2016年03月30日
小型PCの用途 スティック型パソコンの場合 価格も安く 持ち運び便利に
あんまり古いのを紹介するのもなんなんで、昨年秋ごろ以降に発売されたものについて書こうと思います。
というのも、2015年、Atomのアーキテクチャが新しくなりました。
「は?Atom?アーキテクチャ?もう何言っているかわからん」
私の会社だったら絶対言われそうなんで、簡単に説明すると、
IntelのCPUの中で、低消費電力CPUのブランドです。
インテル製品の中での位置づけとしては、Atomは「消費電力を抑える代わりに性能は控えめ」な部類となります。
タブレット端末や小型PCによく使用されています。
アーキテクチャというのは、日本語訳すると、「構成・構造」という意味があります。つまり、CPUのアーキテクチャ=基本設計のことです。
Atomプロセッサについては、
2015年に「Airmont(エアモント)」(開発コードは、Cherry Trail)という第4世代のアーキテクチャ
がリリースされました。
以降に出てくるスティック型パソコンのCPUの種類は主に2種類あり、この最新のアーキテクチャを使用したものと
2013年リリースの、1世代前の「Silvermont(シルバーモント)」(開発コードは、Bay Trail)というアーキテクチャ
を使用したものがあります。
体感的に劇的な違いはないと思いますが、Intelの仕様表によれば、第3世代のZ3735Fに比べて第4世代のx5-Z8300はグラフィック性能が良くなっています。
Cherry Trail(第4世代):x5-Z8300の仕様表(http://ark.intel.com/ja/products/87383/Intel-Atom-x5-Z8300-Processor-2M-Cache-up-to-1_84-GHz)
Bay Trail(第3世代):Z3735Fの仕様表(http://ark.intel.com/ja/products/80274/Intel-Atom-Processor-Z3735F-2M-Cache-up-to-1_83-GHz
では、先ほど説明したCPUのCherry Trail(第4世代)から。値段もこちらの方が高めです。
Compute Stick
Diginnos Stick DG-STK2S
マウスコンピュータ
どのパソコンも、CPU、メモリなど基本的なスペックは同じです。
CPU: x5-Z8300
CPU周波数: 1.44GHz
コア数: 4 コア
メモリ: 2GB
メモリ種類: DDR3L
ストレージ容量: eMMC:32GB
無線LAN: IEEE802.11a(54Mbps)、IEEE802.11b(11Mbps)、IEEE802.11g(54Mbps)、IEEE802.11n、IEEE802.11ac
OS: Windows 10 Home 32bit
接続端子: HDMI
じゃ、何が違うかというと、Bluetoothのバージョンぐらい。
マウスコンピュータだけ4.1であとは4.0です。インテルはbluetoothの有り無ししか書かれていないので明確にはわかりません。
また、bluetoothの4.0と4.1の違いは、4.1はLTEとの電波干渉が改善されている点。
私の個人的な意見では、スティック型パソコンの場合、キーボードやマウスとつなぐくらいしか使わないと思うので、どっちでも気にしません。
そして、Bay Trail(第3世代)のCPUを使用したスティック型パソコンはこちら。
Intel Compute Stick CSTK-32W
Diginnos Stick DG-STK3
※販売店は同じですが、下のバナーから買うと少し安い設定になっています。
こちらも基本スペックは各メーカーほぼ同じ、というか同じです。
CPU: Atom Z3735F
CPU周波数: 1.33GHz
コア数: 4 コア
メモリ: 2GB
メモリ種類: DDR3L
ストレージ容量: eMMC:32GB
無線LAN: IEEE802.11b(11Mbps)、IEEE802.11g(54Mbps)、IEEE802.11n、OS: Windows 10 Home 32bit
接続端子: HDMI
違うのはOSで、
Intel Compute Stick: Windows 8.1 with Bing 32bit
Diginnos Stick: Windows 10 Home 32bit
結果、ちょっとだけ最新世代アーキテクチャを使ったCPUの方がスペック的には高いですし、何より11ac対応なので、余裕があればやはり上の3つあたりから選ぶと良いのではと思います。
11ac対応だと、通信スピードが速くなります。
第3世代のBay Trail CPUから選ぶのであれば、同じBay Trail同士はスペック的にはだいたい同じなので、やはりコスト的に安いDiginnos Stick(9,980円)が良いと思います。
あと、Diginnos Stickを販売しているドスパラ↓↓で購入すると、キーボードやマウス、あとOfficeを一緒に購入しやすくなっているので(DELLみたいにオプションを選択するだけです)、初心者にも買いやすいと思います。
ドスパラ スティック型PC!!
