルセデスだが、そのヒエラルキーのトップにSクラスが君臨するピラミッドは変わらない。
Sクラスはフルサイズ・サルーンのベンチマークとして自動車世界全体が注目する1台なのである。
現行メルセデスのデザイン思想であるセンシュアル・ピュリティはさまざまなクラスで採用されている。
新型Sクラスでも張りのある面構成によってすっきりとした高級感が表現されている。
フロントグリルは横方向に若干狭くなっており、中央付近の黒い樹脂パネルが少しチープに見える。だがセンサー類を覆うこのパネルこそ、当代最高の電脳モデルの証なのだからケチは付けられないだろう。
日本に導入されるカタログ・モデルは3L直6ガソリン・ターボのISG(マイルドハイブリッド)を搭載するS 500と、3L直6ディーゼル・ターボのS 400dで、どちらのモデルにもホイールベースが2種類用意されるので合計4モデルで構成される。
すべてのモデルの車名の末尾に「4マティック」が付くことからもわかるとおり、W223という型式を与えられた7代目SクラスはすべてAWDモデルとなっている。
大きく変わった室内 生体認証も
センシュアル・ピュリティがすっかり浸透しているので、スタイリングは想定どおり。
一方室内の意匠は大きく変わっている。とくにインパネ回りは一目で質感アップがわかる。
先代は横長の立ち上がったダッシュパネルになっており、ナビモニターとメーターパネルがやはり横に長い液晶パネルで連続していた。
ところが今回はステアリング越しのメーターパネルと、センターコンソールの幅いっぱいに大型化された有機ELメディアディスプレイが独立しており、ダッシュパネル自体も斜め方向に寝かされ立体的になっている。
操作系をパネル内に取り込むことでスイッチ類も減り「見た目すっきり」というのは外観に呼応しているようにみえる。
エンジンのスタートボタンを押すとエンジンはかかるが、すぐにドライバーの顔や指紋、声によって生体認証を求められる。
自動車のデジタルガシェット化は今に始まったことではないが「ついにここまで」といった感じ。
今回はゲストとして教えられていた4桁のPINコードでSクラスの中枢にアクセスした。生体認証によってさまざまな個人設定が自動的に再現される仕組みになっているのだ。
凡百のクルマであればエンジンを掛けたらすぐに走りはじめるものだが、新型Sクラスに関してはアイパッドのようなモニター相手にいくらでも時間を掛けることができそうだ。
果たしてディーラーのセールスは何時間かけるのだろうか? 大いに興味がある。
真新しいというより「深化・熟成」
新型Sクラスの機構の逐一を書き出したらスクロールする指が腱鞘炎になってしまうこと必至だろう。
走行性能はもちろんだが、ADAS、セーフティ、MBUXに代表されるインターフェイスなど全方位的に理解しなければならないことが多すぎるのだ。
けれどカタログを1通りチェックしてみると、ロングボディのモデルにパッケージオプションとして用意される後席用のエアバッグが「お初」というくらいで、その多くがまったく新しいわけではないということに気づかされる。
例えば後輪操舵は60km/hを境にして小回りと安定性向上の双方に効くもので、制御はかなり細かくなっているようだが、珍しくはないだろう。
モニターとヘッドアップディスプレイでナビの方向指示をアニメーション的に表示するARナビゲーションやメーター表示を立体的に見せる3Dコックピットディスプレイなども新しいシステムだが、既存の技術の延長線上に位置するものといえる。
新型Sクラスはそれぞれのギミックが深化し、さらに連携を強めていると考えていいだろう。エグゼクティブ相手の高価格なモデルなので安全装備は盛り込みやすいが、冒険しにくいということがあるのかもしれない。
こうなると気になるのはドライブフィールまで保守的になっていないか? という点だろう。
万が一の安全性は重要だが、そのドライブフィールにも多くのファンが「究極のメルセデス」を期待しているのだから。
by AUTOCAR JAPAN
さて、わたしが
利用している2つの無料 EAは、作者の違いから無料利用申請するLINE@が違います。
利用申請するときは間違えないようにしてください。
【 Majesty-FX 】
Majestyの無料申請は下記のLINEから。
Majestyのホームページはこちら
Majestyの昨日の結果
ユーロドル
ドル円
【 WILD DANCE 】
wild danceの無料利用申請は下記のLINEからです。
WILD DANCEのホームページはこちらから
WILD DANCEの昨日の結果
他の方のブログは下記からどーぞ。
旗艦の威厳そのまま すっきり世代交代
