2016年03月08日
2016年度:札幌版次世代住宅補助制度 (新基準)
こんにちは、つばさです。
昨日3/8に、2016年度の札幌版次世代住宅補助制度の
業者向け説明会が、実施されました。
まだ日程等、詳細情報は開示されていませんが
新基準について、いくつか情報が情報が入ってきています。
国の省エネルギー基準を参考に、国内最高水準を目指し
札幌市独自に基準を設け
住宅の断熱性・気密性の性能を評価し認定を行い
また等級がベーシックレベル以上の
札幌版次世代住宅を新築する方へ
建設費用の一部を補助するものです。
積雪寒冷地である札幌では
冷暖房に使用するエネルギーが全国に比べて多く
家庭の消費エネルギー約半分を占めるそうです。
そのため、住宅自体の省エネルギー化を図ることが
暖房エネルギーの削減に大きく繋がり
国や札幌市が目指しているCO2の削減にも繋がります。
まずは、昨年度までの基準についてです
◆トップランナー : 補助金 200万
Q値:0.5以下
C値:0.5以下
年間暖房エネルギー:15kWh以下 (ほぼ無暖房)
C値は隙間を表した数値で、しっかりと建てることで
0.5以下は十分狙えるレベルのようですが
Q値(断熱):0.5以下は、とても大変なようで
断熱材の変更等で、建築費用がかなりUPするため
補助金だけを目的では狙えないレベルだと
思います。
実際に藤城建設が数年前に建てて
トップランナー基準が認定された家がありますが
相当お金が掛かったそうで
年間暖房エネルギー:3.0kWhと基準値を
大きく上回っていて、「やりすぎました」との事^^;
そして、トップランナー以下は
どのようになっているかというと・・・
◆ハイレベル : 補助金 50万
Q値:0.7以下
C値:0.7以下
年間暖房エネルギー:30kWh程度
◆スタンダードレベル : 補助金 50万
Q値:1.0以下
C値:1.0以下
年間暖房エネルギー:45kWh程度
⇒ゆきだるまのお家は、標準プランで
このスタンダードレベル達成となります。
◆ベーシックレベル : 補助金 50万
Q値:1.3以下
C値:1.0以下
年間暖房エネルギー:60kWh程度
◆ミニマムレベル : 補助金 なし
Q値:1.6以下
C値:2.0以下
年間暖房エネルギー:75kWh程度
と、ミニマムレベルは補助金なしですが
ハイレベル・スタンダード・ベーシックは
一律で、50万円となっていました。
これが、昨年度までの基準です。
そして、今年2016年度の新基準は・・・
まず、Q値で見ていた基準がUA値というものへ変更。
こちらは計算方法が少し異なるだけで
Q値と同じく、家の断熱性能を表す数値となります。
ゆきだるまのお家プランは、同じくスタンダード達成予定
との事。
そして、ベーシックレベル以上については
一次エネルギー消費量の等級5となっていて
これは、フラット35sのAプラン基準となるのですが
この札幌市次世代版住宅基準で
ベーシックレベル以上に認定されることで
フラット35sの適合証明を受けなくても良いように
金融機関と調整するとかなんとか・・・
この部分は、昨日の説明会で話があったと思いますが
残念ながらまだ情報出ていません(>_<)
全ての金融機関でOKかどうかも、まだ不明です。
そして、何より気になる補助金の額ですが
(もう上の表に書いちゃってますね)
●ハイレベル 50万 ⇒ 150万円へUP!
●スタンダード 50万 ⇒ 80万円へUP!
●ベーシック 50万 ⇒ 30万円へDOWN
となっています。
この制度を利用予定の方はチャンスです!
※ベーシックは、ちょっと残念
特に、ハイレベルは50万⇒150万へUPですので
高気密・高断熱の住宅を予定されている方なら
十分狙う価値があるのではないでしょうか。
藤城建設の担当者が言っていたのですが
ハイレベル旧基準のQ値:0.75を狙おうとすると
断熱材も標準より変更しなければならないため
お金は掛かるそうですが
補助金150万です!
