地方カメラマンの気まぐれ日記

最近、西伊豆に撮影に行くのがめっきり減ってしまってます。
昔は毎週のように仕事があったのでしたが、私の営業努力不足・人気不足とか、あるいは西伊豆の観光業全般の衰退など、種々の要因によって西伊豆方面の仕事は今では激減してしまいました。

個人的には、西伊豆は大好きなのですが、とても残念です。

さて、今回の土肥金山さんからのご依頼は、５年ぶり位なのかもしれません。
でも長い間、忘れないでいてくださって、涙が出るくらい嬉しい気持ちでした。

土肥金山さんは、その名からもわかるように旅館等でなく、
昔の金山のあった広大な敷地に建てられた観光施設であり、ドライブインです。

駐車場は、この辺りでは突出して広く無料ですし、地域のお土産物中心の広い売店があります。２Fを中心としてレストランも充実しています。



また、こちらは入園料が必要ですが、金山の実際の坑道跡がコースになっていて、洞窟見学みたいなことが楽しめます。
坑内で、等身大の鉱夫人形が働くようすがかなりリアルです。

さらに『砂金探し』体験をできる施設があり、こちらは特にお子さんに人気のようです。

さてさて、今回は、団体旅行客向けの昼食メニューを（何年か前にも撮影させていただきましたが）、撮影させていただきました。
観光バスなどの団体旅行もとても多く、そのニーズに合わせた専用メニューが必要なのです。
（もちろん、個人のお客さんの一般のメニューの方がむしろ種類は多いようですが、、、。）

撮影した１０種ほどのメニューうちの二つを一例として掲載させていただきます。


車では、国道１３６号を修善寺から湯ヶ島へと走り、西伊豆方向へは湯ヶ島にて右折し国道４１４号に入ってず〜っと道なりに山越えをしますと、下りきったところの入り江の集落が土肥温泉になります。

土肥金山はこの土肥の温泉場の中ほどにあり、国道沿いで非常にわかりやすいので是非立ち寄ってみてください。

逆に松崎方面から北上で帰途の際には、ここはお土産物の購入やお食事に、また運転の休憩にも便利だと思います。ここを過ぎると、もう山越えになり、あまり休憩施設がなくなってしまいます。

＜土肥金山のファミリーマートにEV充電器あり！＞

今回、ちょっと私にとって嬉しかったのは、、、
土肥金山さんの敷地の一角にファミリーマートができていたのですが、ここに”EV充電設備”が設置されていた！事です。

今回、私のアウトランダーPHEVは自宅から土肥までなんとかギリギリEV走行だけで行くことができました（片道37kmほどですが山道なので）。しかし、当然帰りはエンジンを使う事になるものと思っておりました、ところが偶然、このファミマにチャデモの急速充電器を見つけてしまったのです。

料理撮影が終了した時は、もう夕方となっていて暮れ始めておりましたが、しかし発見した以上、もちろんここで充電してみました。

自宅から土肥までは100%充電で出発したものの、途中の船原トンネルまでがほぼ一貫した登り坂であり、最高地点となる船原トンネルを通過する時点では、EV走行可能な残距離はわずか３kmをモニター表示していました。
まさに絶妙なタイミング。そのあとはずっと急な下り坂だからです。

アウトランダーPHEVの良い点の一つは、ハンドルのセレクトレバー（スズキのパドルシフトみたいなもの）で回生力を５段階選べる事です。この機能は、下り坂では、いわばエンジンブレーキの効き具合を坂に合わせてコントロールができるようなもので、マニュアルミッション車のような感覚で下る事ができます。山道の多い伊豆半島では重宝な事この上ありません。

今まで乗ってた日産セレナは、ODとLOWだけ（２ndがない！）で、下り坂ではほとんどエンブレが効かず転がりおちるような怖さがあり、毎回ブレーキの加熱の不安にかられ、精神的にも体にも良くなかったのですが、車が変わればこんなにも楽になることもあるのかという実感をまだ味わっているという段階です。

しかも、とても高効率で下りエネルギーを電気に変えることができます。土肥金山に到着した時、残距離表示は１７kmに回復していました。まさに一石二鳥です。

ファミマでは約２０分間の充電で切り上げましたが、下り坂で充電分があったので、それでも８０％近くまで充電できており、帰途もほとんどEV走行で帰宅できてしまいました。

ところでこのチャデモの急速充電設備、
どちらも充電時間が３０分迄ですが、ですが私は、約２０分で充電を切り上げてしまいます。
これは、最後の１０分程度の充電速度が、アウトランダーについては、非常にゆっくりになってしまい効率がかなり悪いことに気がついたからです。逆に２０分だけの充電でも、だいたい７０〜７５％あたりまでの充電ができることがわかったのです。
（日産リーフの場合は、果たしてどうかわかりません。）

待ち時間も、２０分と３０分では結構違うものです。他のEVオーナーに早く譲ることにもつながります。
課金についてもその分抑えられます。
リチウムイオン電池への負荷も、若干は減るのではないかと思っております。


冬期は、晴れれば西風は強いものの、空気が澄んで深い青空と青い海、美しい海岸線、場所によってはそれに富士山も見られるチャンスの非常に大きい時季です。
カメラをお忘れにならないようにして、是非西伊豆へドライブにでも出かけませんか！？








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