2020年01月16日
1月16日のFX自動売買 M と W
ベントレー ミュルザンヌ、最終モデルを発表…2020年春に生産終了へ
ベントレーは1月14日、『ミュルザンヌ』(Bentley Mulsanne)生産を2020年春に終了すると発表した。最終モデルとして、『ミュルザンヌ 6.75 エディション by マリナー』を30台限定で生産する。
◆1959年以来改良を重ねてきたV8エンジン
現行ミュルザンヌは2009年に発表された。ベントレーを代表する4ドアサルーンとして、ラグジュアリーセグメントのベンチマークを確立した。ミュルザンヌに搭載されるV型8気筒ガソリンエンジンのデザイン、エンジニアリング、ハンドビルドは、英国クルー工場で行われている。
ミュルザンヌのパワートレインは、現在生産されているベントレーのV8エンジンの中で、最も長い歴史を持つ。このV8エンジンは、1959年に『S2』モデルに初搭載されて以来、幾度となく改良が施されてきた。この限定モデル誕生のきっかけともなった6 3/4リットルエンジンは、今年で60周年を迎えた。ベントレーによると、V8の基本的な構造とサイズは60年経った今も当時のままという。
30台の6.75 エディションを最後に、ミュルザンヌは生産を終了する。今後はベントレーの新たな旗艦モデルとして、新型『フライングスパー』がラグジュアリーカーラインアップの頂点に立つ。
フライングスパーには2023年までに、ハイブリッドシステムの導入が予定されている。こうした動きは、ベントレーが目指す未来の姿、サステナブルなラグジュアリーカーへの移行を象徴しているという。ベントレーは、『ベンテイガ ハイブリッド』の発売によって、電動化への歩みを着実に進めている。
◆V8ツインターボは最大出力537ps
ミュルザンヌ6.75 エディション by マリナーは、最上級モデルの『ミュルザンヌ スピード』がベースだ。排気量6 3/4リットル(6752cc)のV型8気筒ガソリンツインターボエンジンは、最大出力537ps/4000rpm、最大トルク112.2kgm/1750rpmを引き出す。トランスミッションは8速AT。0〜100km/h加速4.9 秒、最高速305km/hの性能を発揮する。
エクステリアには、グロスブラックのブライトウェアを採用し、ボディカラーにアクセントを添える。ヘッドライトとテールライトは、ブライトクロームで縁取られた。ボンネットの「フライング B」マスコット、マリナーの「Serenity」ラジエターグリル、エキゾーストフィニッシャーはすべて、ダークティント仕上げとした。21インチの5本スポークホイールは、ブライトマシニング仕上げで、ポケット部分はグロスブラックとなる
エンジンのインテークマニホールドは、シルバーからブラックに変更された。エンジンナンバープレートは通常、エンジンを組み立てた職人のサインが入るが、この限定モデルではベントレーのエイドリアン・ホールマーク会長兼CEOのサインが入る。
◆最終モデルにふさわしいインテリア
インテリアは、レザーハイドをシングルトーンとし、「Imperial Blue」、「Beluga」、「Fireglow」、「Newmarket Tan」の4種類を用意した。専用のカラースプリットも採用する。シルバーのシートパイピング、センターコンソール周囲のレザーハイド、ディープパイルオーバーマットのバインディング、シートとドアインサートの多孔レザーからのぞくアクセントカラーなども、インテリアの特長だ。
センターコンソールとリアキャビンコンソールのウッドパネルには、シルバーのペイントを施し、フロントコンソールには金属製の記念プレートをはめ込む。フェイシアとウェストレールは高光沢の「Grand Black」仕上げとし、ウェストレールには「ダークエンジンスピン」模様をあしらったアルミニウム製インサートを装着した。
また、インテリアのエアベント操作ノブを、「オルガンストップ」仕様ではなく、エンジンオイルキャップをミニチュア化したデザインに変更した。「6.75 Edition」のモチーフを各シートに刺繍する。エクステリアとエンジンルームには、このモチーフをデザインしたクロームバッジを設定し、このモチーフをLEDウェルカムライトで投影する。時計とマイナーゲージの表示面には、エンジン断面図を模したデザインを採用している。
