2020年06月09日
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メルセデスベンツ Eクラスステーションワゴン 改良新型に「AMG 53」
メルセデスベンツは、改良新型メルセデスAMG『E53 4MATIC+ ステーションワゴン』(Mercedes-AMG E 53 4MATIC+ Stationwagon)の受注を欧州で開始した。ドイツ本国でのベース価格は、8万5531ユーロ(約1058万円)と発表されている。
改良新型メルセデスAMG E53 4MATIC+ステーションワゴンは、改良新型『Eクラス ステーションワゴン』がベースだ。メルセデスAMGが新たに展開している「AMG53」シリーズ車となる。
◆3.0リットル直6ターボ+48Vマイルドハイブリッド
パワートレインは、高性能な48Vのマイルドハイブリッドとなるのが特長だ。3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジン、「ISG」(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)、48V電気システム、電動スーパーチャージャーを組み合わせる。
加速時には、モーターによる駆動アシストや電動スーパーチャージャーによる過給を行い、変速を素早く行うためにモーターを制御するなど、電気システムをハイパフォーマンスモデルのさらなるパフォーマンスの向上に積極的に利用する。直列6気筒エンジンとこれらの新システムの組み合わせにより、大排気量の自然吸気エンジンのようなスムーズでリニアな加速感や、高回転域までの伸びやかな回転フィールを楽しむことができるという。
ISGは、エンジンと9速ATの「AMGスピードシフトTCT 9G」の間に配置された電気モーターで、オルタネーターとスターターの機能も兼ねている。このモーターと48V電気システムにより、従来のハイブリッド車のような回生ブレーキによる発電を行い、蓄電容量およそ1kWhの容量のリチウムイオンバッテリーに畜電する。エンジンが低回転時には、その電力を利用して動力補助を行うことで、高い効率性と力強い加速を実現した。48Vまで高められた電気システムにより、動力補助に充分な出力を得ることができる一方、60Vを下回る電圧としたことで、専用の乗員保護機構は不要となる。
また、スターターを従来よりも高出力な電気モーターとすることで、エンジン始動時の振動を抑え、エンジン始動やアイドリングストップの際の再スタートの快適性を向上させた。アイドリング時には、電気モーターの充電電流を調整することで、エンジン回転数を低回転で安定的に保つことを可能にし、効率性、快適性および静粛性に貢献する。
さらに、このモーターはシフトチェンジ時にも使用され、エンジンが理想的回転数に達するまでの時間を最小限に抑えるためのアシストも行う。これにより、シフトチェンジに必要な時間が短縮され、スムーズでタイムラグの少ないシフトチェンジを可能にしているという。
◆0〜100km/h加速4.6秒
3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジンのスペックは、最大出力が435hp/5500〜6100rpm、最大トルクが53kgm/1800〜5800rpm。ブースト時には、モーターが最大で22hpのパワーと25.5kgmのトルクを瞬時に引き出し、加速時などにエンジンをアシストする。可変トルク配分を行うパフォーマンス志向の4輪駆動システム、「AMG パフォーマンス4MATIC+」を採用した。動力性能は、0〜100km/h加速が4.6秒、最高速が250km/h(リミッター作動)だ。「AMGドライバーズパッケージ」では、最高速が270km/hに引き上げられる。
なお、NEDC(新欧州サイクル)計測による欧州複合モード燃費が11.5km/リットル、CO2排出量が200g/kmと公表されている
◆内外装はAMGらしくスポーティ
外観はフロントに、新デザインの「AMGパナメリカーナグリル」を装着する。AMGパナメリカーナグリルは、1952年に行われた伝説的レース、「カレラ・パナメリカーナ・メヒコ」において、優勝を果たした『300SL』のレーシングカーに由来するもの。縦基調のグリルデザインが特長になる。
また、パワードーム付きのボンネット、2つのクロスルーバー付きの大型エアダム、シルバークローム仕上げのフロントリップスポイラーが装備される。ハイグロスブラック仕上げのフリックは、エアロダイナミクス性能を引き上げる新アイテムだ。ツインテールパイプは、ハイグロスクローム仕上げとした。
アルミホイールは、5ツインスポークデザインの19インチが標準だ。オプションで、5ツインスポークの20インチが選択できる。
インテリアは、AMGバッジ付きのブラックの人工皮革「ARTICO」+マイクロファイバー「DINAMICA」のスポーツシート、赤のコントラストステッチなどにより、スポーティに仕立てられた。新デザインのAMGパフォーマンスステアリングホイールや、最新の「MBUX」(メルセデスベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)インフォテインメントシステムも装備される。
◆サーキット向けの「AMGトラックペース」
インストルメントクラスターとマルチメディアディスプレイの2つのディスプレイを、1枚のガラスカバーで融合したワイドなデジタルコックピットを採用する。3種類のAMG表示スタイルとして、「モダンクラシック」、「スポーツ」、「スーパースポーツ」が選択できる。スーパースポーツモードでは、中央に丸いタコメーターをレイアウトした。AMGメニューから、ドライバーはエンジンデータ、ギアスピードインジケーター、ウォームアップ、セットアップ、Gメーター、レースタイマーなど、さまざまな表示を呼び出すことができる。
「AMGトラックペース」をオプションで用意した。サーキットを走行する際、速度や加速など80を超える車両データを継続的に監視する。さらに、ラップタイムや基準タイムとの差が表示される。MBUXの拡張現実機能により、保存されたサーキットの理想的なラインを、マルチメディアディスプレイやオプションのヘッドアップディスプレイに表示できる。ドライバーは仮想インストラクターに同乗してもらい、ラップタイムを短縮できる、としている。
