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2019年01月15日

撮影車 アウトランダーPHEV(9)初期型 2度目の車検。

5年目の車検はちょっと痛かった!


アウトランダーPHEV2013年型、先日、2度目の車検を致しました。

最初から予想していたことなんですが、今回、車検費用のトータルがかなり嵩んでしまいました。
総額で18万4000円弱!
この主な要因は、補機バッテリーの交換費用です。

この補機バッテリーは、五年経った時点でもトラブルなく機能していたんです。エンジン車に比べ、PHEVでは鉛バッテリーへの負荷が少なくて長持ちするものか、あるいは商品自体が高品質(GSユアサ)だったのかもしれません。だから、今回も交換せず、このままで行けるかも、という淡い期待も無きにしも非ず、だった訳ですが、、、。
しかし、三菱ディーラーのエンジニアの方に電話でお伺いしたのですが、このところ2度目の車検で交換しなかったお客さんの場合、程なくして補機バッテリー上がりが起きていて、結局交換となっているという事なのです。それなら、まあ、どうせいつか変えるのなら、今でしょ!と、交換したわけです。

ところで、この車の12V補機バッテリーの設置場所ですが、車体後部の荷室底部に積んであります。つまりは、車内にある状態です。通常のバッテリーでは、充放電する際に微量に発生する水素ガス等は、この場合、車内に放出、蓄積されてしまう恐れがある訳です。それではかな〜りマズいので、ガスを車外に排出する排気システムを備えたレアな補機バッテリーを、このアウトランダーPHEVは搭載しているのです。

しかも、この特殊なバッテリーは、少なくとも現時点ではアウトランダーPHEV専用の製品(GSユアサ製)しかなく、一般には販売されていません。実際、探してみても、厳密に同じ型番のバッテリーは見当たりませんでした。なのでとんでもなく高価なんです。
ただ、型番が限りなく似ているのもあるのです。それはパナソニック製、カオスなる商品。プリウスなどのための補機バッテリーなのだそうです。これがアウトランダーPHEVのものとサイズ等が同じで、排気システムも同様に備わっているのです。但し、端子の径が小さいなどの相違点があって、そのままでは代用になりません。
でも価格は2万円半ば程度で、アウトランダーPHEV専用品がほぼ6万円もするのに比べたら、半額以下ですから、かなり魅力的ですが、、、。

実は端子径の問題なら、市販のパーツで何とかなるのですけどね。

ですから私も、代用してしまおうかと一時は考えました。
でも、できたにしても、問題は三菱の保証への影響です。そもそも純正バッテリー以外の使用を禁じているのに、勝手に別の部品を付けたため、それで何かの故障が起きてもメーカーは面倒をみてくれないだろうと思います。その部品が原因だとは言えない不具合についてさえ、サポートしてくれなくなる恐れが出てきます。

何しろまだ特殊な車です。日常、安心して乗るためには、メーカー保証こそ一番大切だと思います。
6万円の負担は大きく、半分になれば嬉しいのですが、後々のことを考えると躊躇われました。
(良い車なので、まだもう一回、車検を通してでも乗るつもりなのです。)

しかしながら、、、車内に鉛バッテリーの様なパーツを置くという設計には、少々疑問が残りますかね。
常に化学反応しているわけですからね。おまけに電解液は硫酸です。
やはり何とかしてでも、乗員室から外に出すべきでは無いでしょうか?
スペースの問題は良く分かりますが、そこをどうにかして欲しいですね。
鉛バッテリーが大きすぎるなら、ニッケル水素電池、あるいはリチウム電池に置き換えればどうでしょう。6万円もするなら、同様のコストで可能になってきているのではないでしょうか?

次期型のPHEVでは、この事をぜひ検討して頂きたいものです。

インバータやモーターも小型化してきているはずですし、その気になれば何とでもなる様な気がします。
駆動用電池含めて、軽量化は更に一段階進展可能な時期にきている様な気がします。

次期FC型に期待します!

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地方カメラマンmasa
伊豆半島の付け根辺りを根拠地にフリーカメラマンとして孤軍奮闘しています。ホテル・旅館への出張撮影が多いため撮影者からの情報発信を志してみました。それ以外にも興味本位なテーマも含めて行きたいです。
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