2023年01月18日
1月18日のFX自動売買 M と W
車名はズバリ「SUV」 全長5.1m、堂々たる大型EV 2023年開発テスト本格始動へ
今年末にも公道テストへ 新興企業の柔軟なアプローチ
イタリアと米国に拠点を置く新興EVメーカー、アエラ(Aehra)は、同社初の市販モデルとして「SUV」(正式名称)を2025年初頭に発売する予定だ。早ければ今年末に開発車両の公道走行テストを開始するという。
電気のみで走るバッテリーEVで、価格は15万5430ポンド(約2400万円)から。テスラ・モデルXやBMW iX、ロータス・エレトレなどと並ぶパフォーマンス志向の高級SUVとなる。
アエラのハジム・ナダCEOはAUTOCARの取材に対し、開発車両による公道テスト開始時期を「2023年末を目標」としていると答えた。また、今回、フェラーリとロータスで経験を積んだフランコ・カメッティ氏が新型SUVの開発を率いることが明らかになった。
アエラは新型SUVに続いて、数か月以内にセダンモデル「サルーン」の発売も計画している。プラットフォームとドライブトレインの大部分に「既製品」の部品を使うことで、2台の開発期間を大幅に短縮することができるという。ナダCEOは次のように述べている。
「現在販売されている既製品を使ってプロトタイプの製作を依頼することもできましたが、リソースと時間の無駄だと思いました。そのようなことは、主に資金調達のため、知名度を上げるために行われることが多いですね。当社の製品は、すでに多くの人に注目されていると思います。プロトタイプを作り、さらに別の既製品でプロトタイプを作り直し、エンジニアリングリソースを再構築する必要はないと考えています」
車内に巨大スクリーン 映画鑑賞やミーティングに
アエラが昨年末に公開した新型SUVは、車内を映画館に変える「ホームシアターモード」を特徴としている。ダッシュボード上部の大型モニターを搭載し、駐車時にフロントガラス全体を覆うように展開する仕組みとなっている。映画鑑賞だけでなく、ラウンジやミーティング用のモードも備わっているという。
また、3.0mのホイールベースとショートオーバーハングによって生まれた室内空間を最大限に活用し、平均身長2mのNBAバスケットボール選手4人が「快適」に乗れる広さを確保したという。車体の全長は5.1mとされる。
アエラはこの新型SUVについて、最高出力800psと800kmの航続距離を持ち、BMW iXやメルセデス・ベンツEQS SUVなどの「超高級車市場」を揺るがすモデルであると語っている。容量120kWhのバッテリーを使用し、3基のモーター(フロントアクスルに1基、リアに2基)を搭載する四輪駆動となる。
車名はずばり「SUV」で、他社のように個別の名称は与えられない。「クルマに名前をつけることで、市場を狭めるようなことはしたくない」とアエラは説明する。
スーパーカーのようなデザイン 2025年生産開始
アエラのチーフデザイナーであるフィリッポ・ペリーニ氏は、ランボルギーニのデザイン責任者としてウルス(新型SUVのデザインのインスピレーションを得たようだ)の制作などに携わった。新型SUVの車体形状は、空気抵抗の低減、ブレーキやバッテリーの冷却性、効率性を考慮したものとなっている。
「当社はこのSUVで、従来のSUVの基準を大きく超え、スタイルと快適性の新しいベンチマークを設定します」
「かつてイタリアで広く採用されていたものの、今ではスーパーカーにしか使われないモノボディ構造を採用しました。SUVのデザイン、走行特性、効率において中心的な役割を果たすエアロダイナミクスについても、同様に先鋭的なアプローチをとっています」
4枚の上開きシザードアや、レーシングカーのようなサイドミラーカメラ、フロントとリアのアクティブエアロなど、個性的な装備も特徴の1つ。
一部の市販EVでは、加速時などに車載スピーカーから音を出す(演出する)モデルもあるが、デザイン担当者のアレッサンドロ・セッラ氏は、「音を追加する必要はない」としている。
アエラによると、現在公開されている性能やデザインが実現できるかどうかは、サプライヤーとの調整次第だという。しかし、「95%」はこのまま実現可能だとしている。
SUVの生産は2025年に開始される予定。また、アエラは2台目の市販モデルとして「サルーン」を4月に公開する予定で、両モデルとも年間最大2万5000台を生産する計画だという。
by AUTOCAR JAPAN
さて、わたしが
