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【日本史の常識を覆せ!】今川義元は本当に愚将なのか?

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★ 死人に口なし

今川義元と言えば、桶狭間の戦いで織田信長の奇襲で敗れた駿河・遠江・三河の戦国武将として有名です。

また、鉄漿(おはぐろ)をつけ、馬に乗れないほどに肥満した人物と表現されることもあり、武士でありながら公家文化にあこがれた軟弱なメージで表現されることも多い戦国武将です。

しかし、彼は本当にこのような軟弱な表現で書かれるような愚将であったのか・・・

少し彼のことを調べると、この軟弱なイメージとは異なる別の義元が見えてくるんです。
真実の義元を知り、彼の無念を感じてあげましょう。


★ 人材登用の天才

信長が卑賤の秀吉や滝川一益などを身分に囚われずに抜擢したことで有名ですが、実は義元の方が信長よりも身分に囚われない人材抜擢の先輩であったのではないかと思われる記録が残っています。

義元は、自国領の商業を活性化するために、商人(まあ当時は武士も商人も農民も明確な区別がありませんが)であった友野氏という在野の人物を大抜擢し、自国領の商人頭に任命して、彼に商業活性化の具体的な対策検討・実行に当たらせているんです。

信長と異なり、足利将軍家の流れを汲むほどの名家の当主がです
このような実力競争主義を採用するのは、かなり非凡な人物であったと想像できないでしょうか

友野氏抜擢の結果、駿河・遠江・三河沿岸の港の整備が進み、商品・貨幣の流通を拡大させたことで、駿遠三の経済力を格段に引き上げたと言われます。

又、これは有名な話ですが、現代風でいう官房長官兼外務大臣兼陸軍参謀長のような立場に、太原雪斎を抜擢しています。

この雪斎、あれだけ関係がこじれていた武田・北条との同盟締結を成功させたんです。

これも現代的な会社経営風に表現すると、義元は最高経営責任者(CEO)として、太原雪斎を最高執行役員(COO)に抜擢し、誰もが不可能と見ていた武田・北条との関係修復・同盟を成功させたというところでしょう。

とにかく、駿河・遠江・三河三国の最高経営責任者(CEO)として、人材を見抜いて抜擢し、その抜擢した人物の能力を最大限に引き出す、経営者としての能力は比類ないものだったと認めない訳にはいかないでしょう。


★ 西へ

続いて、経営方針。

先ほど、雪斎をして武田・北条との同盟締結に成功させたと書きましたが、この狙いは・・・。

簡単に想像できることであり、まあ色んなところで出てくる話の通りですが、「西に領土を拡大するため」です。
言い換えれば、「東や北には興味がない」ということです。

それにしても、この方針、その後超有名になった戦国大名の領土拡大方針とうり二つではないでしょうか。
もちろん、その後超有名になった戦国大名とは、信長です。
信長も、「東には興味はなく」、さっさと家康と攻守同盟を結び、美濃攻略に経営資源を集中しました。

そうです、まさしく信長の経営戦略の先輩が、義元だったんです。

義元も西側への進出意欲はすさまじく、三河岡崎を松平広忠(家康のおやじ)を殺させてかすめ取った手際はお見事といえるようなものです。
岡崎は東海道において、軍事的にも経済的にも非常に要衝の地であり、尾張攻略には確実に抑える必要のある土地です。
逆に言えば、尾張の織田から見れば、岡崎に敵軍があるということは、非常な脅威となります(だから、桶狭間後は信長は家康との同盟に動いた)。

このように、今川家の地盤を強固にし、天下を抑えるためには、「畿内に向けた西への勢力拡大が不可欠」と、義元は判断したんだろうと思います。

なかなか、グローバルかつ先見的な視点で物事を見通せる戦国武将だったと思いませんか。


★ なぜイメージが悪いのか

理由は二つ・・・。

「その後に天下統一寸前まで領国を拡大させた信長に討たれたこと」と「さらにその後に天下を統一した家康を人質にしたこと」でしょう。

例えば、現代社会で書かれる小説において、信長を英雄的に表現するには、比較対象とすべき人物をこき下ろして書き進める必要がでてきますが、その比較対象に義元は格好の人物になるからでしょう。
父親の葬儀で焼香を位牌に投げつけるような形式に囚われない新時代の代表者である信長を表現するには、義元は鉄漿をつけて肥満した悪役的な人物に仕立てるのが、表現として読者に迫ることになりますから。

しかし、実際は、新時代を築いた信長の良きお手本が、義元であった可能性が高いと思います。

小説に描かれる人物像はあくまでもフィクションとして捉え、真の人物像の探求も必要なんでしょうね。
そうでないと、義元のような人物は死んでも死にきれないかもしれません。


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