1月9日は「風邪の日」とされています。この日は、1795年(寛政7年)に蘭学者の杉田玄白が亡くなった日に由来しています。杉田玄白は、日本の医学史において重要な人物で、『解体新書』を翻訳し、日本に西洋医学を広めたことで知られています。彼が生涯を通じて医学や健康に尽力したことから、風邪の予防や治療に意識を向ける日として「風邪の日」が設けられました。
風邪の日の目的
風邪の日は、風邪を予防し健康を維持することの重要性を考える機会として提唱されています。特に冬場は寒さや乾燥により、風邪やインフルエンザが流行しやすいため、適切な予防や対策が求められます。
風邪予防の基本
手洗い・うがい: 外出先から戻った際や食事前に徹底する。
バランスの取れた食事: ビタミンCを含む果物や野菜を積極的に摂取する。
適度な運動: 免疫力を高めるために体を動かす。
十分な睡眠: 体力を回復し、免疫機能を保つ。
湿度の管理: 加湿器を使うなどして室内の湿度を50~60%に保つ。
面白い豆知識
昔の日本では、風邪のことを「かぜ」ではなく「かぜの気」と呼び、邪気が体に入ることで発症すると考えられていました。
民間療法として、梅干しや大根おろし、しょうが湯が風邪に効くとされてきました。
この日を機に、健康への意識を高めて風邪を引かないよう心がけてみてはいかがでしょうか?
インフルエンザが流行しています。
体調管理
人混みでのマスク着用…マスクは当てになりませんが
帰宅後の嗽、手洗いの励行
体調が悪いと感じたら、速やかに受診、睡眠、安静にする。
寒さ厳しき折、ご自愛くださいませ。