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ベントレーは1月14日、『ミュルザンヌ』(Bentley Mulsanne)生産を2020年春に終了すると発表した。最終モデルとして、『ミュルザンヌ 6.75 エディション by マリナー』を30台限定で生産する。
◆1959年以来改良を重ねてきたV8エンジン
現行ミュルザンヌは2009年に発表された。ベントレーを代表する4ドアサルーンとして、ラグジュアリーセグメントのベンチマークを確立した。ミュルザンヌに搭載されるV型8気筒ガソリンエンジンのデザイン、エンジニアリング、ハンドビルドは、英国クルー工場で行われている。
ミュルザンヌのパワートレインは、現在生産されているベントレーのV8エンジンの中で、最も長い歴史を持つ。このV8エンジンは、1959年に『S2』モデルに初搭載されて以来、幾度となく改良が施されてきた。この限定モデル誕生のきっかけともなった6 3/4リットルエンジンは、今年で60周年を迎えた。ベントレーによると、V8の基本的な構造とサイズは60年経った今も当時のままという。
30台の6.75 エディションを最後に、ミュルザンヌは生産を終了する。今後はベントレーの新たな旗艦モデルとして、新型『フライングスパー』がラグジュアリーカーラインアップの頂点に立つ。
フライングスパーには2023年までに、ハイブリッドシステムの導入が予定されている。こうした動きは、ベントレーが目指す未来の姿、サステナブルなラグジュアリーカーへの移行を象徴しているという。ベントレーは、『ベンテイガ ハイブリッド』の発売によって、電動化への歩みを着実に進めている。
◆V8ツインターボは最大出力537ps
ミュルザンヌ6.75 エディション by マリナーは、最上級モデルの『ミュルザンヌ スピード』がベースだ。排気量6 3/4リットル(6752cc)のV型8気筒ガソリンツインターボエンジンは、最大出力537ps/4000rpm、最大トルク112.2kgm/1750rpmを引き出す。トランスミッションは8速AT。0〜100km/h加速4.9 秒、最高速305km/hの性能を発揮する。
エクステリアには、グロスブラックのブライトウェアを採用し、ボディカラーにアクセントを添える。ヘッドライトとテールライトは、ブライトクロームで縁取られた。ボンネットの「フライング B」マスコット、マリナーの「Serenity」ラジエターグリル、エキゾーストフィニッシャーはすべて、ダークティント仕上げとした。21インチの5本スポークホイールは、ブライトマシニング仕上げで、ポケット部分はグロスブラックとなる
エンジンのインテークマニホールドは、シルバーからブラックに変更された。エンジンナンバープレートは通常、エンジンを組み立てた職人のサインが入るが、この限定モデルではベントレーのエイドリアン・ホールマーク会長兼CEOのサインが入る。
◆最終モデルにふさわしいインテリア
インテリアは、レザーハイドをシングルトーンとし、「Imperial Blue」、「Beluga」、「Fireglow」、「Newmarket Tan」の4種類を用意した。専用のカラースプリットも採用する。シルバーのシートパイピング、センターコンソール周囲のレザーハイド、ディープパイルオーバーマットのバインディング、シートとドアインサートの多孔レザーからのぞくアクセントカラーなども、インテリアの特長だ。
センターコンソールとリアキャビンコンソールのウッドパネルには、シルバーのペイントを施し、フロントコンソールには金属製の記念プレートをはめ込む。フェイシアとウェストレールは高光沢の「Grand Black」仕上げとし、ウェストレールには「ダークエンジンスピン」模様をあしらったアルミニウム製インサートを装着した。
また、インテリアのエアベント操作ノブを、「オルガンストップ」仕様ではなく、エンジンオイルキャップをミニチュア化したデザインに変更した。「6.75 Edition」のモチーフを各シートに刺繍する。エクステリアとエンジンルームには、このモチーフをデザインしたクロームバッジを設定し、このモチーフをLEDウェルカムライトで投影する。時計とマイナーゲージの表示面には、エンジン断面図を模したデザインを採用している。
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