というのも、2015年、Atomのアーキテクチャが新しくなりました。
「は?Atom?アーキテクチャ?もう何言っているかわからん」
私の会社だったら絶対言われそうなんで、簡単に説明すると、
Atomとは
IntelのCPUの中で、低消費電力CPUのブランドです。
Intel Atom(インテル アトム、以下 "Atom")は、インテルが設計・製造する、主に携帯情報端末 (PDA) や低価格PC、組込みシステム向けのマイクロアーキテクチャ及びマイクロプロセッサ群である。
Atomは、インテルの製品分類でも特に低消費電力化が図られたLPIAと呼ばれるカテゴリに属している。LPIA製品としてはマイクロアーキテクチャから新規に開発された初めての製品である。米国時間2008年3月2日に発表され、その年の夏から順次出荷されている。
※ 出典:Wikipedia 「Intel Atom」より
インテル製品の中での位置づけとしては、Atomは「消費電力を抑える代わりに性能は控えめ」な部類となります。
タブレット端末や小型PCによく使用されています。
アーキテクチャとは
アーキテクチャというのは、日本語訳すると、「構成・構造」という意味があります。つまり、CPUのアーキテクチャ=基本設計のことです。
Atomプロセッサについては、
2015年に「Airmont(エアモント)」(開発コードは、Cherry Trail)という第4世代のアーキテクチャ
がリリースされました。
以降に出てくるスティック型パソコンのCPUの種類は主に2種類あり、この最新のアーキテクチャを使用したものと
2013年リリースの、1世代前の「Silvermont(シルバーモント)」(開発コードは、Bay Trail)というアーキテクチャ
を使用したものがあります。
体感的に劇的な違いはないと思いますが、Intelの仕様表によれば、第3世代のZ3735Fに比べて第4世代のx5-Z8300はグラフィック性能が良くなっています。
Cherry Trail(第4世代):x5-Z8300の仕様表(http://ark.intel.com/ja/products/87383/Intel-Atom-x5-Z8300-Processor-2M-Cache-up-to-1_84-GHz)
Bay Trail(第3世代):Z3735Fの仕様表(http://ark.intel.com/ja/products/80274/Intel-Atom-Processor-Z3735F-2M-Cache-up-to-1_83-GHz
で、この半年間に発売されたIntelとDiginnos、マウスコンピュータのスティック型パソコンを見てみる
では、先ほど説明したCPUのCherry Trail(第4世代)から。値段もこちらの方が高めです。
Compute Stick
Intel MM946467 BOXSTK1AW32SCR(INT-BOXSTK1AW32SCR)【smtb-s】 価格:19,239円 |
Diginnos Stick DG-STK2S
【送料無料】スティックPC スティック型パソコン ドスパラ Diginnos Stick DG-STK2S 価格:18,520円 |
マウスコンピュータ
【送料無料】 マウスコンピュータ デスクトップPC スティックPC m-Stick モニターなし [Win10] MS-CH01F (2016年最新モデル・ブラック) 価格:21,384円 |
どのパソコンも、CPU、メモリなど基本的なスペックは同じです。
CPU: x5-Z8300
CPU周波数: 1.44GHz
コア数: 4 コア
メモリ: 2GB
メモリ種類: DDR3L
ストレージ容量: eMMC:32GB
無線LAN: IEEE802.11a(54Mbps)、IEEE802.11b(11Mbps)、IEEE802.11g(54Mbps)、IEEE802.11n、IEEE802.11ac
OS: Windows 10 Home 32bit
接続端子: HDMI
じゃ、何が違うかというと、Bluetoothのバージョンぐらい。
マウスコンピュータだけ4.1であとは4.0です。インテルはbluetoothの有り無ししか書かれていないので明確にはわかりません。
また、bluetoothの4.0と4.1の違いは、4.1はLTEとの電波干渉が改善されている点。
私の個人的な意見では、スティック型パソコンの場合、キーボードやマウスとつなぐくらいしか使わないと思うので、どっちでも気にしません。
そして、Bay Trail(第3世代)のCPUを使用したスティック型パソコンはこちら。
Intel Compute Stick CSTK-32W
I・O DATA/アイ・オー・データ スティック型PC インテル Compute Stick CSTK-32W 価格:15,120円 |
Diginnos Stick DG-STK3
【送料無料】スティックPC スティック型パソコン ドスパラ Diginnos Stick DG-STK3 価格:10,520円 |
※販売店は同じですが、下のバナーから買うと少し安い設定になっています。
こちらも基本スペックは各メーカーほぼ同じ、というか同じです。
CPU: Atom Z3735F
CPU周波数: 1.33GHz
コア数: 4 コア
メモリ: 2GB
メモリ種類: DDR3L
ストレージ容量: eMMC:32GB
無線LAN: IEEE802.11b(11Mbps)、IEEE802.11g(54Mbps)、IEEE802.11n、OS: Windows 10 Home 32bit
接続端子: HDMI
違うのはOSで、
Intel Compute Stick: Windows 8.1 with Bing 32bit
Diginnos Stick: Windows 10 Home 32bit
結果、ちょっとだけ最新世代アーキテクチャを使ったCPUの方がスペック的には高いですし、何より11ac対応なので、余裕があればやはり上の3つあたりから選ぶと良いのではと思います。
11ac対応だと、通信スピードが速くなります。
第3世代のBay Trail CPUから選ぶのであれば、同じBay Trail同士はスペック的にはだいたい同じなので、やはりコスト的に安いDiginnos Stick(9,980円)が良いと思います。
あと、Diginnos Stickを販売しているドスパラ↓↓で購入すると、キーボードやマウス、あとOfficeを一緒に購入しやすくなっているので(DELLみたいにオプションを選択するだけです)、初心者にも買いやすいと思います。
ドスパラ スティック型PC!!
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/4898238
この記事へのトラックバック