2020年04月08日
競馬の障害レースを的中させる為に覚えておくべき5つのポイント
日本競馬には芝・ダート・障害の3つの種類の競争があります。芝とダートは中央競馬にG1もありますから知っている方が多いと思いますが、障害レースの事は良く知らないな…そんな方も少なくないでしょう。
この記事では障害レース初心者の方に、予想を的中させる為のコツを伝授して紹介していきたいと思います。障害レースだって競馬!馬券が当たれば当然、面白い!予想のコツを皆さんも知っておきましょう。
障害レースを当てる為に知っておきたい5つの事
障害レースとは、その名の通り障害物が置いてあるレースを走る競争の事を指します。賭けた事はないけど見た事はあるという方も少なくないのではないでしょうか?最近ではオジュウチョウサンという競走馬が障害から平地にきて勝利を収めたりとして話題になりました。
距離は3000mから4000mが主流で、障害物はゴールまでの間に10個程度置かれているのが一般的です。平地とは全く違う予想の方法がある障害レースですが、どのようにして予想を組み立てていくのが一般的なのか、以下で説明していきましょう!
長距離適正をチェック
障害レースは大抵が長距離です。つまりどういう事かと言うと、長距離レースが得意な馬が強いという事になります。要するに、体力がある馬が勝つんです。
平地レースと同じ感覚で速い馬だけを購入していれば良いという訳ではなく、スピードを維持する事ができる体力を持っているかどうかを見定めていくのが良いでしょう。
基本的には未勝利戦の障害レースは3000m前後で、重賞になってくると4000m前後の距離になっていくのが一般的です。
障害レースに参加する馬の多くは平地で結果を出せなかった馬が来る事が多いですから、平地レースで長距離を走った時のタイムやスピードなどをチェックしておくと良いかと思います。平地レースの結果を参考に、体力があるかどうかを見定めるという訳ですね。
平地よりも騎手の腕が重要
平地レースでは騎手の実力が3で馬の実力が7であると言われています。つまり平地レースでは騎手がどれだけスゴイ人で、どれだけ完璧な騎乗をしたとしても、ほとんどは馬の実力次第で結果が決まっていくという訳ですね。
それとは違って障害レースは騎手の実力が大きくレース結果に直結していきます。
障害の場合は普段の調教から主戦騎手が跨って調教を行い、一緒に課題を乗り越えて行くようにして調教を行って生きますので、人馬一体が平地コースを戦う馬と騎手よりも繋がりが強いんですね。
レースでも乗り変わる事がほとんどありませんので、馬と騎手の相性がバッチリである馬は障害レースで強い力を発揮するんです。最近ではオジュウチョウサンや石神騎手のコンビが有名ですが、障害レースは敵なしの強さを見せ付けています。
騎手の性格や強さを平地レースよりも強く予想ファクターに組み込むと良いかと思います。
障害の種類
障害レースと一口に言っても実は2種類あります。それは固定障害と置き生涯。固定障害とは障害専用のコースがある競馬場に固定されている障害で、置き障害は障害物を芝コースの上にもっていき、レースが終わったら回収するというものです。
置き障害の場合は飛び越えるよりもスピードが生まれやすいといわれていて、固定障害はとぶのが難しいと言われています。要するに、置き障害のコースの場合は平地でそこそこ活躍していた馬の方が活躍できる傾向にあります。
置き障害なのか固定障害なのか。出走する馬の中で最近まで平地で戦っていた馬は誰なのかをしっかりとチェックしておくと予想を組み立てやすいと思いますよ。
初めての障害レースは成績が悪い
障害レースに出走する馬のほとんどは平地レースで成績が良くなかった馬であるケースが多いです。障害試験を突破してから障害レースに出走できるようになるのですが、障害試験の突破時計はJRAの公式でチェックしたり競馬新聞で読むことが出来ます。
しかし一般的には初めて障害レースに出走する馬は成績が良くありません。平地から障害でレースに挑んだ馬は単勝も複勝回収率も65%を下回ります。試験結果のタイムがよくても始めての障害レースはやはり平地とは全くの別物ですから、最初から結果を出すのは難しいと考えておいた方が良いでしょうね。
最後の直線
障害レースの見所の一つに最後の直線があります。もちろん障害をどれだけスピードを落とさずにクリアができるかが非常に大切になってくるのですが、最後の直線で追いつき追い抜くという事も多くある位、どれだけ障害で体力を残して最後の直線まで力を温存しておけるかも非常に大切です。
最後の直線コースに障害物があるかどうか、芝なのかダートなのかはしっかりと確認しておくようにしましょう。JRAにて確認する事ができ、平地力のある馬ほど障害がなくて最後の直線が芝だと一気に加速していいタイムを出す事が出来るようになります。
反対に障害レース歴が長い馬や体力がある馬などは、最後の直線に障害があってダートコースだとかなり有利です。体力がある分最後の直線で芝適正がある馬に差されないという訳ですね。
まとめ
オジュウチョウサンの活躍で多くの人が障害レースに興味を持つようになったとはいえ、まだまだ障害レースの事を知らない人は多いですよね。障害レースは非常に多くの予想ファクターがあり、平地とは全く違うので面白いです。
JRAの中央競馬でも大きな大会が開催されていたりもしますので、上で紹介した予想ファクターを駆使しながら、是非障害レースも楽しみましょう!
競馬の耳寄りな情報は競馬予想サイト検証 馬事総論をご覧ください。