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2016年02月29日

高断熱の根拠? 〜断熱材は何を使っているのか

こんにちは、つばさです。

今朝も、北海道は大雪でしたね。

雷が鳴っていたのですが私にとっては
冬の雷というのは非常に珍しかったです。

太平洋側の地域では、雷=夏 のイメージなので
雪が降りながら雷が鳴るとはビックリでした。

北海道の一部は、数年に一度の大荒れと聞いています。
外に出られる方は引続き、ご注意ください。


さて、これまでゆきだるまのお家は
高断熱でQ値:1.0以下ですよ、と紹介してきましたが
具体的に使用している断熱材は紹介していなかったです。

ただ、断熱材について知りたくて
こちらのブログへ来ていただいた方もいるようですし

そういえば、住宅メーカー探しの時に
「藤城建設さんの方では、Q値:1.0で価格●●万円の
 見積もりでしたよ」
と、他の担当者へ伝えた際に

本当ですか??その値段で・・・
 どんな断熱材を使ってるんだろう・・・?


と、逆に聞かれたこともあったため
少し断熱材についてご紹介しておこうと思います。


まず、断熱工法ですが
・『外張り断熱』 (外断熱)
・『充填断熱』 (内断熱)
があり、それぞれメリット・デメリットがあります。

断熱工法

そして、ダブル断熱
この両方を取り入れていて、双方のメリットを活かすことが
出来ると言われています。

ゆきだるまのお家プランも
このダブル断熱となります。

そして、使用している断熱材ですが

外壁
 高性能グラスウール
 FP板 : B類3種


屋根裏
 ロックウール

となっています。
具体的な「断熱材の厚さ」は、記述を控えさせていただきます。

インターネット上で調べてみると
グラスウールは絶対使用してはいけない!
と書かれたサイトも見つけたのですが

どの素材でもメリット・デメリットがありますし
もし本当に「絶対に使用してはいけない」ような物であれば
ここまで日本中で普及はしていないと思います。

※グラスウールは非常に一般的で
 施工の問題はあると思いますが、
 素材自体の問題では無い筈です

また素材や施工に問題があった場合、
欠陥住宅等でクレームが発生して、悪い評判が立つため
同じ地元で長く会社をやっていくことは不可能ですよね。


個人的な考えですが、使っている断熱材がどうこうよりも
 ・施工がちゃんとしているか?
 ・Q値やC値が良い数値出ているか?

が重要と考えています。

仮に良い断熱材を使っているとしても、
厚みが十分でなければ、断熱性能(Q値)
施工がしっかりしていなければ、気密性能(C値)
それぞれ悪くなってきますので・・・。

住宅メーカーをお探し中の方は
断熱材は何を使っていますか?』と聞くよりも
平均的なQ値とC値は、いくらぐらいですか?
と担当の方へ聞いた方が
比較する際に分かりやすいと思います。

以前に、窓からの熱移動が最も大きいため
窓の断熱性能を上げるか、
窓自体を小さくする(減らす)ことが良いと書きました。

ゆきだるまのお家は、窓が標準:ペアガラスのため
Q値:1.0以下を達成するために
窓を小さくしているか、かなり減らしているんじゃないの?
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

今計画中の家は、
ちゃんと各部屋・フリースペースに窓もありますし
大きさも十分です。

リビング窓については、一般的なものより大きくしているため
カーテンを探すのが大変なくらいです・・・(>_<)

それでも、Q値:1.0達成できそうですし
ローコストのままですので、十分満足しています。


ちなみに他メーカーで、2015年夏に新しく
今考えられる「最高性能」を備えた●●●●の家
として紹介されているプランでは

トリプルガラスとアルミ樹脂複合サッシを
 併せた「高性能ハイブリッド窓」


外張り断熱と充填断熱を併せた「ダブル断熱」


と書かれていて、窓もトリプルだし
すごい高性能かなと思って詳しく見ていったところ・・・


Q値:1.52


あれ・・・


あんまり断熱性能高くないようです。
本州だと、この数値でも十分なのかもしれませんが
寒冷地では、物足りない数値になってしまいます。

札幌版次世代〜の基準では
ベーシックでもQ値:1.3のため
補助金も貰えないレベル(>_<)


いや・・・
もしかしたら、すごいローコストなのかもしれない。。。


価格は・・・


30坪プランで、1800万円台!(寒冷地は別途割増)
※しかも付帯工事費は含まれない

寒冷地仕様にすることで、Q値は向上するかもしれませんが
全てを含めた価格は、確実に2000万を超えてきます。
(もしかしたら・・・中の設備が凄いかもしれませんね)

使っている素材(トリプル窓)や、工法(ダブル断熱)を見ると
暖かそうな家!となるのですが
そうではないケースもあるため、やはりQ値は重要だと思います。

そして、Q値は計算で算出することが出来るのですが

ゆきだるまのお家では
フラット35 Aプラン
・札幌版次世代住宅補助:スタンダード(Q値:1.0以下)


に、それぞれ標準対応で補助を受けられることから
偽りの数値ではなく
省エネ & 高断熱・高気密住宅であることが証明されています。


さて、明日はいよいよ
フラット35 3月の金利発表!
の日ですね。

既に、2月:1.48%とかなり低い訳ですが
果たして、1.2%台まで下がってくれるかどうか・・・

非常に気になるところです。
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posted by つばさ at 10:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 藤城建設
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