2018年10月11日
水先人という選択
当ブログ運営者の居酒屋八角こと店主の八角です。
本日は、商船高専(商船系大学)卒業後の進路としての水先人についての記事です。
水先人とは、日本の各港湾に出入りする大型の客船や貨物船に乗り込み(船長の助言者)という立場で操船を指揮する人のことです。
(私も息子が航海士を目指さなければ、存在すら知らなかった職業です)
息子がちょうど商船高専の5年生に進級する前の春休み期間中に神戸で水先人についての説明会があり、息子も参加しました。
水先人の資格も国家資格です。
下位免許である、3級水先人になる(養成)だけでも3年9ヶ月もかかります。
しかし、水先人の養成修業生に選ばれる(採用される)と水先人の勉強をしながら手当(実質の給料)がもらえます。
具体的には、外航商船実習中(2年間航海士として乗船)は、毎月40万円支給、休暇中が毎月25万円支給ととても手厚い待遇です。(2018年時点)
2年間の外航商船、実習終了後に座学のため9か月間通う海技大学校(海大)通学中、その後の水先区での現場修習期間も毎月25万円の支給があり、お金の心配なく水先人を目指せます。
これから、商船高専なとで勉強される方、航海士や機関士だけでなく、水先人という選択肢もいかがでしょうか?
参考になれば幸いです。
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