2021年03月25日
3月26日のFX自動売買ソフト M と W
新型アルピナB8グランクーペ発表 2021年秋導入予定 最大トルク800Nm
冷却システムを50%大型化
text:Takuya Hayashi(林 汰久也)
ドイツのチューニングメーカーであるアルピナは25日、B12クーペやB6グランクーペの精神的後継モデルとして、新型B8グランクーペを発表した。BMW 8シリーズをベースに、高いパフォーマンスと快適性を調和させている。
【画像】新型アルピナB8グランクーペ【8シリーズやM8と写真で比較】 全128枚
4.4L V8ビターボエンジンを搭載し、最高出力621ps/5500-6500rpm、最大トルク800Nm/2000-5000rpmを発揮。0-100km/h加速3.4秒、最高速度は324km/hに達する。WLTPサイクルの燃費は8.4km/l 、CO2排出量は270g/km。
ボディサイズは全長5092mm、全幅1932mm、全高1428mm、ホイールベース3023mm。車重は2175kgで、440Lのトランク容量を備える。
アルピナはターボチャージャーと冷却システムを最適化することで、V8エンジンの出力特性とスロットル・レスポンスを向上させている。特に冷却システムは、3基のサブ・ウォータークーラー、大型のトランスミッション・オイルクーラー、独自のインタークーラーを採用し、BMWのベースモデルと比較して50%大型化している。
長距離走行における快適性と直進安定性を確保する一方で、シャシー改良によって俊敏性も追求。アイバッハ社製スプリングの採用や、フロントのサスペンション・ストラットに用いるベアリングの剛性を高めることにより、乗り心地と安定性を向上させた。
また、後輪操舵システムを採用し、後輪を最大2.3度操舵できる。低速域では取り回しを改善し、高速域では直進安定性を高めるという。さらに、リアにリミテッド・スリップ・ディファレンシャル(LSD)を搭載するとともに、BMWのxドライブをベースとした4WDシステムによりコーナリングでのトラクションを確保している。
搭載されるトランスミッションは8速AT。621psのエンジン出力に対応するため、ロックアップ機構付きのトルクコンバーターや強化されたプラネタリーギアなど、アルピナ独自の設計となっている。また、ダンパーを改良してエンジン振動を低減しているという。
アルピナ流のラグジュアリークーペ
エクステリアとしては、8シリーズ・グランクーペをベースにエアロパーツを追加するなど、空力性能の最適化を図っている。21インチホイールには、トレードマークの20本スポークのデザインを採用(20インチ鍛造も選択可能)。フロント245/35 ZR21、リア285/30 ZR21のピレリ製タイヤを装着する。フロントタイヤにはピレリのノイズ・キャンセリング・システムが備わっている。
ホイールの背後には、アルピナ・ブルーに塗装されたブレーキキャリパーが装備され、ホワイトで「ALPINA」のロゴが入っている。フロントには4ピストンのブレンボ製キャリパーを採用。オプションとして、耐熱性能に優れているという軽量ドリルドローターも選ぶことができる。
アルピナによると、ステンレス製ツインテールパイプを備えるエグゾーストシステムは、「洗練された控えめな」サウンドから「エモーショナルなスポーツサウンド」まで、幅広いV8サウンドを実現しているという。
インテリアでは、レーザー刻印でアルピナのエンブレムをあしらったクリスタル仕様のiDriveコントローラー、イルミネーション付きドアシルプレート、ウォールナットのトリムなどを採用。ラヴァナレザーを使用したステアリングホイールや、固有の製造番号を刻印したプレートなども装着される。
新型B8グランクーペの日本導入は2021年秋を予定しており、現在予約注文の受付が始まっている。希望小売価格は左ハンドル仕様が2530万円(税込み)から、右ハンドル仕様が2575万円(税込み)からとなっている。
by AUTOCAR JAPAN
さて、わたしが
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冷却システムを50%大型化
text:Takuya Hayashi(林 汰久也)
ドイツのチューニングメーカーであるアルピナは25日、B12クーペやB6グランクーペの精神的後継モデルとして、新型B8グランクーペを発表した。BMW 8シリーズをベースに、高いパフォーマンスと快適性を調和させている。
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4.4L V8ビターボエンジンを搭載し、最高出力621ps/5500-6500rpm、最大トルク800Nm/2000-5000rpmを発揮。0-100km/h加速3.4秒、最高速度は324km/hに達する。WLTPサイクルの燃費は8.4km/l 、CO2排出量は270g/km。
ボディサイズは全長5092mm、全幅1932mm、全高1428mm、ホイールベース3023mm。車重は2175kgで、440Lのトランク容量を備える。
アルピナはターボチャージャーと冷却システムを最適化することで、V8エンジンの出力特性とスロットル・レスポンスを向上させている。特に冷却システムは、3基のサブ・ウォータークーラー、大型のトランスミッション・オイルクーラー、独自のインタークーラーを採用し、BMWのベースモデルと比較して50%大型化している。
長距離走行における快適性と直進安定性を確保する一方で、シャシー改良によって俊敏性も追求。アイバッハ社製スプリングの採用や、フロントのサスペンション・ストラットに用いるベアリングの剛性を高めることにより、乗り心地と安定性を向上させた。
また、後輪操舵システムを採用し、後輪を最大2.3度操舵できる。低速域では取り回しを改善し、高速域では直進安定性を高めるという。さらに、リアにリミテッド・スリップ・ディファレンシャル(LSD)を搭載するとともに、BMWのxドライブをベースとした4WDシステムによりコーナリングでのトラクションを確保している。
搭載されるトランスミッションは8速AT。621psのエンジン出力に対応するため、ロックアップ機構付きのトルクコンバーターや強化されたプラネタリーギアなど、アルピナ独自の設計となっている。また、ダンパーを改良してエンジン振動を低減しているという。
アルピナ流のラグジュアリークーペ
エクステリアとしては、8シリーズ・グランクーペをベースにエアロパーツを追加するなど、空力性能の最適化を図っている。21インチホイールには、トレードマークの20本スポークのデザインを採用(20インチ鍛造も選択可能)。フロント245/35 ZR21、リア285/30 ZR21のピレリ製タイヤを装着する。フロントタイヤにはピレリのノイズ・キャンセリング・システムが備わっている。
ホイールの背後には、アルピナ・ブルーに塗装されたブレーキキャリパーが装備され、ホワイトで「ALPINA」のロゴが入っている。フロントには4ピストンのブレンボ製キャリパーを採用。オプションとして、耐熱性能に優れているという軽量ドリルドローターも選ぶことができる。
アルピナによると、ステンレス製ツインテールパイプを備えるエグゾーストシステムは、「洗練された控えめな」サウンドから「エモーショナルなスポーツサウンド」まで、幅広いV8サウンドを実現しているという。
インテリアでは、レーザー刻印でアルピナのエンブレムをあしらったクリスタル仕様のiDriveコントローラー、イルミネーション付きドアシルプレート、ウォールナットのトリムなどを採用。ラヴァナレザーを使用したステアリングホイールや、固有の製造番号を刻印したプレートなども装着される。
新型B8グランクーペの日本導入は2021年秋を予定しており、現在予約注文の受付が始まっている。希望小売価格は左ハンドル仕様が2530万円(税込み)から、右ハンドル仕様が2575万円(税込み)からとなっている。
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