「縁結びの日」は、日本では毎年11月5日に制定されている
記念日です。これは、恋愛や人とのご縁を結ぶことを願う日と
されています。
この日は島根県松江市の「縁結び観光協会」が制定したもので、
特に出雲大社などで有名な「縁結びの神様」に由来があります。
11月5日が選ばれた理由は、日本の古くからの「縁結び」や
「良縁」を象徴する日とされていることと、11月に多くの神様が
出雲に集まる「神在月」に関係しています。
また、この日は七五三の日とも重なっており、家族や友人との
縁も大切にする機会としても意識されています。
縁結びの日には、カップルや恋愛を願う人々が神社に参拝し、
良縁や結婚成就を祈ることが多いです。
また、友人や仕事などさまざまな人間関係の縁を結び直す日
としても認識され、幅広い世代に親しまれています。
日本には縁結びの神様として信仰されている神がいくつか
ありますが、代表的な神様は以下の通りです:
大国主命(おおくにぬしのみこと)
縁結びの神様として特に有名で、島根県の出雲大社に
祀られています。大国主命は、国造りや医療、商業など
多方面で活躍したとされ、人々に幸せや良縁をもたらす
存在として信仰されています。11月には多くの神々が出雲に
集まる「神在月」とされ、大国主命が仲介役を務めると
されています。
磐長姫命(いわながひめのみこと)
長寿や不老不死の象徴とされ、縁結びの神様としても
信仰されています。特に恋愛成就や夫婦円満にご利益が
あるとされています。彼女が祀られている神社には
恋愛成就を祈願する参拝者が訪れます。
木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
美の女神であり、恋愛成就や縁結びの神様として
知られています。浅間神社などで祀られており、
女性の幸せや良縁を願う多くの参拝者が訪れます。
愛染明王(あいぜんみょうおう)
仏教の縁結びの仏で、特に恋愛や夫婦の愛を司る
神とされています。愛染堂や愛染神社などで祀られ、
恋愛成就や良縁を願う参拝者が訪れることが多いです。
猿田彦命(さるたひこのみこと)
道案内の神とされ、縁結びや家庭円満にもご利益が
あると信じられています。三重県の椿大神社などで
祀られ、縁を導く神様として親しまれています。
これらの神々は、日本各地の神社で信仰されており、それぞれの
神社に独自の縁結びのお守りや御祈祷も用意されています。
縁結びのお守り
白山さんのお守りを持っていました。
今はありません。