具体的にどれくらい追加費用が必要かは
家の大きさによって変わってくるため
藤城建設へ確認してみてくださいね。
ちなみに、私の場合は土地が準防火地域で
網入りガラスを使用しなければならず
トリプルガラスの窓は使えないため、スタンダードで
申請予定です。
この補助制度の注意点としては
・応募者が多い場合は抽選
・スケジュールがタイト
が考えられます
札幌市は、この制度へ2016年度:1億1千万弱と
昨年度より1千万ほど予算をあげていますが
補助金の額も、レベルによって大きくあがっています。
また応募自体もかなり増える可能性がありますので
ご注意ください。
そして、募集期間は昨年2015年度では
全3回で、それぞれ1週間〜2週間程度の間と
短い期間です。
また補助金制度への応募とは別に
住宅性能評価申請を行う必要があります。
@ 補助金制度への応募
A 住宅性能評価の申請
@とA、どちらを先に行っても大丈夫で
Aは一年中受付されていますが
@とAが終わってから工事を着工しなければならない
という制約があります。
札幌市の担当者曰く
Aは1ヶ月程お時間をいただいています
とのことですので
●Aを余裕のある時に事前に申請して
等級(スタンダード等)の認定を受けておく
※1ヶ月くらいかかる
●@の募集期間に合わせて、応募する
●補助金交付決定通知を受け取り、工事着工
が、一般的な流れになるかなと思います。
2016年度の具体的な募集期間も
昨日の説明会で知らされたと思われますが
まだ情報がでていないため
情報が入手できましたら、また公開させていただきます。
残念ながら、国のZEH補助金(2015年度は130万円)と
併用は出来ませんが、札幌版次世代住宅補助制度は
太陽パネルや蓄電池は不要ですので
これから家を建てられる皆さんのプランにあわせて
補助金を選んでくださいね。
≪前の記事へ 次の記事へ≫
昨日3/8に、2016年度の札幌版次世代住宅補助制度の
業者向け説明会が、実施されました。
まだ日程等、詳細情報は開示されていませんが
新基準について、いくつか情報が情報が入ってきています。
札幌版次世代住宅補助制度とは
国の省エネルギー基準を参考に、国内最高水準を目指し
札幌市独自に基準を設け
住宅の断熱性・気密性の性能を評価し認定を行い
また等級がベーシックレベル以上の
札幌版次世代住宅を新築する方へ
建設費用の一部を補助するものです。
積雪寒冷地である札幌では
冷暖房に使用するエネルギーが全国に比べて多く
家庭の消費エネルギー約半分を占めるそうです。
そのため、住宅自体の省エネルギー化を図ることが
暖房エネルギーの削減に大きく繋がり
国や札幌市が目指しているCO2の削減にも繋がります。
まずは、昨年度までの基準についてです
◆トップランナー : 補助金 200万
Q値:0.5以下
C値:0.5以下
年間暖房エネルギー:15kWh以下 (ほぼ無暖房)
C値は隙間を表した数値で、しっかりと建てることで
0.5以下は十分狙えるレベルのようですが
Q値(断熱):0.5以下は、とても大変なようで
断熱材の変更等で、建築費用がかなりUPするため
補助金だけを目的では狙えないレベルだと
思います。
実際に藤城建設が数年前に建てて
トップランナー基準が認定された家がありますが
相当お金が掛かったそうで
年間暖房エネルギー:3.0kWhと基準値を
大きく上回っていて、「やりすぎました」との事^^;
そして、トップランナー以下は
どのようになっているかというと・・・
◆ハイレベル : 補助金 50万
Q値:0.7以下
C値:0.7以下
年間暖房エネルギー:30kWh程度
◆スタンダードレベル : 補助金 50万
Q値:1.0以下
C値:1.0以下
年間暖房エネルギー:45kWh程度
⇒ゆきだるまのお家は、標準プランで
このスタンダードレベル達成となります。
◆ベーシックレベル : 補助金 50万
Q値:1.3以下
