2019年12月26日
ドバイワールドカップは競馬の世界最高賞金レース!見所3つを解説
競馬ファンなら「ドバイワールドカップ」を聞いたことがあるでしょう。アラブ首長国連邦のメイダン競馬場で開催される競馬のレースです。みなさん「アラブ」とか「ドバイ」とか聞くとどんなものを想像しますか?
やっぱりアラブ、ドバイと聞くと想像するのが世界一高い高層ビルであるブルジュ・ハリファ(全高828m)だったり、いかにも砂漠の民っぽいカンドゥーラを着てクゥトラを被ってアカールを乗せているアラブ人お金持ちだったりを想像するのではないでしょうか?ちなみに東京スカイツリーは634mなので ブルジュ・ハリファは約200m余計に高いことになります。ドバイすげー!
そんなお金持ちの国として知られるドバイで開催されるドバイワールドカップ…しょぼいはずがないですよね!セレブも大喜びの超豪華なレースとなっています。
ドバイワールドカップは一体どんな見どころがあるのか?今回は3つの見どころについてご紹介したいと思います!この記事を読めばドバイに行きたくなること間違いなし!
ここが凄いよドバイワールドカップ!3つの見どころを紹介
ドバイには至るところにお金持ちが歩いています。犬も歩けばお金持ちに当たるほど沢山のお金持ち・セレブがいる場所、それがドバイです。ドバイでホームレスが物乞いするととんでもない額の「施し」がもらえるなんて話もあるくらいです。
さてさて。ドバイのお金持ちの話はこの辺にして、ここからは本題であるドバイワールドカップの見どころについてご紹介していきましょう!
見どころその1「賞金がヤバイ」
まずはやっぱり、賞金です。またお金の話に戻ってしまいましたが、とにかく賞金がヤバイ!ヤバイったらヤバイ!
世界最高賞金のレースとして世界中にその名を轟かせているドバイワールドカップの賞金総額はなんと…1000万ドル!日本円にすると1,085,725,000円です。桁が多すぎてよくわからないのでわかりやすく表記すると10億8572万円!競馬のレースの賞金で10億円です。
とは言ってもこれはおそらくドバイワールドカップが創設された1995年の賞金額で、2019年には総額賞金1200万ドル(約13億2000万円)くらいにはなっています。
日本の最高賞金額のレースはジャパンカップと有馬記念で、どちらも賞金総額5億7000万円ほどですから、余裕で倍以上ということになります。さすがドバイ、太っ腹だな〜!
それもそのはず。ドバイワールドカップを創設したのはドバイ首長であるシェイク・モハメド殿下なのです。モハメド殿下の所有資産は2兆円とも言われているので、10億円なんて楽勝ですね。
見どころその2「メイダン競馬場がヤバイ」
セレブが集まる場所であるドバイにあるメイダン競馬場も相当なもんです。日本の中央競馬の競馬場もかなり綺麗なところが多いし、競馬場グルメが食べられるお店がいっぱいありますが、はっきり言って比べてちゃいけないレベルです。
メイダン競馬場には「Meydan City」と呼ばれる複合商業施設がありホテル、ショッピングモール、更には映画館まであります。あれこれショッピングして、美味しいものを食べて、暇だったら映画見て、時間になった競馬のレースを楽しんで、ホテルに帰るという、天国のような仕組みがメイダン競馬場にはあるのです。
グランドスタンドは6万人を収容可能で、中にはホテルも併設。写真を見ると翼を広げた大きな鳥のような建造物があるのがわかると思いますが、これはUAEの国鳥であるファルコンを模した作りになっている駐車場で、10000台の車を収容することが出来ます。
これだけでもびっくりですが、更にメイダン競馬場には船着場もあります。庶民からすると何に使うの?って感じですが船でそのまま競馬場に来れるように作られたらしいです。
見どころその3「競走馬が豪華すぎてヤバイ」
賞金より競馬場より何より、一番の見どころが世界各地から集う超豪華な競走馬たち!開催日当日はドバイワールドカップの他にも6つのG1レースが開催され、世界中からやってきた一流馬たちが熾烈な戦いを繰り広げます。
ドバイミーティングとも呼ばれる開催日に行われるG1レースは以下の6つです。
- ドバイワールドカップ…総称金額1000万ドル
- ドバイシーマクラシック…総称金額600万ドル
- ドバイターフ…総称金額600万ドル
- ドバイゴールデンシャヒーン…総称金額200万ドル
- アルクォズスプリント…総称金額100万ドル
- ドバイカハイラクラシック…総称金額25万ドル
6つのG1レースの中でも賞金額が飛び抜けているドバイワールドカップは世界の競馬ファンも大注目しているという訳です。
ちなみに、そんな超凄いレースであるドバイワールドカップに日本馬で唯一勝利した馬が存在しています。それが2011年の優勝馬・ヴィクトワールピサ(鞍上ミルコ・デムーロ騎手)です。しかも2着トランセンドで日本馬がワンツーフィニッシュ!
この年のドバイワールドカップが開催されたのは3月26日。東日本大震災が起こった年です。日本馬初勝利という歴史的快挙というだけでなく、塞ぎ込んでしまっていた日本全体を明るくしてくれた、価値ある勝利でした。
まとめ
以上、ドバイワールドカップについてでした!日本の競馬場とはかなり雰囲気も違うので現地ならではの楽しみ方が出来るはずです。
G1も6レースも開催されるのでその日は一日メイダン競馬場で楽しめるでしょう。ホテルもあるしね!ググってみたらメイダン競馬場に隣接したザ メイダン ホテルは1泊15000円ほどと意外すぎるほどリーズナブルだったので競馬ファンの方、いかがでしょう?
実際に足を運ぶという人は、お金持ちにつられてお金を使いすぎないように注意した方がいいかもしれません!