2016年05月07日
手の甲がディスプレイに? 東大研究グループが超薄い有機ELディスプレイの開発
まだまだ高級品で市場に出回っているものも数少ないの有機ELディスプレイですが...
皮膚に貼れる極薄の有機ELディスプレーを東京大学の染谷隆夫教授らの研究グループが開発し、2016年4月15日、アメリカの「ScienceAdvances」という科学誌において発表されました。
yahooニュースより。(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160419-00000042-zdn_n-sci)
ScienceAdvancesのページはこちら(イメージあり)
http://advances.sciencemag.org/content/2/4/e1501856.full
有機ELディスプレイを手の甲に貼り付け、センサーとつなぐことによって、脈拍数など身体情報を手の甲に表示することができるそうです。
詳細や、画像データは、ScienceAdvancesのページで確認することができます
http://advances.sciencemag.org/content/2/4/e1501856.full
手の甲に張り付けたディスプレイは、シール状のもので、厚さ3マイクロメートルくらい。
くしゃくしゃに曲げることができるので、手の甲や他の曲面となっている部位にも貼ることができます。
製造現場とかだと、作業中は携帯などの電話を取るのも困難な場合もあるので、手の甲や、服の一部なんかに張り付けられるスペースがあれば、作業現場でマニュアルを確認するなどの用途にも利用することができそうですね。
テレビでも昔、シート状のものなどが紹介されていたと思いますが、有機ELディスプレイは、発光部の劣化を防ぐためにガラスなどで覆う必要があるため、これまでは柔らかいものをつくるのが難しかったそうです。
それをこの手の甲に貼れるタイプの有機ELを開発したグループは、ガラスに似た材料をディスプレイとなるシートに重ねて薄い保護膜を作ることに成功しました。
ScienceAdvancesに掲載されているイメージ画を見ると、開発というか実用としてはまだまだ先なのかな、という感じもしますが、これが実用化されたら、超便利何じゃないですか?
このディスプレイに加えて、無線のマイク、スピーカーとうまく組み合わせれば、端末をわざわざポケットから出さなくてもテレビ電話ができる、なんて使い方もできそう??
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