備忘録的ブログ

　「アパート記念日」は、日本で毎年11月6日に設けられている

記念日です。この日は、日本で初めて「アパート」と呼ばれる

集合住宅が誕生したことを記念しています。

　1924年（大正13年）に、東京・上野に建設された「上野倶楽部」が

日本初のアパートメント（集合住宅）とされています。

　この「上野倶楽部」は、当時の外国の「Apartment」を参考に

したもので、個別の住居がありつつ、共用スペースも備えた施設でした。

　このようなスタイルの住居が日本に初めて導入されたことから、

11月6日が「アパート記念日」として制定されました。

　この記念日は、集合住宅の歴史や意義を振り返る良い機会と

されています。また、現代における住宅事情や都市化の進展、

住環境の変化なども考える日としても位置づけられています。

部屋を選ぶ際の要訣

　部屋を選ぶ際に考慮すべきポイントは、生活の快適さと

将来的な満足度を高めるためにとても重要です。

　以下に、部屋選びで意識したい主な項目を挙げます。
1. 場所とアクセス

通勤・通学：職場や学校までの距離、通勤通学手段
（電車、バス、徒歩など）を考慮します。主要な駅やバス停に
近いほど便利ですが、静かな環境を望むなら少し離れた
エリアも検討できます。
生活環境：周囲の治安や、スーパー、コンビニ、病院、
飲食店など、生活に必要な施設が近くにあるかも確認しましょう。

2. 部屋の間取りと広さ

生活スタイルに合った広さ：一人暮らし、二人暮らし、家族と
住む場合で必要な広さが異なります。生活に必要な家具を
置いてもゆとりがあるかイメージしてみてください。
間取り（レイアウト）：リビングと寝室が分かれているか、
収納スペースが十分かなど、部屋の使いやすさを重視しましょう。
特に、部屋の配置は日当たりや風通しに影響します。

3. 日当たりと風通し

方角：南向きの部屋は日当たりが良く、明るくて暖かいですが、
場所によっては西日が強い場合もあります。
窓の数と位置：窓が多いと換気しやすく、風通しが良い
部屋になるため、快適さが増します。また、日当たりの良さが
カビや湿気対策にもつながります。

4. 設備やセキュリティ

設備：エアコン、IHクッキングヒーター、ウォシュレット、
浴室乾燥機など、生活を快適にする設備が整っているか
確認しましょう。
セキュリティ：オートロック、モニター付きインターフォン、
防犯カメラなどが備わっていると安心です。
特に夜道が暗いエリアでは防犯が重要です。

5. 家賃とその他の費用

家賃：自身の収入と支出のバランスを見て、無理のない
家賃を設定します。家賃が収入の30%を超えない範囲が
一般的な目安です。
敷金・礼金、共益費：初期費用にどのくらいかかるか、
また、管理費や駐車場代などの追加費用も忘れずに確認しましょう。

6. 築年数と耐震性

築年数：新築の方が設備が新しいことが多いですが、
築浅（5〜10年以内）でも手頃な価格で快適な設備が整っている
場合もあります。
耐震性：日本では地震が多いため、耐震基準が強化された
1981年以降に建てられた建物を選ぶと安心です。

7. 将来の変化への対応

将来的に家族が増える可能性や、仕事の変化なども考慮して、
ある程度柔軟性のある住環境を選ぶと長く快適に暮らせます。
引っ越しの頻度を抑えられると、コストや手間も減らせます。　

　これらの点を総合的に考えながら、妥協できる部分と譲れない
条件を見極めることが大切です。
事前にしっかりと下見をし、実際の雰囲気や音の環境も確認すると
より満足のいく部屋選びができます。


部屋選びで譲れないもの

家賃と立地場所