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2017年02月20日
ヒマっぱなし??病院SEはどんな仕事をしているのか?
地方の小さな病院システムエンジニア兼病棟事務として働いています、にゃんとです。
今回は、「病院SEはどんな仕事をしているのか?」についてちょっと書こうと思います。
もちろんその医療機関によってこの内容は異なります。
あくまで自分は…ということですので、ご了承ください。
あなたの病院にいるSEさんは忙しそうでしょうか?
私は基本的に「常に忙しい」訳ではありません(あくまで私はですよ)。
よく家で家内や娘と話をしている時に、
「お父さんは何の仕事をしているの?わかんない(ストレートに言うと「ちゃんと仕事してんの?」)。」
と言われます。
簡単に言うと病院に勤務しているシステムエンジニアは、
「パソコンやその周辺の機器(プリンタなど)、ソフト(例:ワードやエクセル、電子カルテシステム)、またはその環境(ネットワーク)などに問題や疑問が生じた場合にその解消をする人」
です。
つまり、
「パソコン動かなくなったー。SEに連絡だ。」、
「エクセルでグラフが上手く作れねー。SEに聞こう。」、
「電子カルテでここの動きが納得いかねー。SEに言って業者に直してもらおう。」
なんて感じで連絡が来ます。
日々色々な要望や苦情がきますが、問題の大小関わらず、頻度的には毎日少なくて5件程度、多くて10件程度、院内PHSに電話が来ますね。
ただなんかイメージ的に「機械に詳しい人」というのがあるみたいで、
「病室のテレビが映らなくなった。SEに連絡だ。」、
「院内PHSが繋がらなくなった。SEに連絡だ。」、
なんていう、一部変な感じにもなっています。
一応分かる範囲は対応しますが…
そしてその話の内容によってSEの対応の仕方は様々です。
自分で分かるような、例えばエクセルのグラフの作り方やメールソフトの使い方、固まったパソコンを再起動するなどのことは、その場で自分が対処します。
対して自分じゃ分からない、「こうすればいいかな?」というのはあるがちょっと怖い、などの時にはその物に応じて業者に連絡・相談をします。
また、電子カルテシステムへの要望や苦情などは、自分を窓口として業者へ伝え、極力こちらの希望通りになるよう交渉していきます。
このように問い合わせの範囲は広く、対応できるかどうかはSEの腕やレベルにも影響されますが、SEとしては、
「困ったら業者へ」
が合言葉ですので、仕事自体はそんなに難しくはないと思います。
ただ業者の言っていることの中には専門用語も出てきます。
この意味が分からない、仕組みが分かっていないと全体的に見た場合、伝える、理解する、ということに時間が掛かってしまうため、対応が完了するまでの時間も長くなってしまうと思います。
個人的には困った人から頼られて、解決した時に一緒になって「よかった」と思えるので、仕事としては面白いと感じています。
業者の主張と病院側の主張に挟まれてお腹が痛くなる時もありますけどね…
以上です、今回はこの辺で。
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