きのの3人育児にっき

７歳長男が、流行性耳下腺炎、通称おたふく風邪に罹りました。

この病気は、インフルエンザと同じく発症日を０日とし５日目まで、つまり６日間の登校禁止となり、医師からの治癒証明書をもって登校可能となります。

発症は深夜２時頃でした。

その夜は普通に食事をとり、普通に就寝した長男が泣きながら起きてきました。


左耳下がもの凄く痛い。とのことでした。


見てみると、左側の顔の輪郭が変わるほど腫れていました。

それを見て、急性の何かの症状なのだとは思いましたが、リンパ腺、甲状腺、虫歯・・・自分の思いつく限りの想像をして、とても心配になりました。

夫が救急病院に連れて行ってくれ、待つこと１時間ほど。

耳下腺炎の疑い、と言われ、痛み止めのカロナールを処方されて帰ってきました。

病院へ向かう時は、

「オレ、死んじゃったりしない？」

と、半泣きで言っていた瀕死のメンタルだった長男の様子は平常を取り戻しており、小腹が空いたとコンビニで買ってきたパンをみんなで食べ、薬を飲んでから再び就寝しました。

次の日、小児科へ行き尿検査をしました。

検査の翌日、アミラーゼの微増より、おたふく風邪である疑いが濃厚である、という所見から、おたふく風邪ということになりました。

確定でないところがちょっとすっきりしませんでしたが、「痛い検査」（血液検査と思われる）を避けるための、先生のご配慮でした。

耳下腺炎には、おたふくウイルスと別のウイルスがあり、何度も繰り返す場合は、別のウイルスの可能性が高いため、その時は詳しい検査（血液検査）をするそうです。

さて、長男の病状は軽いものでした。３日ほどで完治した様子で、熱も出ずに腫れもすぐになくなり、本人は元気そのものでした。

しかし登校禁止のため、長男のとても楽しみにしていた小学校のバザーには行くことができず、残念な思いをしました。

が・・・、インドアでも工作をしたりテレビを見たりと楽しめる長男は、降って沸いた長期休みを満喫しておりました。

ちなみに長男は、おたふく風邪の予防接種はしていませんでした。

任意接種だったためです。

その後、４歳長女と２歳次男の時は、任意接種ですが費用の補助が始まったことで、１回ずつ接種しています。

サイトなどを調べると、おたふく風邪に罹りやすい１０歳までに２回接種をするといいそうです。

私の子供のころは定期接種だったおたふく風邪ワクチンですが、数千人に1人の割合で、発熱、頭痛、嘔吐などの症状が見られる無菌性髄膜炎という副反応が出るため、自己責任という意味で任意接種になったそうです。

それでも、おたふく風邪になった際は無菌性髄膜炎や脳炎、難聴など、怖い合併症があり、さらに大人になってかかると睾丸炎や卵巣炎という合併症の危険性もあるので、一連を鑑みると、おたふく風邪のワクチンは接種しておいた方がいいのかなと感じます。（長男はしてなかったけど）




長男は、明日から登校となります。

急に耳下が腫れてびっくりしましたが、元気になってくれて良かったです！

お付き合いくださりありがとうございました。