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2016年03月09日
パッシブ換気のメリット・デメリット
こんにちは、つばさです。
ゆきだるまのお家プランでは使用出来ないのですが
最近話題になっているパッシブ換気システムについて
ご紹介したいと思います。
これまでの第1種〜第3種換気システムとは異なることから
第4種換気システム、と呼ばれてたりもするようです。
「パッシブ〜」という言葉は、いくつかあり
パッシブハウスという言葉も良くみますが
パッシブ換気とパッシブハウスは全く別物となります。
※画像は、パッシブハウスジャパンさんよりお借り
簡単に書きますと、パッシブハウスは
高断熱・高気密の超省エネ住宅で
ドイツのパッシブハウス研究所で決められている
性能基準としては・・・
1. 年間の冷暖房負荷が、15kwh/u以下
2. C値:0.2 相当
3. 一次エネルギー消費量120kwh/u以下
となっています。
そのため、上記基準を満たすことが出来れば
換気システム自体はどれでも良いとなりますが
冷暖房負荷を減らすために一般的には、
第1種換気が多いと思われます。
つまり、パッシブ換気では無いですね。
ZEHのように、一次エネルギー消費量を
ゼロにしなければいけない訳ではないため
太陽パネルや蓄電池設置なしでも大丈夫です。
札幌版次世代住宅基準のトップランナー基準に
近いかもしれません。
では改めて、パッシブ換気とは・・・
給排気を機械に頼らず、自然な空気の流れだけで
家の中を換気する方法(システム)です。
給気口から取り込んだ外気を、床下で温めてから
温度差を利用することで、天井(煙突)から排気。
その間、家の中を暖かい空気が通ることで
家全体を温めることが可能。
◆メリット
・換気の電気代が不要
⇒自然の力を利用した換気システム
※第1種〜第3種では機械を使うため
多少なりとも電気代が必要です。
・メンテナンスが基本不要
⇒換気に機械(動力)を使用していないため
基本的に、壊れる心配がない
・暖房器具がエアコン一台のみ
⇒床下に、エアコンを設置するだけ
各部屋に暖房器具は不要なため
省エネ・暖房費節約にも繋がる。
※換気自体はメンテナンス不要ですが
エアコンのメンテナンスは必要ですね
他にもメリット多くあると思いますが
代表的なものを取り上げさせていただきました。
◆デメリットは?
では反対にデメリットはどういったものでしょうか。
デメリットが全く存在しないということは無いと
思いますが
調べても、殆ど見かけない状態です。
調べていく中で、私が個人的に考えるデメリットは
×換気の量が、一定では無い
⇒第1種換気だと、全て機械で行いますが
パッシブ換気は温度差を利用した換気の為
温度が少ない時期(春・秋)は
換気が十分に行われない可能性があります。
ただし、こういった時期は窓を開けることで
十分すぎる程の換気が可能です。
×施工可能な住宅メーカーが少ない
⇒住宅自体が、高断熱・高気密でなければならず
太陽光の取り入れを計算しながら
窓の向きや大きさを考え、また風向きなども
考慮に入れる必要があるなど
複雑な計算の上で家を建てる必要があるようです。
そのため、本物のパッシブ換気で建てられる
住宅メーカーを探さなければなりません。
高気密でなければ、隙間から外気が入ってきますし
計算が不十分であれば、換気が計画通り行われず
淀んだ空気が、家の中に残ってしまいます。
他の換気システムに比べると
デメリットらしいデメリットは少ないイメージです。
パッシブ換気システムの導入コストも低いようですので
・建物自体をローコストで建てられる
・本物のパッシブ換気の導入が可能
こういった住宅メーカーを見つけられれば
ぜひチャレンジしてみたい換気システムだと
個人的に考えています。
パッシブ換気を使用した場合に
暖房費がどれくらい抑えられるのか?の
本当のところが分かれば、またお知らせいたしますね。
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ゆきだるまのお家プランでは使用出来ないのですが
最近話題になっているパッシブ換気システムについて
ご紹介したいと思います。
これまでの第1種〜第3種換気システムとは異なることから
第4種換気システム、と呼ばれてたりもするようです。
「パッシブ〜」という言葉は、いくつかあり
パッシブハウスという言葉も良くみますが
パッシブ換気とパッシブハウスは全く別物となります。
パッシブハウス
※画像は、パッシブハウスジャパンさんよりお借り
簡単に書きますと、パッシブハウスは
高断熱・高気密の超省エネ住宅で
ドイツのパッシブハウス研究所で決められている
性能基準としては・・・
1. 年間の冷暖房負荷が、15kwh/u以下
2. C値:0.2 相当
3. 一次エネルギー消費量120kwh/u以下
となっています。
そのため、上記基準を満たすことが出来れば
換気システム自体はどれでも良いとなりますが
冷暖房負荷を減らすために一般的には、
第1種換気が多いと思われます。
つまり、パッシブ換気では無いですね。
ZEHのように、一次エネルギー消費量を
ゼロにしなければいけない訳ではないため
太陽パネルや蓄電池設置なしでも大丈夫です。
札幌版次世代住宅基準のトップランナー基準に
近いかもしれません。
では改めて、パッシブ換気とは・・・
パッシブハウス
給排気を機械に頼らず、自然な空気の流れだけで
家の中を換気する方法(システム)です。
給気口から取り込んだ外気を、床下で温めてから
温度差を利用することで、天井(煙突)から排気。
その間、家の中を暖かい空気が通ることで
家全体を温めることが可能。
◆メリット
・換気の電気代が不要
⇒自然の力を利用した換気システム
※第1種〜第3種では機械を使うため
多少なりとも電気代が必要です。
・メンテナンスが基本不要
⇒換気に機械(動力)を使用していないため
基本的に、壊れる心配がない
・暖房器具がエアコン一台のみ
⇒床下に、エアコンを設置するだけ
各部屋に暖房器具は不要なため
省エネ・暖房費節約にも繋がる。
※換気自体はメンテナンス不要ですが
エアコンのメンテナンスは必要ですね
他にもメリット多くあると思いますが
代表的なものを取り上げさせていただきました。
◆デメリットは?
では反対にデメリットはどういったものでしょうか。
デメリットが全く存在しないということは無いと
思いますが
調べても、殆ど見かけない状態です。
調べていく中で、私が個人的に考えるデメリットは
×換気の量が、一定では無い
⇒第1種換気だと、全て機械で行いますが
パッシブ換気は温度差を利用した換気の為
温度が少ない時期(春・秋)は
換気が十分に行われない可能性があります。
ただし、こういった時期は窓を開けることで
十分すぎる程の換気が可能です。
×施工可能な住宅メーカーが少ない
⇒住宅自体が、高断熱・高気密でなければならず
太陽光の取り入れを計算しながら
窓の向きや大きさを考え、また風向きなども
考慮に入れる必要があるなど
複雑な計算の上で家を建てる必要があるようです。
そのため、本物のパッシブ換気で建てられる
住宅メーカーを探さなければなりません。
高気密でなければ、隙間から外気が入ってきますし
計算が不十分であれば、換気が計画通り行われず
淀んだ空気が、家の中に残ってしまいます。
他の換気システムに比べると
デメリットらしいデメリットは少ないイメージです。
パッシブ換気システムの導入コストも低いようですので
・建物自体をローコストで建てられる
・本物のパッシブ換気の導入が可能
こういった住宅メーカーを見つけられれば
ぜひチャレンジしてみたい換気システムだと
個人的に考えています。
パッシブ換気を使用した場合に
暖房費がどれくらい抑えられるのか?の
本当のところが分かれば、またお知らせいたしますね。
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