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2018年02月09日

子供を「産みたくない」あなたへ

子供を産むのって本当に大変そう。
とても私にはできそうにない。


と言っている友人が居ました。

私は、思ってしまいました。

あなたは将来、他人の生んだ子供の世話に「だけ」なるつもりなのか。
と。

冷たい言葉でしょうか。

しかし、私の正直な気持ちです。(身体的事情等で生めない方は勿論別です)

子育ては、気力も体力も時間もお金も、全て大量につぎ込まねばなりません。

常に生活は子供中心。親の楽しみなんて、後回しです。

本当に本当に、大変です。

友人の言っている通り、保育園にも入りづらいし、男女平等なのは仕事の責任だけで、家事育児は女性に押し付けられます。

はっきり言って、割に合わないことが多いです。

ですが、子供の居ない生活を送る自信はもうありません。

苦労に対して有り余る優しさと人間としての成長、生きがいをもたらしてくれたからです。

お金や時間に、変えられるものではありません。

ここまでは精神論ですが、現実的に言いますと、友人の考えでは人間は滅びます。

ます先に、日本は瓦解します。

人間よりもまず生物として、種の保存を優先順位の下位に下げる事は、未来を放棄していると思います。

私は、産むことができない事情のある方以外のひとには、子供をぜひ設けて欲しいです。

最近、「おひとりさま」「産まない選択」等の記事を見かける事が多くなりました。

「子供を設けて一人前」と言われた価値観を、ひっくり返す考え方です。

それらの記事は、生めない事情のある方が殆どです。

その記事の最後には、「でも、産めるひとには、ぜひ産んで欲しい」という一文を、付けて欲しいのです。

社会が悪い。
出会いが無い。
自分に魅力が無い。
結婚で束縛されたくない。
お金と時間は、自分の為だけに使いたい。


そう言って、出産できる身体を持ちながら、出産適齢期を過ぎてしまう女性が居たとしたら、本当に本当に勿体ないと思ってしまいます。

勿論産むだけでは終わりません。長い子育てを含めての、「産んで欲しい」です。

大変だけど、誰かがやらなければならないのです。

誰が社会を支えていくのでしょうか。

誰がお米を作り、販売するのでしょうか。

全て、未来の大人たちじゃないですか。つまり、今の子供たちです。

素敵な女性である友人たちの多くは、結婚していません。

本当に本当に勿体ない事です。

「子供を設けて一人前」なんて言葉は、産んでいない人を貶める言葉ではないと思います。

大変な子育てを担っている親への、慰めの言葉です。

だから、「おひとりさま」や「産まない選択」で、名誉挽回する必要なんてないのです。

事情があって産めない方だって、それはひとつの素晴らしい人生です。

しかし、「産める身体があるのに産まない生き方」

これには、私はどうしても賛同できません。

どうか、産める方は産んでください。
パートナーである男性は、支えてあげてください。

こんな豊かな時代に産まれて、こんなに不安なのは、先細りする子孫への潜在的な危惧ではないでしょうか。

子供を産むのは、育てていくのは大変です。

でも、誰かがやらねばならないのです。

時代は産める人に対してまで「産まない選択」を許している訳ではありません。

どうか、素敵な女性たちの、男性たちの遺伝子が、命のバトンが託されますように。




ブログをアップするのは予約なので10時ですが、書いているのは実は深夜です。
深夜に書いた文章って、後から読むと「うわ〜っ」ってなることも多いのですが・・・。
それでも何だか思いが沸き上がって来たので、書きました。

賛否が、両極端に分かれる考え方だと思います。

読んで頂いた方、本当に、本当にありがとございました。














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