2018年08月31日
ビール会社からの無料提供
当ブログ管理人、居酒屋八角こと、八角です。
本日は、ビール会社からら無料提供される、ビールサーバーとビール用冷蔵庫(ショーケース)のお話です。
ビール会社によっては、ショーケースの無料提供か協賛金と言う形で現金を振り込んでくれる形と2通り、選べますが、どちらにしてもこれから、最低でも、数年間は、お付き合いをしていかなければ、なりませんから、良好な関係を築きたいものですよね。(ただ、最近は、ビール会社も経費節減のため冷蔵庫提供も大々的には、やっていないという噂もききます)
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上記で数年間のお付き合いと述べたのは、理由がありまして、例えば、今までは、キリンビールを使っていたが、今年からアサヒビールに変更した等の理由によるものです。
ビール会社を変えるということは、前述の協賛金(ショーケース)が、また、もらえることを意味します。
(おっ、これ、美味しいじゃん!)
と思われた方、
確かに、ビール会社を変えるだけで、ショーケース、無料提供って、正直、美味しいです。
しかし、考えてみてください。
ビール会社は、サントリーも含めても、大手は、4社しかありません。
その中ので頻繁に取り扱いビールを変えると言うことは、お店の信用問題にも繋がりかねません。
これ(ビールの切り替え)のやり過ぎでビール会社からの信用ゼロ、酒販店からの信用もゼロというお店のうわさもチラホラ聞きます。(この手のうわさの広がりは、早いです)
各社とも、シェア争いのライバルではありますが、同じビール業界ということで、横の繋がりもあるようです。
その中ので、
(あそこのお店は、頻繁に取り扱いビールを変えているよ)
との噂が立つのはよくありませんし、最後には、相手にされなくなってしまいます。
ですから、ビール会社を変えるのは、慎重になさる事をおすすめします。
私の場合、25年の居酒屋経営で変更は、2回です。
私の個人見解ですが、ビール会社の変更というのは、こちらから持ち掛けるものでは、ないと思っております。(一般的には、お店を開いて3年、5年,7年と経ていくとライバル会社の営業マンが営業に来るようになります。)
そこで「取扱ビールの変更」という話が出てきます。
ご存知のように、「取り扱いビール」というのは、瓶ビールではなく、生ビールの樽を指します。
瓶ビールは、今まで通りでも良いから「生樽」を変更してくれ、という勧誘なのです。
どうしてビール会社が「生樽」にこだわるかというと、生樽を樽から生ビールサーバーへとホースでつなぐときの口金が各社違うのです。
ということは、一度「生樽の切り替え」を行うと、他社への「浮気」ができないのです。
そのような理由から、ビール会社は、樽の切り替えにこだわるのです。
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私も一度に気なって計算してみたのですが「生樽切り替え」によるビール会社の売り上げ増がどのくらいかと、、、
例えば10坪程度のお店で1日平均6,7ℓのビールを消費しますから、1ヶ月で200ℓ、年間2400ℓとなります。
ℓ当たり、約400円ですから400の2400倍で96万円となります。
分かり易く言うと毎年、新車に近い軽自動車を購入しているくらいの価値ですからビール会社も営業攻勢を仕掛けてくるのです。
もちろん、キリンビール、アサヒビール、サッポロビール、サントリービールとの選定交渉は、大切ですが、余り無理を言って印象を悪くするのも得策ではありません。
ほどほどの所で手を打ち、彼らにも利益を上げてもらい、彼らにもお店を利用してもらい、お互い良好な関係を維持したいものです。
ビールサーバー2口が良いか?3口?あるいは1口?
こちらに関しては、お店の営業形態、昼の食事メインのお店か、夜の飲み放題メニューがメインのお店かにもよります。
ご存知のように、樽は、生ビール、第3のビール、チューハイ(サワー)、ハイボール等、多岐に渡りますので、こちらも、十分な考慮が必要です。
無料提供の冷蔵庫(ショーケース)です。
生ビール用のジョッキもビール会社より無料提供されます。
ジョッキの形も様々、ありますから、お店の雰囲気に合わせることができます。
下記、カップクリーンという商品名のジョッキ洗いスポンジ、こちらは、とても秀逸です。
最初は、ビール会社が無料提供してくれていたのですが数年前から提供は、無くなりました。
いろいろと100均などで売っているスポンジを試したりしましたが、下記のカップクリーンには、かないませんでした。
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価格は、300円余りと少し高いですが作業効率が良くなりますから、一度使うと手放せません。
下記画像のように、スポンジが二股に別れているので、内側と外側が一気に洗えるので作業効率がとてもよいです。
ビールの選定が終われば、それ以外のお酒の選定です。
居酒屋定番の日本酒、焼酎、ワイン、リキュール類、ソフトドリンク等、です。
焼酎は、4合、5合瓶のキープは、するのか、しないのか?
それに、伴う氷入れ、マドラー、ピッチャー等、の購入も必要です。
また、街中の繁華街のお店だと、キープの瓶の置き場スペースの問題も考慮しなくては、いけません。
ですから、慎重な考慮が必要になってきます。
ただ、キープにも、利点は、あってお客さんの立場に立つと、リーズナブルに飲める、そして、お店の立場に立つと、お客さんが自分達自身でお酒を作ってくれるので、昨今の人出不足の強い味方となります。(最近は、特にアルバイトが見つけにくいですし、募集広告出しても応募は、ほとんど皆無です。)
いかがだったでしょうか?
特に夜のお店の居酒屋、お食事処等、の開業を目指していらっしゃる方は、お酒類も重要な売上コンテンツです。
十分な考慮が必要ですし、作業効率も勘案し、(儲かる)お酒メニューを作られますことを願っております。
下記は、私の趣味のブログです。
飲食店ネタ(居酒屋八角)も少し掲載中です。
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