C値:1.0以下
年間暖房エネルギー:60kWh程度
◆ミニマムレベル : 補助金 なし
Q値:1.6以下
C値:2.0以下
年間暖房エネルギー:75kWh程度
と、ミニマムレベルは補助金なしですが
ハイレベル・スタンダード・ベーシックは
一律で、50万円となっていました。
これが、昨年度までの基準です。
そして、今年2016年度の新基準は・・・
まず、Q値で見ていた基準がUA値というものへ変更。
こちらは計算方法が少し異なるだけで
Q値と同じく、家の断熱性能を表す数値となります。
ゆきだるまのお家プランは、同じくスタンダード達成予定
との事。
そして、ベーシックレベル以上については
一次エネルギー消費量の等級5となっていて
これは、フラット35sのAプラン基準となるのですが
この札幌市次世代版住宅基準で
ベーシックレベル以上に認定されることで
フラット35sの適合証明を受けなくても良いように
金融機関と調整するとかなんとか・・・
この部分は、昨日の説明会で話があったと思いますが
残念ながらまだ情報出ていません(>_<)
全ての金融機関でOKかどうかも、まだ不明です。
そして、何より気になる補助金の額ですが
(もう上の表に書いちゃってますね)
●ハイレベル 50万 ⇒ 150万円へUP!
●スタンダード 50万 ⇒ 80万円へUP!
●ベーシック 50万 ⇒ 30万円へDOWN
となっています。
この制度を利用予定の方はチャンスです!
※ベーシックは、ちょっと残念
特に、ハイレベルは50万⇒150万へUPですので
高気密・高断熱の住宅を予定されている方なら
十分狙う価値があるのではないでしょうか。
藤城建設の担当者が言っていたのですが
ハイレベル旧基準のQ値:0.75を狙おうとすると
断熱材も標準より変更しなければならないため
お金は掛かるそうですが
補助金150万です!
具体的にどれくらい追加費用が必要かは
家の大きさによって変わってくるため
藤城建設へ確認してみてくださいね。
ちなみに、私の場合は土地が準防火地域で
網入りガラスを使用しなければならず
トリプルガラスの窓は使えないため、スタンダードで
申請予定です。
この補助制度の注意点としては
・応募者が多い場合は抽選
・スケジュールがタイト
が考えられます
札幌市は、この制度へ2016年度:1億1千万弱と
昨年度より1千万ほど予算をあげていますが
補助金の額も、レベルによって大きくあがっています。
また応募自体もかなり増える可能性がありますので
ご注意ください。
そして、募集期間は昨年2015年度では
全3回で、それぞれ1週間〜2週間程度の間と
短い期間です。
また補助金制度への応募とは別に
住宅性能評価申請を行う必要があります。
@ 補助金制度への応募
A 住宅性能評価の申請
@とA、どちらを先に行っても大丈夫で
Aは一年中受付されていますが
@とAが終わってから工事を着工しなければならない
という制約があります。
札幌市の担当者曰く
Aは1ヶ月程お時間をいただいています
とのことですので
●Aを余裕のある時に事前に申請して
等級(スタンダード等)の認定を受けておく
※1ヶ月くらいかかる
●@の募集期間に合わせて、応募する
●補助金交付決定通知を受け取り、工事着工
が、一般的な流れになるかなと思います。
2016年度の具体的な募集期間も
昨日の説明会で知らされたと思われますが
まだ情報がでていないため
情報が入手できましたら、また公開させていただきます。
残念ながら、国のZEH補助金(2015年度は130万円)と
併用は出来ませんが、札幌版次世代住宅補助制度は
太陽パネルや蓄電池は不要ですので
これから家を建てられる皆さんのプランにあわせて
補助金を選んでくださいね。
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/4820296
この記事へのトラックバック