ヘッドコーチの伊藤です。
今週は3週目のレッスンです。
今期のストローク目標は
「ボレー対ストロークの安定させる」
(振り遅れを減らす)です。
振り遅れは、ほとんどの場合「腕の遅れ」が原因です。
早くラケットを引こうと腕だけで引くと、腕やラケットにはネットと反対方向に大きなエネルギーがかかります。
このエネルギーによって、慣性の法則が働き、腕やラケットは自分のイメージ以上に後ろに移動してしまいます。

正しい腕の準備とは、腕やラケットが慣性の法則を受けない方法です。
スクールではラケットを引く動作を「ターン・バック」と説明しています。
腕の遅れを解消するには「どうすれば、ターンバックで慣性の法則の影響を受けないか?」が大事になります。
ポイントは左手の使い方です!
ターンした時、ラケットのスロート部分から離さない事。
こうする事で、ラケットや腕が後ろに流れる事を防ぐ事できます。
いわゆる「ユニットターン」と呼ばれる物です。
ユニットターンの本当の理由はターンバック時に受ける慣性の法則を打ち消す為です。
こうする事で腕が後ろに流れる事を防ぐ事が出来ます。
左手を上手く使って安定したストロークを手に入れましょう。






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