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2016年06月10日

初めてのお留守番

朝の不調の為学校を休んでしまったけれど、その後元気になり、通院もせずにただ家で一日過ごすことになった7歳長男の話です。

その日は、4歳長女は幼稚園、2歳次男くんは保育園に預け、私が午前中に2時間ほど用事のある日でした。

元気なんだから途中からでも学校に行って欲しかったのですが、頑なに拒否をされてしまい、用事に行くにも連れて行きにくい場所なので、困ってしまいました。

元気な長男のために、その用事もキャンセルしたくありません。

そこで、初めてのお留守番をさせてみることを試みました。

電話の掛け方を教え、おやつの詰め合わせを置き、長男に2時間半ほどで戻ると告げました。

長男は少しわくわくした様子で「オレ、待って居られる。」と言いました。

その頼もしい様子と、もともと一人遊びも得意なこともあり、安心して出掛けました。

長男をひとり家に残し、家から10分ほど車を走らせ、車から降りた時でした。

私の携帯が鳴っていました。

番号は我が家の番号でした。

長男が、早速かけてきたみたいです。

嫌な予感がして電話に出てみると


「お母さん、早く帰って来て。」


と、電話口で長男が号泣していました。


ものの10分で、長男のメンタルは限界を迎えた様でした。





えーーー!

と、びっくりしました。

小学校2年生、7歳ではまだうちの場合はお留守番は早かったようです。



いや、限界来るの早すぎやろ!

と思わず関西弁で突っ込みを入れました(心の中で)が、独りぼっちで泣いている長男を思うと、私も切なくなり、用事先に事情を話してすぐに家に帰りました。

家に帰ると、泣き腫らした顔の長男が出迎えてくれました。


可愛かったです。


その後、長男は何故か武勇伝のノリで

「オレ、お留守番10分も、もたないから。」

とドヤ顔で話すことがあります。

彼の中では、「窮地を脱した経験」として昇華されているのでしょうか。

開き直っていて面白いなと思いました。

7歳の男の子、まだまだとっても可愛いです。

我が家の初のお留守番の失敗談でした。











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