2018年11月13日
金積み立ての実情!ばばあがしている金積み立ての内容をご紹介!
「ばばあ2」
以前に金投資についてご紹介しました。ばばあも金積み立てをしています。いつ辞めるかのタイミングを決められずだらだらと今日まで過ごしてきました。
今月、金の買付「残高証明書」と言うものがきました。少額で恥ずかしいですが、皆さんに公表してしまいます。金積み立てをしていらっしゃる方はご存知でしょうが、初めて見る方も多いはずです。この内容を見てから金積み立てを初めても遅くなないのではないでしょうか。
1.「残高証明書」の発行は年2回
ばばあは田中貴金属で金積み立てをしています。理由は現物引出が出来る場所が名古屋にあったからです。一時期、スポット買いもしていましたから、立地上の便利さから田中貴金属にしました。
ばばあは手数料等の事をあまり考えていなかった事、当時は3社ほどしか金積み立てがなかったので、上記の理由から田中貴金属を選んでいますが、今は色んな企業も金積み立てがあり、後から思えばもっと増えていたのかもと考える事もあります。
年2回の「残高証明書」を見てはどのくらいになったのか楽しみはあります。一緒に金の歴史や現状などの冊子と等価交換が出来る商品の紹介なども入ってきます。最近多く入ってくるチラシは仏具のチラシが多いですね。
冊子は読みごたえありで最後のページにクロスワードパズルがあります。抽選で10分の1オンスの金貨が当たります。毎回応募をしています。何とばばあは過去に1度、10分の1オンスが当たりました。その後何度も応募していますが、やっぱり2度は無いようです。
しかし、少額で中々増えてこないのが現実です。今回は「残高証明書」の内容を詳しく見てみました。以外に金の購入金額の割に手数料がかかることを知りました。内容について見てみましょう。
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2.「残高証明書」月の最高金額と最低金額
「残高証明書」の中には1カ月の中で1番高かった日の金額と1番低かった金額が記載されています。
30年4月〜9月の間で金の1g当たりの最高と最低の差額を下記に表示してみました。
・4月138円
・5月120円
・6月207円
・7月156円
・8月259円
・9月108円
と、このような差があります。この結果から推測すると一番低い日が8月に在ったと言う事ですね。6月の最低金額よりも8月の最高金額が低くなっています。8月は金が安かったということが考えられますが、過去に在ったような高騰や下落程ではありません。
一番安い日に購入できればいいのですが、だれも予測はできません。偶然、安い日に金を購入できればいいのですが、それが難しいのでドルコスト法で購入する、金積み立てがあるのです。
上記の金額は金のインゴット(24金)の金額ではありますが、アクセサリーなどは18金や14金が多いですし、近頃は10金の物が多く出回っています。お客様に多いのはインゴットの売値が買取金額と勘違いをされる場合も多いです。
何故かと言えば金の純度により金額が違うとは思っていらっしゃらない事です。
アクセサリーを購入するときにかかる金額
デザイン料+加工するための手間代+ブランの商品であればブランドの金額+1gの金の値段+消費税
金のg金額だけで販売しているお店などは日本にありません。喜平のネックレスやブレスでさえデザイン料がかかります。海外ではデザインに関係なく金の重さだけで販売をしている国も多くあります。中国でもそうです。しかし、お店により1gの単価が違うようです。金の種類も少ないですが、日本が一番良心的ではないようです。
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3.「残高証明書」の1ヵ月支払現金の内訳
金積み立ての場合は金の買い付け金額の他に手数料を支払って購入しなければなりません。金積み立ては金を一度購入して積み立てさせてるので、手数料なるものが発生するようです。
月額7000円分の買付の場合の支払金額の内訳
・地金買付金→7000円
・手数料・送料・年会費→175円(2.5%)
合計支払金額は7175円になります。毎月金融機関の口座から7175円引き落とされるのです。
皆さんは2.5%の手数料を払って月に7000円分の金を購入できればと考えていらっしゃるかもしれませんが、まだまだ必要な経費があるのです。どこの企業も損はしないようになっています。美味しい話は相手が美味しいと言う事です。
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4.「残高証明書」の1ヵ月支払現金の中に消費税も含まれる
上記の説明の様にばばあは1カ月当たり7175円支払っています。その中に買付手数料を2.5%、支払ってします。しかし金を購入するには消費税を支払わなければならないのです。地金買付金から8%の消費税を引かれます。
支払金額7175円ー(手数料175円+消費税518円)=6482円が実際の金の購入金額
上記の様に支払金額から10.5%を引かれた分が金の購入金額になります。これが10%の消費税になれば12.5%引かれてしまいます。
想像では3000円の積み立で3000円分の金を購入できると勘違いされる方も見えますが、そんなに甘くはありません。3000円では315円分差し引かれた金額しか金を購入できません。
そしても一つ必要な物があります。それは年会費が1年に1回引かれます。
年会費1000円+8%=1080円
10%になれば当然ですが1100円になります。
消費税の場合は売る時に戻るので損をした気分にはなりません。何故なら5%や8%の時に購入していて10%の時に売れば消費税分は得したことになりますが、金の1g当たりの金額が同じならば良いでしょう。しかし金の1g当たりの金額が同じとは言えません。
ましてや、暴落している可能性もありますし、その逆に高騰している可能性もあるのです。先が見えない物が投資というものなのでしょうか。但し、購入手数料と年会費がかかることに対しては2重税を支払っている気分にはなってしまいましたね。次は実際に支払た金額から考えてみました。
5.「残高証明書」からわかる事
ばばあの場合を例にして金額を出してみます。
月の支払金額7175円×12カ月=86,100円+年会費1,080円
年間支払合計金額87,180円になります。
月の金の実際買付金額7175円ー(手数料175円+消費税518円)=6,482円
実際の年間買付金額6,482円×12カ月=77,784円になります。
年間支払合計金額87,180円ー(月の買付金額77,784円)=9,396円余分に支払い金を購入しています。
この金額は金を購入するために12.07%余分にし払っていることになります。
上記の内容が金積み立ての「残高証明書」を分析した結果でした。仕事で金の金額や金について詳しく知るために金積み立てを始めました。実際に購入してみると支払った分と実際に手に乗る金との違いがはっきりするのです。
この金額が高いと思うか安いと思うかは売るときにしかわかりませんね。きっと金積み立ては支払えるうちは遊びのつもりで続けるでしょうが、10%になり金が高騰したら引き上げて売るかもしれませんね。
一度で良いから金の固まりを抱いて寝てみたいものです。それまでには何年かかることでしょう。
価格:9,072円 |
まとめ
・「残高証明書」の発行は年2回発行される、しかしあまり見ていなかった
・「残高証明書」月の最高金額と最低金額は結果論
・「残高証明書」の1ヵ月支払現金の内訳をしっかり見るべき
・「残高証明書」の1ヵ月支払現金の中に消費税も含まれる
・「残高証明書」からわかる事は投資にはリスクと相手に対しての儲け(手数料)が大きい
今回は金の「残高証明書」で積み立てられている金の重さしか見ていなかったばばあが初めて内容を見直してみました。12.7%も余分に支払ってしたのには驚きを隠せませんでした。
貯金をしていても利息がほとんどかからない時代ですが、宝くじを買うよりかはましと思います。宝くじの場合は空ずれると紙切れになりますが、金の場合は金で残りますから、遊び感覚で始めるのなら良いのではないでしょうか。
参考 「金積み立て」は投資目的に適しているの?やめるべき?
FROM 金券ショップ犬山
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