新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2016年02月07日
ゆきだるまのお家 〜標準仕様 vol.4
こんにちは、つばさです。
今回は、ゆきだるまのお家;標準仕様から
窓についてお話したいと思います。
前回、疑問になっていた防火タイプの玄関ドア
(LIXIL→YKKAPへの変更)
についても解決しましたので、そちらは後程・・・
◆窓について
窓は、LIXILの「Low-E 複層ガラス(アルゴンガス入り)」が
標準となります。
北海道のような寒冷地域では、複層ガラスが基本ですね。
ペアガラスの間には、断熱性能を高めるためのガスも
入っています。
そして、トリプルガラスというガラスが三層になっている
窓も販売されていますが、標準ではペアガラスです。
ちなみにサカエ建設さんでは、トリプルガラス標準と
説明を受けました。
『ゆきだるまのお家は、トリプルじゃないのかぁ・・・』と
残念に思われる方もいらっしゃるかもですね。
しかし、別の見方をすると。。。
「ペアガラス使用で、Q値が1.0を出せている」
ということなんです。
家の熱は、外気と直接触れている窓から一番多く逃げていき
全体の50〜60%程度は、窓から出ていくと言われています。
窓の性能を上げることが、家全体の断熱性能を高める
一番の近道となりますが、そんな中ペアガラスでQ値1.0は
凄いのでは?と思います。
そしてここからが重要なのですが、準防火地域などで
使用しなければならない
『防火窓(網入り)は、トリプルガラスが販売されていない』
という点なのです。
(いずれは開発されて、発売されると思いますけど)
その為、トリプル窓が標準のメーカーでも
準防火地域に家を建てる場合は、ペアガラスとなり
確実に、Q値(断熱性能)が悪くなります。
※実際、昨年末に家が完成した友人宅でも
トリプル → 網入りペアへと変更になり、
Q値が1.3程度となってしまい
変更費用も100万以上発生したそうです。
もし準防火地域などに家を建てるご予定の方は
標準窓がトリプルの場合、断熱性能が大きく
下がってしまう可能性が高いも要注意です。
もしくは断熱性能を維持しようとすると
費用がかなり高額になってしまうかもしれませんね。
そして、私の土地も準防火地域ですので
網入りガラスへ変更しなければならず・・・
サッシがアルミ(LIXIL)よりも、樹脂(YKKAP)の方が
断熱高いという理由から、YKKAPの窓をお勧めされました。
1階は、隣接地から3m以内のため、リビング以外
2階は、隣接地から5m以内のため、全部屋(3部屋)
の窓を、防火窓(網入り)へ変更になります。
そして、窓を全て通常・防火ともにYKKAPへ変更する為
『玄関ドアも、YKKAPで揃えたほうが安く仕入れれます』
と担当者が仰ってました。
ということで、玄関ドアはLIXILではなく
YKKAPの防火ドアだったんですね。謎が解決です。
『LIXILでも良いですけど、どうします?』と
逆に聞かれましたが
安くなるなら、もちろんYKKAPで大丈夫です!!
