2020年09月27日
9月28日のFX自動売買ソフト M と W
プレミア化必至、アバルト124スパイダー「今買わないと損をする」
マツダ ロードスターをOEM供給する形で生産・販売されたアバルト124スパイダーの生産が8月末をもって終了しました。単なるOEM車とは大きく異なる独自の性能や世界観を持つこのクルマ。新車は在庫限り、中古車も非常に物件数が少ない中、希少価値がますます高まることは間違いないはずです。
マツダとフィアットのコラボレーション
アバルト124スパイダーは2013年1月にマツダとフィアットが提携したビジネスの中から発生、世界に誇るオープン2シーターであるロードスターをベースに広島にあるマツダの宇品工場で生産されました。
OEM(オリジナル・エクイップメント・マニュファクチャリング)生産となる124スパイダーですが、これまで日本のメーカーが行ってきたOEMとはレベルが違います。近い部分で言えば、トヨタ86とSUBARU BRZの関係に似ていますが、ロードスターと124スパイダーはそれ以上の差別化を行っているのです。
そもそもエンジンからして違う
124スパイダーは前述したように現行型(ND型と呼ばれています)のロードスターをベースに開発されています。
しかしロードスターが1.5Lの直列4気筒エンジンを搭載するのに対し、124スパイダーは1.4L直4エンジンです。これだけ見ると「パワー不足?」と思われるかもしれませんが実は124スパイダーにはターボが装着されています。スペック云々の話でもないのですが、ロードスターが131馬力なのに対し、124スパイダーは170馬力、さらに最大トルクに関してはロードスターの15.3kg-mに対し、124スパイダーは25.5kg-mと約1.6倍の数値を誇ります。
最大の違いであるエンジンは1.4Lターボで実用域での使いやすさにも定評があります
ただロードスターを擁護するわけではありませんが、この2種類のエンジンは全くといってよいほど特性が違います。
ロードスターエンジンは高回転まで切れ目無く伸びていくフィーリングは精密なハンドリングと相まってスポーツドライビングの楽しさを教えてくれます。
一方124スパイダーは中低速から十分なトルクを発生させることで街乗りなどでも非常にスムーズです。さらに両車とも6速ATが設定されていますが、相性自体は124スパイダーの方が好ましいと思います。
エクステリア&足回りも違う
ひと目見ただけで両車の違いは歴然ですが、124スパイダーは全長が45mm長くなります。ホイールベースは共通なので、前後のオーバーハング(タイヤの中心から外側にはみ出した部分)が長くなっています。これによりロードスターとは異なるデザインに仕上げることができ、差別化も図れます。
デザイン自体は1966年にイタリアのピニンファリーナがデザインした124スパイダーのオマージュともいえるもので、クルマ好きならば思わずニヤッとしてしまいます。
ボディカラーは4色設定、写真の「ROSSO COSTA BRAVA 1972レッド」も人気です
また前述したオーバーハングの延長やトランクリッドの造形などによりロードスターに比べトランク容量が8.5L増えている点も思わぬ副産物と言えます。
足回りに関しては形式こそ一緒ですが、ビルシュタイン製ショックアブソーバーやブレンボ製ブレーキパッドの追加、タイヤ自体もブランドが異なります。全体的に硬めのセッティングですが、ロードスターとはこれほど違うのか、と驚くくらい、コーナリング時のフィーリングも異なります。
つまり生まれは同じでも前述したエンジンも含め、この2台がしっかりとしたコンセプトにより作り分けられている点が大きな魅力と言えるのです。
細かな部分ですが全幅もロードスターの方が5mm少ない1735mmとなります
新車ではもう買えない?
生産自体は終了した124スパイダーですが、この原稿を書いている段階ではまだ販売されています。車両本体価格は6速マニュアル車が406万円、6速オートマチック車が416万9,000円となります。
ベースとなったロードスターの最上級グレードである“RS”にはレカロシートのほか、124スパイダー同様にビルシュタイン製ダンパーを装着していますが、こちらの車両価格は333万4,100円なので数字だけ比較すると124スパイダーの価格は高く感じるかもしれません。
ただロードスターの場合はメーカーオプションで設定される「Brembo社製ブレーキ専用サイズのRAYS社製アルミホイール(ダークガンメタリック塗装)等」を装着すると33万円のプラスとなり、その差も縮まります。ただどちらがお得なのか、という視点では無く、それぞれの個性で勝負できるクルマと言えます。
インテリアの基本造形はロードスターを踏襲しますが、上質素材などをプラスします
今回とある販売店に電話をしてみましたが、色の違いやオプションで対応できない可能性はあるけど、購入はできる、とのことでした。ただ元々生産台数が少ないモデルだけに時間との勝負と言えます。
ならば中古車ではどうか、という考えが浮かびます。
生産台数の少ない124スパイダーですから当然中古車の流通台数も少ないことは容易に想像できますが、現在国内には30台前後しか流通していません。
またここ数ヶ月、コロナ禍の影響はあったとはいえ、中古車の相場自体は数ヶ月前から上昇志向にあり、筆者が調べたところ一度底値になった後、約70万円以上上がっており、中古車の平均価格は390万円とかなり高めに推移しています。
生産が終了したことも受け、先に価格が反発した印象も受けますが、前述したようにとにかく流通台数が少ない以上、新車以上に購入するならば早めのアクションをオススメします。
別に売買して利益を得ようということではなく、運転の楽しさや所有欲を満たしつつ、将来のリセールバリューも期待できるのがこの124スパイダーと言えるのではないでしょうか。
by MONEY PLUS (高山正寛)
さて、わたしが
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他の方のブログは下記からどーぞ。
