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2009年06月15日

銀河の荒鷲シーフォート

 暫く読書に勤しんでて、間が開いてしまいましたー落ち込み

 で、今読んでる本のことでどーしても書きたくなって。
 タイトルの、

   「銀河の荒鷲シーフォート 大いなる旅立ち 上下」
          デイヴィッド・ファインタック  ハヤカワ文庫





 
 です。
 もー、この話の主人公と言ったら!
 なんて人の言葉を素直に受け取らない野郎だと、苛つきますーっ。
 すごいネガティブ思考で、自分の取った行動について、一々
 ぶちぶちと思い悩んで、部下に当たるんですよー。
 何か書いてて、“これって最悪な話じゃない?”と思わず思ったけど
 でもでも、何故か面白いんですよね。

 国連宇宙軍軍艦に乗り込む若き士官候補生、(若いもいいとこ
 で、若干十七歳ですよ!)ニコラス・シーフォートが植民星への
 航行中思いがけない事故が起こって上官が次々と亡くなったため
 艦長となり、幾多の困難を乗り越え真の艦長になっていくという
 成長物語、
なんです。

 他にも士官候補生とか士官見習生とかいて、彼等も共に成長し、
 そして絆を深めていく、というか主人公に心酔していく、というか。
 何せ若干十七の士官候補生だった主人公が、見事に艦を航行
 させたばかりじゃなく、様々な出来事を見事に乗り切っちゃうん
 ですから。心酔しちゃうじゃないですか。
 皆キラキラな目で、“艦長ステキハート” って思って、行動にも
 表すし、言葉でも艦長みたくなりたいとか言っちゃって、深まってく
 絆とか、認められていく過程とかが小気味良いんですよびっくり
 主人公が若干うざったいけど(笑)
 だって、艦長みたくなりたいです、と言われて主人公るんですよ困った
 女の趣味は最悪だし(笑)ウインク (あ、あともう一人二人
 うざったい人間がいるのを思い出しました)

 主人公と対立してた士官候補生は、主人公に艦長としての才能?
 を見せつけられて、
 “主人公の為だったら命かけますっ
 てほどまで傾倒しちゃうんですよ。もう別人かってくらい(笑)
 それで、どこまでも艦長についていきますって、めちゃめちゃ行動で
 示してるのに、主人公の奴、ぜんっぜんわかってなくて、
 他の人からそう言われても全然信じないどころか、
 邪険に扱うんですよーっ。ゆるせんっっヽ(`Д´)ノ
 とまあ、主人公に対しては色々とあるんですけど、面白いです。
 でもこの通り、なかなかクセがあるので、好き嫌いはかなり別れそうな
 感じです。
 でもお勧めしちゃいますー笑い 面白いんですよ。

 ちなみに、1996年度ジョン・W・キャンベル賞受賞に輝く傑作宇宙SF!
 らしいです。
posted by イズミル at 00:35| 本の彼是
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