2020年11月12日
11月11日のFX自動売買ソフト M と W
アウディ『RS e-tron GT』、高性能「RS」初のEV
◆RSのラインナップ拡大の本格化を象徴
アウディRS e-tron GTは、スポーティ車を担当する「アウディスポーツ」が手がける高性能モデルシリーズ、アウディ「RS」初のEVだ。アウディRSは現在、12車種を欧州でラインナップしている。『RS3スポーツバック』、『RS3セダン』、『RS4アバント』、『RS5クーペ』、『RS5スポーツバック』、『RS6アバント』、『RS7スポーツバック』、『TT RSクーペ』、『TT RSロードスター』、『RS Q3』、『RS Q3スポーツバック』、『RS Q8』が用意されている。
小型ハッチバックとセダン、ワゴン、クーペ、オープンカー、SUVと顧客のニーズに合わせた幅広いモデルがそろう。しかし、アウディは「RSイニシアチブ」をさらに進行させ、RSのモデル攻勢を本格化する。アウディスポーツはすでに、近い将来に向けてさらに多くのアイデアを提案している。そのひとつが、アウディRS初のEV、RS e-tron GTだ。
◆4ドアのEVスポーツカー「e-tron GT」がベース
アウディRS e-tron GTは、『e-tron GTコンセプト』の市販モデルとして、2020年末からドイツ・ネッカーズルムのベーリンガーホフ工場で生産を開始するe-tron GTがベースだ。アウディは2018年9月、ブランド初の市販EVとして、アウディ『e-tron』を発表した。e-tron GTコンセプトは、アウディe-tronに続くEVを提案したコンセプトカーで、4ドアのEVスポーツカーとなる。
e-tron GTコンセプトのEVパワートレインでは、前後に搭載したモーターが、最大出力590hpを引き出し、トルクベクタリング付き電気4WDの「クワトロ」によって4輪を駆動する。電子制御の4WDシステムは、路面の状態や走行状況に応じて、左右の車輪間だけでなく、前後アクスル間の駆動トルクを調整する。動力性能は0〜100km/h加速がおよそ3.5秒で、12秒間で200km/hに到達する。最高速度は240km/h(リミッター作動)だ。
e-tron GTコンセプトでは、連続してフル加速が行えるよう、冷却システムがモーターやバッテリーを最適に冷却する。1回の充電での航続は、新燃費基準のWLTPモードで最大400kmだ。リチウムイオンバッテリーは蓄電容量が90kWh以上で、フラットなデザインとして、フロア下に搭載される。アウディによると、車両の重心はスポーツカーのアウディ『R8』並みに低いという。
e-tron GTコンセプトには、800Vシステムが装備されており、従来のシステムと比較して充電時間が大幅に短縮される。バッテリー容量の80%を充電するのに必要な時間はおよそ20分で、320km以上の航続を可能にした。
◆RSらしい専用デザイン
アウディは今回、RS e-tron GTは量産プロトタイプの写真を公開した。バンパーやサイドスカート、アルミホイール、エアロダイナミクス性能などの面で、RSらしい専用デザインが採用される。
この新たなRSは、ベースモデルのデビュー後の早い段階で追加され、ラインナップを強化する。RSの特性は、開発の初期から確定され、標準モデルとほぼ同時進行で開発が進められている。開発作業では、デザインだけでなく、パワートレインやサスペンションも重要な開発テーマに掲げられている。最終的には、すべてのアウディ製品が備えるスポーティなDNAを最大限に引き出すことが、開発の最大のテーマになるという。
アウディのRSモデルは、アウディモデルラインナップのダイナミズムを象徴する存在だ。エクステリアデザインにも、そのコンセプトが現れている。RSのデザインは、モータースポーツをインスピレーションとして、クールで控えめな表現とダイナミックなディテールを巧みに組み合わせている。モータースポーツで最高のパフォーマンスを発揮するには、部品の設計においても極限を追求することが求められる。モータースポーツからフィードバックされたハイパフォーマンステクノロジーは、RS専用のデザインに現れているという。
アウディRS e-tron GTの量産プロトタイプのサスペンションは、専用制御のダンピングシステム、エアサスペンション、全輪ステアリングを組み合わせたものだ。大容量ブレーキは強力な減速を可能にする。また、4つのヒーター&クーラーシステムが、高電圧コンポーネントの温度を最適化する。その結果、急速充電による高出力と高性能が実現する、としている。
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◆RSのラインナップ拡大の本格化を象徴
アウディRS e-tron GTは、スポーティ車を担当する「アウディスポーツ」が手がける高性能モデルシリーズ、アウディ「RS」初のEVだ。アウディRSは現在、12車種を欧州でラインナップしている。『RS3スポーツバック』、『RS3セダン』、『RS4アバント』、『RS5クーペ』、『RS5スポーツバック』、『RS6アバント』、『RS7スポーツバック』、『TT RSクーペ』、『TT RSロードスター』、『RS Q3』、『RS Q3スポーツバック』、『RS Q8』が用意されている。
小型ハッチバックとセダン、ワゴン、クーペ、オープンカー、SUVと顧客のニーズに合わせた幅広いモデルがそろう。しかし、アウディは「RSイニシアチブ」をさらに進行させ、RSのモデル攻勢を本格化する。アウディスポーツはすでに、近い将来に向けてさらに多くのアイデアを提案している。そのひとつが、アウディRS初のEV、RS e-tron GTだ。
◆4ドアのEVスポーツカー「e-tron GT」がベース
アウディRS e-tron GTは、『e-tron GTコンセプト』の市販モデルとして、2020年末からドイツ・ネッカーズルムのベーリンガーホフ工場で生産を開始するe-tron GTがベースだ。アウディは2018年9月、ブランド初の市販EVとして、アウディ『e-tron』を発表した。e-tron GTコンセプトは、アウディe-tronに続くEVを提案したコンセプトカーで、4ドアのEVスポーツカーとなる。
e-tron GTコンセプトのEVパワートレインでは、前後に搭載したモーターが、最大出力590hpを引き出し、トルクベクタリング付き電気4WDの「クワトロ」によって4輪を駆動する。電子制御の4WDシステムは、路面の状態や走行状況に応じて、左右の車輪間だけでなく、前後アクスル間の駆動トルクを調整する。動力性能は0〜100km/h加速がおよそ3.5秒で、12秒間で200km/hに到達する。最高速度は240km/h(リミッター作動)だ。
e-tron GTコンセプトでは、連続してフル加速が行えるよう、冷却システムがモーターやバッテリーを最適に冷却する。1回の充電での航続は、新燃費基準のWLTPモードで最大400kmだ。リチウムイオンバッテリーは蓄電容量が90kWh以上で、フラットなデザインとして、フロア下に搭載される。アウディによると、車両の重心はスポーツカーのアウディ『R8』並みに低いという。
e-tron GTコンセプトには、800Vシステムが装備されており、従来のシステムと比較して充電時間が大幅に短縮される。バッテリー容量の80%を充電するのに必要な時間はおよそ20分で、320km以上の航続を可能にした。
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アウディRS e-tron GTの量産プロトタイプのサスペンションは、専用制御のダンピングシステム、エアサスペンション、全輪ステアリングを組み合わせたものだ。大容量ブレーキは強力な減速を可能にする。また、4つのヒーター&クーラーシステムが、高電圧コンポーネントの温度を最適化する。その結果、急速充電による高出力と高性能が実現する、としている。
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