マツダ ロードスターをOEM供給する形で生産・販売されたアバルト124スパイダーの生産が8月末をもって終了しました。単なるOEM車とは大きく異なる独自の性能や世界観を持つこのクルマ。新車は在庫限り、中古車も非常に物件数が少ない中、希少価値がますます高まることは間違いないはずです。
マツダとフィアットのコラボレーション
アバルト124スパイダーは2013年1月にマツダとフィアットが提携したビジネスの中から発生、世界に誇るオープン2シーターであるロードスターをベースに広島にあるマツダの宇品工場で生産されました。
OEM(オリジナル・エクイップメント・マニュファクチャリング)生産となる124スパイダーですが、これまで日本のメーカーが行ってきたOEMとはレベルが違います。近い部分で言えば、トヨタ86とSUBARU BRZの関係に似ていますが、ロードスターと124スパイダーはそれ以上の差別化を行っているのです。
そもそもエンジンからして違う
124スパイダーは前述したように現行型(ND型と呼ばれています)のロードスターをベースに開発されています。
しかしロードスターが1.5Lの直列4気筒エンジンを搭載するのに対し、124スパイダーは1.4L直4エンジンです。これだけ見ると「パワー不足?」と思われるかもしれませんが実は124スパイダーにはターボが装着されています。スペック云々の話でもないのですが、ロードスターが131馬力なのに対し、124スパイダーは170馬力、さらに最大トルクに関してはロードスターの15.3kg-mに対し、124スパイダーは25.5kg-mと約1.6倍の数値を誇ります。
最大の違いであるエンジンは1.4Lターボで実用域での使いやすさにも定評があります
ただロードスターを擁護するわけではありませんが、この2種類のエンジンは全くといってよいほど特性が違います。
ロードスターエンジンは高回転まで切れ目無く伸びていくフィーリングは精密なハンドリングと相まってスポーツドライビングの楽しさを教えてくれます。
一方124スパイダーは中低速から十分なトルクを発生させることで街乗りなどでも非常にスムーズです。さらに両車とも6速ATが設定されていますが、相性自体は124スパイダーの方が好ましいと思います。
エクステリア&足回りも違う
ひと目見ただけで両車の違いは歴然ですが、124スパイダーは全長が45mm長くなります。ホイールベースは共通なので、前後のオーバーハング(タイヤの中心から外側にはみ出した部分)が長くなっています。これによりロードスターとは異なるデザインに仕上げることができ、差別化も図れます。
デザイン自体は1966年にイタリアのピニンファリーナがデザインした124スパイダーのオマージュともいえるもので、クルマ好きならば思わずニヤッとしてしまいます。
ボディカラーは4色設定、写真の「ROSSO COSTA BRAVA 1972レッド」も人気です
また前述したオーバーハングの延長やトランクリッドの造形などによりロードスターに比べトランク容量が8.5L増えている点も思わぬ副産物と言えます。
足回りに関しては形式こそ一緒ですが、ビルシュタイン製ショックアブソーバーやブレンボ製ブレーキパッドの追加、タイヤ自体もブランドが異なります。全体的に硬めのセッティングですが、ロードスターとはこれほど違うのか、と驚くくらい、コーナリング時のフィーリングも異なります。
つまり生まれは同じでも前述したエンジンも含め、この2台がしっかりとしたコンセプトにより作り分けられている点が大きな魅力と言えるのです。
細かな部分ですが全幅もロードスターの方が5mm少ない1735mmとなります
新車ではもう買えない?
生産自体は終了した124スパイダーですが、この原稿を書いている段階ではまだ販売されています。車両本体価格は6速マニュアル車が406万円、6速オートマチック車が416万9,000円となります。
ベースとなったロードスターの最上級グレードである“RS”にはレカロシートのほか、124スパイダー同様にビルシュタイン製ダンパーを装着していますが、こちらの車両価格は333万4,100円なので数字だけ比較すると124スパイダーの価格は高く感じるかもしれません。
ただロードスターの場合はメーカーオプションで設定される「Brembo社製ブレーキ専用サイズのRAYS社製アルミホイール(ダークガンメタリック塗装)等」を装着すると33万円のプラスとなり、その差も縮まります。ただどちらがお得なのか、という視点では無く、それぞれの個性で勝負できるクルマと言えます。
インテリアの基本造形はロードスターを踏襲しますが、上質素材などをプラスします
今回とある販売店に電話をしてみましたが、色の違いやオプションで対応できない可能性はあるけど、購入はできる、とのことでした。ただ元々生産台数が少ないモデルだけに時間との勝負と言えます。
ならば中古車ではどうか、という考えが浮かびます。
生産台数の少ない124スパイダーですから当然中古車の流通台数も少ないことは容易に想像できますが、現在国内には30台前後しか流通していません。
またここ数ヶ月、コロナ禍の影響はあったとはいえ、中古車の相場自体は数ヶ月前から上昇志向にあり、筆者が調べたところ一度底値になった後、約70万円以上上がっており、中古車の平均価格は390万円とかなり高めに推移しています。
生産が終了したことも受け、先に価格が反発した印象も受けますが、前述したようにとにかく流通台数が少ない以上、新車以上に購入するならば早めのアクションをオススメします。
別に売買して利益を得ようということではなく、運転の楽しさや所有欲を満たしつつ、将来のリセールバリューも期待できるのがこの124スパイダーと言えるのではないでしょうか。
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さて、わたしが
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