きのの3人育児にっき

今年のゴールデンウィークは、広島県にある大久野島、通称うさぎ島へ行きました。

戦時中に毒ガス実験を行っていた島で、実験の為にうさぎを放し飼いしており、そのうさぎが現在も島で放し飼いにされており、７００匹ほど住んでいるとのことです。

つまり、うさぎパラダイスです。

我が家は、長男と長女がそれぞれ２歳くらいの時に訪れ、今回次男くんが２歳になる間際に、３度目の訪問となりました。



最初の訪問から、５年ほど経った印象は、

認知度が上がって人気スポットになってしまったんだな。

というものです。



ゴールデンウィークという、大型連休であったことも関係しているかもしれませんが、お昼頃にフェリー乗り場に着いた時点で、島まで渡るフェリーが２時間待ちでした。

前回まであまり待つことなく島に渡れていたので、まずここでびっくりしました。

そして島に渡ってみると、うさぎは確かに居るのですが、すでにうさぎのエサがあちこちに大量に散乱しており、もうエサに見向きもしない状態でした。



長男のときは夏に行った記憶がありますが、その時はペレット状のエサをバケツに入れた長男にエサ目当てのうさぎが何匹も集まってくれて、無事にうさぎに群がられる長男の姿を写真に収めることができました。

長女の時は、うさぎを長女が怖がってしまい、ナイスショットは撮れませんでしたが、その時もうさぎが寄ってきてくれたのを記憶しています。



今回は、飽和状態の置き餌にうんざりしているかのような、けだるい感じのうさぎ達ばかりで、寄って来てくれることはありませんでした。




持ち込むエサの量と、うさぎの消費量が、明らかにアンバランスだと思いました。

うさぎの気を引きたいけれど、全く相手にしてもらえずに業を煮やした次男くんは、うさぎを蹴ろうとしてしまう始末です。（トホホ・・・）

次男くんにうさぎが興味を示した唯一の瞬間は、次男くんが気まぐれにうさぎに差し出した棒切れの先っちょに対してだけでした。（棒切れをちょっとかじってくれました。エサじゃない物が逆に新鮮だったのだろうか・・・。）



大久野島には、国民休暇村のホテルがあり、島に宿泊することもできます。

今回は数か月前から満室状態で宿をとることができなかったため、午後に日帰りで行きました。

もしかしたら、宿泊客しか居ない朝などには、元気なうさぎの姿が見られるのかもしれません。




うさぎに囲まれる次男くんを見たかったのですが叶わず、今回のうさぎパラダイスは残念な結果に終わりました。

また行くことができるのかは未定ですが、群がってくるうさぎ達にまた会いたいです。




我が家の今年のゴールデンウィークの思い出でした。