text:Takuo Yoshida(吉田拓生)
photo:Hidenori Hanamura(花村英典)
editor:Taro Ueno(上野太朗)
8年ぶりにフルモデルチェンジを受け、7代目となったメルセデス・ベンツSクラスが日本の路上を走りはじめた。
21世紀になって大きくラインナップを増やし、SUVのリリースにも積極的なメルセデスだが、そのヒエラルキーのトップにSクラスが君臨するピラミッドは変わらない。
Sクラスはフルサイズ・サルーンのベンチマークとして自動車世界全体が注目する1台なのである。
現行メルセデスのデザイン思想であるセンシュアル・ピュリティはさまざまなクラスで採用されている。
新型Sクラスでも張りのある面構成によってすっきりとした高級感が表現されている。
フロントグリルは横方向に若干狭くなっており、中央付近の黒い樹脂パネルが少しチープに見える。だがセンサー類を覆うこのパネルこそ、当代最高の電脳モデルの証なのだからケチは付けられないだろう。
日本に導入されるカタログ・モデルは3L直6ガソリン・ターボのISG(マイルドハイブリッド)を搭載するS 500と、3L直6ディーゼル・ターボのS 400dで、どちらのモデルにもホイールベースが2種類用意されるので合計4モデルで構成される。
すべてのモデルの車名の末尾に「4マティック」が付くことからもわかるとおり、W223という型式を与えられた7代目SクラスはすべてAWDモデルとなっている。
大きく変わった室内 生体認証も
センシュアル・ピュリティがすっかり浸透しているので、スタイリングは想定どおり。
一方室内の意匠は大きく変わっている。とくにインパネ回りは一目で質感アップがわかる。
先代は横長の立ち上がったダッシュパネルになっており、ナビモニターとメーターパネルがやはり横に長い液晶パネルで連続していた。
ところが今回はステアリング越しのメーターパネルと、センターコンソールの幅いっぱいに大型化された有機ELメディアディスプレイが独立しており、ダッシュパネル自体も斜め方向に寝かされ立体的になっている。
操作系をパネル内に取り込むことでスイッチ類も減り「見た目すっきり」というのは外観に呼応しているようにみえる。
エンジンのスタートボタンを押すとエンジンはかかるが、すぐにドライバーの顔や指紋、声によって生体認証を求められる。
自動車のデジタルガシェット化は今に始まったことではないが「ついにここまで」といった感じ。
今回はゲストとして教えられていた4桁のPINコードでSクラスの中枢にアクセスした。生体認証によってさまざまな個人設定が自動的に再現される仕組みになっているのだ。
凡百のクルマであればエンジンを掛けたらすぐに走りはじめるものだが、新型Sクラスに関してはアイパッドのようなモニター相手にいくらでも時間を掛けることができそうだ。
果たしてディーラーのセールスは何時間かけるのだろうか? 大いに興味がある。
真新しいというより「深化・熟成」
新型Sクラスの機構の逐一を書き出したらスクロールする指が腱鞘炎になってしまうこと必至だろう。
走行性能はもちろんだが、ADAS、セーフティ、MBUXに代表されるインターフェイスなど全方位的に理解しなければならないことが多すぎるのだ。
けれどカタログを1通りチェックしてみると、ロングボディのモデルにパッケージオプションとして用意される後席用のエアバッグが「お初」というくらいで、その多くがまったく新しいわけではないということに気づかされる。
例えば後輪操舵は60km/hを境にして小回りと安定性向上の双方に効くもので、制御はかなり細かくなっているようだが、珍しくはないだろう。
モニターとヘッドアップディスプレイでナビの方向指示をアニメーション的に表示するARナビゲーションやメーター表示を立体的に見せる3Dコックピットディスプレイなども新しいシステムだが、既存の技術の延長線上に位置するものといえる。
新型Sクラスはそれぞれのギミックが深化し、さらに連携を強めていると考えていいだろう。エグゼクティブ相手の高価格なモデルなので安全装備は盛り込みやすいが、冒険しにくいということがあるのかもしれない。
こうなると気になるのはドライブフィールまで保守的になっていないか? という点だろう。
万が一の安全性は重要だが、そのドライブフィールにも多くのファンが「究極のメルセデス」を期待しているのだから。
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さて、わたしが
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