そして、Q値の概算ですが窓を変更している関係から
若干ですが、「1.0を超えそうな感じ」との事。
ちゃんとした数値はこれから計算されるそうですが
もし、1.0を超えた場合
「窓を減らすか、屋根の断熱材を厚くするか・・・」
のどっちが良いかと言われました。
費用削減もあり、窓はちょっと少な目にしているため
これ以上減らせないしなぁ。。。
「ちなみに、屋根の断熱を厚くした場合の費用は?」
と恐る恐る聞いてみたところ・・・
『3cm厚くすれば、恐らくQ値:1.0が出せると思うのですが
3万円くらい必要だと思います』
との事。
3万円で、Q値が改善される(暖か家に近づく)であれば
窓が減るよりは良い!と妻も即答でOKでした。
追加費用が高かったら、どうしよう・・・
と内心不安でしたが、何とかQ値:1.0が出せそうな感じです。
屋根の断熱材が3cm厚くなることで
どれくらい暖かさが変わるの?って聞かれると
正直わかりませんが
Q値:1.0を出せるかどうかは、大きな意味があります。
それは、実は札幌市の補助金に
関係してくるのですが
補助金については長くなるため、また次回にでも。。。
≪前の記事へ 次の記事へ≫
今回は、ゆきだるまのお家;標準仕様から
窓についてお話したいと思います。
前回、疑問になっていた防火タイプの玄関ドア
(LIXIL→YKKAPへの変更)
についても解決しましたので、そちらは後程・・・
ゆきだるまのお家:標準仕様
◆窓について
窓は、LIXILの「Low-E 複層ガラス(アルゴンガス入り)」が
標準となります。
北海道のような寒冷地域では、複層ガラスが基本ですね。
ペアガラスの間には、断熱性能を高めるためのガスも
入っています。
そして、トリプルガラスというガラスが三層になっている
窓も販売されていますが、標準ではペアガラスです。
ちなみにサカエ建設さんでは、トリプルガラス標準と
説明を受けました。
『ゆきだるまのお家は、トリプルじゃないのかぁ・・・』と
残念に思われる方もいらっしゃるかもですね。
しかし、別の見方をすると。。。
「ペアガラス使用で、Q値が1.0を出せている」
ということなんです。
家の熱は、外気と直接触れている窓から一番多く逃げていき
全体の50〜60%程度は、窓から出ていくと言われています。
窓の性能を上げることが、家全体の断熱性能を高める
一番の近道となりますが、そんな中ペアガラスでQ値1.0は
凄いのでは?と思います。
そしてここからが重要なのですが、準防火地域などで
使用しなければならない
『防火窓(網入り)は、トリプルガラスが販売されていない』
という点なのです。
(いずれは開発されて、発売されると思いますけど)
その為、トリプル窓が標準のメーカーでも
準防火地域に家を建てる場合は、ペアガラスとなり
確実に、Q値(断熱性能)が悪くなります。
※実際、昨年末に家が完成した友人宅でも
トリプル → 網入りペアへと変更になり、
Q値が1.3程度となってしまい
変更費用も100万以上発生したそうです。
もし準防火地域などに家を建てるご予定の方は
標準窓がトリプルの場合、断熱性能が大きく
下がってしまう可能性が高いも要注意です。
もしくは断熱性能を維持しようとすると
費用がかなり高額になってしまうかもしれませんね。
そして、私の土地も準防火地域ですので
網入りガラスへ変更しなければならず・・・
サッシがアルミ(LIXIL)よりも、樹脂(YKKAP)の方が
断熱高いという理由から、YKKAPの窓をお勧めされました。
1階は、隣接地から3m以内のため、リビング以外
2階は、隣接地から5m以内のため、全部屋(3部屋)
の窓を、防火窓(網入り)へ変更になります。
そして、窓を全て通常・防火ともにYKKAPへ変更する為
『玄関ドアも、YKKAPで揃えたほうが安く仕入れれます』
と担当者が仰ってました。
ということで、玄関ドアはLIXILではなく
YKKAPの防火ドアだったんですね。謎が解決です。
『LIXILでも良いですけど、どうします?』と
逆に聞かれましたが
安くなるなら、もちろんYKKAPで大丈夫です!!
そして、Q値の概算ですが窓を変更している関係から
若干ですが、「1.0を超えそうな感じ」との事。
ちゃんとした数値はこれから計算されるそうですが
もし、1.0を超えた場合
「窓を減らすか、屋根の断熱材を厚くするか・・・」
のどっちが良いかと言われました。
費用削減もあり、窓はちょっと少な目にしているため
これ以上減らせないしなぁ。。。
「ちなみに、屋根の断熱を厚くした場合の費用は?」
と恐る恐る聞いてみたところ・・・
『3cm厚くすれば、恐らくQ値:1.0が出せると思うのですが
3万円くらい必要だと思います』
との事。
3万円で、Q値が改善される(暖か家に近づく)であれば
窓が減るよりは良い!と妻も即答でOKでした。
追加費用が高かったら、どうしよう・・・
と内心不安でしたが、何とかQ値:1.0が出せそうな感じです。
屋根の断熱材が3cm厚くなることで
どれくらい暖かさが変わるの?って聞かれると
正直わかりませんが
Q値:1.0を出せるかどうかは、大きな意味があります。
それは、実は札幌市の補助金に
関係してくるのですが
補助金については長くなるため、また次回にでも。。。