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今年末にも公道テストへ 新興企業の柔軟なアプローチ
イタリアと米国に拠点を置く新興EVメーカー、アエラ(Aehra)は、同社初の市販モデルとして「SUV」(正式名称)を2025年初頭に発売する予定だ。早ければ今年末に開発車両の公道走行テストを開始するという。
電気のみで走るバッテリーEVで、価格は15万5430ポンド(約2400万円)から。テスラ・モデルXやBMW iX、ロータス・エレトレなどと並ぶパフォーマンス志向の高級SUVとなる。
アエラのハジム・ナダCEOはAUTOCARの取材に対し、開発車両による公道テスト開始時期を「2023年末を目標」としていると答えた。また、今回、フェラーリとロータスで経験を積んだフランコ・カメッティ氏が新型SUVの開発を率いることが明らかになった。
アエラは新型SUVに続いて、数か月以内にセダンモデル「サルーン」の発売も計画している。プラットフォームとドライブトレインの大部分に「既製品」の部品を使うことで、2台の開発期間を大幅に短縮することができるという。ナダCEOは次のように述べている。
「現在販売されている既製品を使ってプロトタイプの製作を依頼することもできましたが、リソースと時間の無駄だと思いました。そのようなことは、主に資金調達のため、知名度を上げるために行われることが多いですね。当社の製品は、すでに多くの人に注目されていると思います。プロトタイプを作り、さらに別の既製品でプロトタイプを作り直し、エンジニアリングリソースを再構築する必要はないと考えています」
車内に巨大スクリーン 映画鑑賞やミーティングに
アエラが昨年末に公開した新型SUVは、車内を映画館に変える「ホームシアターモード」を特徴としている。ダッシュボード上部の大型モニターを搭載し、駐車時にフロントガラス全体を覆うように展開する仕組みとなっている。映画鑑賞だけでなく、ラウンジやミーティング用のモードも備わっているという。
また、3.0mのホイールベースとショートオーバーハングによって生まれた室内空間を最大限に活用し、平均身長2mのNBAバスケットボール選手4人が「快適」に乗れる広さを確保したという。車体の全長は5.1mとされる。
アエラはこの新型SUVについて、最高出力800psと800kmの航続距離を持ち、BMW iXやメルセデス・ベンツEQS SUVなどの「超高級車市場」を揺るがすモデルであると語っている。容量120kWhのバッテリーを使用し、3基のモーター(フロントアクスルに1基、リアに2基)を搭載する四輪駆動となる。
車名はずばり「SUV」で、他社のように個別の名称は与えられない。「クルマに名前をつけることで、市場を狭めるようなことはしたくない」とアエラは説明する。
スーパーカーのようなデザイン 2025年生産開始
アエラのチーフデザイナーであるフィリッポ・ペリーニ氏は、ランボルギーニのデザイン責任者としてウルス(新型SUVのデザインのインスピレーションを得たようだ)の制作などに携わった。新型SUVの車体形状は、空気抵抗の低減、ブレーキやバッテリーの冷却性、効率性を考慮したものとなっている。
「当社はこのSUVで、従来のSUVの基準を大きく超え、スタイルと快適性の新しいベンチマークを設定します」
「かつてイタリアで広く採用されていたものの、今ではスーパーカーにしか使われないモノボディ構造を採用しました。SUVのデザイン、走行特性、効率において中心的な役割を果たすエアロダイナミクスについても、同様に先鋭的なアプローチをとっています」
4枚の上開きシザードアや、レーシングカーのようなサイドミラーカメラ、フロントとリアのアクティブエアロなど、個性的な装備も特徴の1つ。
一部の市販EVでは、加速時などに車載スピーカーから音を出す(演出する)モデルもあるが、デザイン担当者のアレッサンドロ・セッラ氏は、「音を追加する必要はない」としている。
アエラによると、現在公開されている性能やデザインが実現できるかどうかは、サプライヤーとの調整次第だという。しかし、「95%」はこのまま実現可能だとしている。
SUVの生産は2025年に開始される予定。また、アエラは2台目の市販モデルとして「サルーン」を4月に公開する予定で、両モデルとも年間最大2万5000台を生産する計画だという。
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