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メルセデスベンツは、改良新型メルセデスAMG『E53 4MATIC+ ステーションワゴン』(Mercedes-AMG E 53 4MATIC+ Stationwagon)の受注を欧州で開始した。ドイツ本国でのベース価格は、8万5531ユーロ(約1058万円)と発表されている。
改良新型メルセデスAMG E53 4MATIC+ステーションワゴンは、改良新型『Eクラス ステーションワゴン』がベースだ。メルセデスAMGが新たに展開している「AMG53」シリーズ車となる。
◆3.0リットル直6ターボ+48Vマイルドハイブリッド
パワートレインは、高性能な48Vのマイルドハイブリッドとなるのが特長だ。3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジン、「ISG」(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)、48V電気システム、電動スーパーチャージャーを組み合わせる。
加速時には、モーターによる駆動アシストや電動スーパーチャージャーによる過給を行い、変速を素早く行うためにモーターを制御するなど、電気システムをハイパフォーマンスモデルのさらなるパフォーマンスの向上に積極的に利用する。直列6気筒エンジンとこれらの新システムの組み合わせにより、大排気量の自然吸気エンジンのようなスムーズでリニアな加速感や、高回転域までの伸びやかな回転フィールを楽しむことができるという。
ISGは、エンジンと9速ATの「AMGスピードシフトTCT 9G」の間に配置された電気モーターで、オルタネーターとスターターの機能も兼ねている。このモーターと48V電気システムにより、従来のハイブリッド車のような回生ブレーキによる発電を行い、蓄電容量およそ1kWhの容量のリチウムイオンバッテリーに畜電する。エンジンが低回転時には、その電力を利用して動力補助を行うことで、高い効率性と力強い加速を実現した。48Vまで高められた電気システムにより、動力補助に充分な出力を得ることができる一方、60Vを下回る電圧としたことで、専用の乗員保護機構は不要となる。
また、スターターを従来よりも高出力な電気モーターとすることで、エンジン始動時の振動を抑え、エンジン始動やアイドリングストップの際の再スタートの快適性を向上させた。アイドリング時には、電気モーターの充電電流を調整することで、エンジン回転数を低回転で安定的に保つことを可能にし、効率性、快適性および静粛性に貢献する。
さらに、このモーターはシフトチェンジ時にも使用され、エンジンが理想的回転数に達するまでの時間を最小限に抑えるためのアシストも行う。これにより、シフトチェンジに必要な時間が短縮され、スムーズでタイムラグの少ないシフトチェンジを可能にしているという。
◆0〜100km/h加速4.6秒
3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジンのスペックは、最大出力が435hp/5500〜6100rpm、最大トルクが53kgm/1800〜5800rpm。ブースト時には、モーターが最大で22hpのパワーと25.5kgmのトルクを瞬時に引き出し、加速時などにエンジンをアシストする。可変トルク配分を行うパフォーマンス志向の4輪駆動システム、「AMG パフォーマンス4MATIC+」を採用した。動力性能は、0〜100km/h加速が4.6秒、最高速が250km/h(リミッター作動)だ。「AMGドライバーズパッケージ」では、最高速が270km/hに引き上げられる。
なお、NEDC(新欧州サイクル)計測による欧州複合モード燃費が11.5km/リットル、CO2排出量が200g/kmと公表されている
◆内外装はAMGらしくスポーティ
外観はフロントに、新デザインの「AMGパナメリカーナグリル」を装着する。AMGパナメリカーナグリルは、1952年に行われた伝説的レース、「カレラ・パナメリカーナ・メヒコ」において、優勝を果たした『300SL』のレーシングカーに由来するもの。縦基調のグリルデザインが特長になる。
また、パワードーム付きのボンネット、2つのクロスルーバー付きの大型エアダム、シルバークローム仕上げのフロントリップスポイラーが装備される。ハイグロスブラック仕上げのフリックは、エアロダイナミクス性能を引き上げる新アイテムだ。ツインテールパイプは、ハイグロスクローム仕上げとした。
アルミホイールは、5ツインスポークデザインの19インチが標準だ。オプションで、5ツインスポークの20インチが選択できる。
インテリアは、AMGバッジ付きのブラックの人工皮革「ARTICO」+マイクロファイバー「DINAMICA」のスポーツシート、赤のコントラストステッチなどにより、スポーティに仕立てられた。新デザインのAMGパフォーマンスステアリングホイールや、最新の「MBUX」(メルセデスベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)インフォテインメントシステムも装備される。
◆サーキット向けの「AMGトラックペース」
インストルメントクラスターとマルチメディアディスプレイの2つのディスプレイを、1枚のガラスカバーで融合したワイドなデジタルコックピットを採用する。3種類のAMG表示スタイルとして、「モダンクラシック」、「スポーツ」、「スーパースポーツ」が選択できる。スーパースポーツモードでは、中央に丸いタコメーターをレイアウトした。AMGメニューから、ドライバーはエンジンデータ、ギアスピードインジケーター、ウォームアップ、セットアップ、Gメーター、レースタイマーなど、さまざまな表示を呼び出すことができる。
「AMGトラックペース」をオプションで用意した。サーキットを走行する際、速度や加速など80を超える車両データを継続的に監視する。さらに、ラップタイムや基準タイムとの差が表示される。MBUXの拡張現実機能により、保存されたサーキットの理想的なラインを、マルチメディアディスプレイやオプションのヘッドアップディスプレイに表示できる。ドライバーは仮想インストラクターに同乗してもらい、ラップタイムを短縮できる、としている。
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さて、わたしが
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