2016年12月22日
USCPA 受験レポート REG1回目(76点Pass)合格 詳細版
前回の記事でとり急ぎ合格(76点)の報告をしたが、すでにほぼ自分の思うところを記したような気がする。
ともかくBECの受験で忙しくなる前に記載しておくとしよう。下記が私が今回REGで勉強した結果である。
使用した教材はBISKの問題集(2015版)であり、Chapter10-16がそれにあたる。
3回目は間違った問題のみを解き、過去2回連続正解したものは解いていないが正解したと仮定して出した正答率である。確かOther Tax Topicも解いた記憶があるのであるが、記録を忘れていたようだ。
なおBusiness lawについてはBISKを解かなかった、というのもBusiness lawは出題割合が少ない割にBISKの問題数は膨大で費用対効果が悪いと思ったからである。もちろん時間がたっぷりある方は全て解くべきであろう。全体の17-21%がBusiness Lawであり、つまりはこれを無視しても79点は取れる可能性があるということである。
私はさすがにそれは怖かったのでテキストにある問題のみ解いたが、これで十分であったと思える。テストレットの難易度があがったと思われるテストレット2以降でも、基本的な問題だけであったように思う。
上表の正解率が高くなっているのは、一度テキストを復習した直後に1回転目を行っているためである。
なおプロアクティブの章末問題はすべてBISKの過去問をピックアップしたものであり、問題数は少ないが問題は本試験レベルである。
またEthicsについては15%-19%の出題率であるが、BISKの問題数はわずか95問であり、常識で分かる問題も多いため、必ず解いておく必要がある。費用対効果がもっとも良いと思える論点だ。
そして費用対効果云々ではなくTaxについては全てやっておくべきである。
私は最も個人所得税に時間がかかった。試験日当日の朝は個人所得税を見直したほどだ。
プロアクティブのテキストとBISKをやっているのみでは、例えばBasisの横断的な問題に対応が出来ない。今回実際にTBSの問題でBasisの複合的な問題が出たが、ひねり出すのに苦労した。おそらく横断的に理解できる表、Pertnerships、Scorpなどの違いを明示した表があれば、視覚的に頭に残り易かったと思う。このあたりがプロアクティブの弱いところではないだろうか。
ちなみに、今回は166時間ほどで合格できた。
やはり長く細くやるというより、いかに直前に時間が取れるかという試験のような気がする。今回は一気に覚えて、今やすっかり忘れた感じである。
シミュレーションの問題も解く時間がなかったため、MCだけで対処した。概ね対応できたと思う。
シミュレーションは、Basisの問題が複数個出た。また30日以内に株の買戻しをした場合のTaxable incomeの考え方の問題が出た。またMCでも出たのだがPassive lossの問題がTBSでも出た。
それから、リサーチ問題との絡みで、自分で条文を調べて特定の税率を求め、これを乗じてTaxable incomeを答える問題が出た。これは運よく調べることが出来た。確かMedical deviceに対して2.3%税率がかかるような問題だった。まあ多分採点対象外の問題かもしれないが。他の専門学校では暗記しとくのかな?
ともかく良かった。
今回は受けた手ごたえは合格したかも?と思ったが、結果は76点ぎりぎりであった。もう少し余裕があると思ったのだが。
さてはて、次のBECに向けてがんばります。
ALEX
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ともかくBECの受験で忙しくなる前に記載しておくとしよう。下記が私が今回REGで勉強した結果である。
Chapter | 内容 | 問題数 | 1回転目 | 2回転目 | 3回転目 |
---|---|---|---|---|---|
Chapter11 | Federal Taxation Individuals | 115 | 47% | 56% | 73% |
Chapter12 | Federal Taxation Property | 90 | 54% | 63% | 90% |
Chapter13 | Federal Taxation Estates,Trust & Exempt Organizations | 60 | 53% | 72% | 87% |
Chapter14 | Federal Taxation Corporations | 125 | 61% | 72% | 86% |
Chapter15 | Federal Taxation Pertnerships | 60 | 70% | 78% | 83% |
Chapter16 | Federal Taxation Other Tax Topix | 77 | 53% | 81% | - |
Chapter10. | Accountant's Ethics & Responsibilities | 95 | 67% | 80% | - |
Text | Business Entities | 20 | 85% | 60% | - |
Text | Contracts | 22 | 95% | 86% | - |
Text | Sales | 27 | 89% | 81% | - |
Text | Commercial paper | 32 | 100% | 75% | - |
Text | Secured Transaction | 18 | 100% | 72% | - |
Text | Bankruptcy | 29 | 100% | 90% | - |
Text | Government Regulation | 38 | 89% | 89% | - |
Text | Property & Insurance | 39 | 92% | 82% | - |
Text | Fiduciary Relationships | 30 | 93% | 93% | - |
Total | 問題数及び平均正答率 | 877 | 78% | 77% | 84% |
使用した教材はBISKの問題集(2015版)であり、Chapter10-16がそれにあたる。
3回目は間違った問題のみを解き、過去2回連続正解したものは解いていないが正解したと仮定して出した正答率である。確かOther Tax Topicも解いた記憶があるのであるが、記録を忘れていたようだ。
なおBusiness lawについてはBISKを解かなかった、というのもBusiness lawは出題割合が少ない割にBISKの問題数は膨大で費用対効果が悪いと思ったからである。もちろん時間がたっぷりある方は全て解くべきであろう。全体の17-21%がBusiness Lawであり、つまりはこれを無視しても79点は取れる可能性があるということである。
私はさすがにそれは怖かったのでテキストにある問題のみ解いたが、これで十分であったと思える。テストレットの難易度があがったと思われるテストレット2以降でも、基本的な問題だけであったように思う。
上表の正解率が高くなっているのは、一度テキストを復習した直後に1回転目を行っているためである。
なおプロアクティブの章末問題はすべてBISKの過去問をピックアップしたものであり、問題数は少ないが問題は本試験レベルである。
またEthicsについては15%-19%の出題率であるが、BISKの問題数はわずか95問であり、常識で分かる問題も多いため、必ず解いておく必要がある。費用対効果がもっとも良いと思える論点だ。
そして費用対効果云々ではなくTaxについては全てやっておくべきである。
私は最も個人所得税に時間がかかった。試験日当日の朝は個人所得税を見直したほどだ。
プロアクティブのテキストとBISKをやっているのみでは、例えばBasisの横断的な問題に対応が出来ない。今回実際にTBSの問題でBasisの複合的な問題が出たが、ひねり出すのに苦労した。おそらく横断的に理解できる表、Pertnerships、Scorpなどの違いを明示した表があれば、視覚的に頭に残り易かったと思う。このあたりがプロアクティブの弱いところではないだろうか。
ちなみに、今回は166時間ほどで合格できた。
やはり長く細くやるというより、いかに直前に時間が取れるかという試験のような気がする。今回は一気に覚えて、今やすっかり忘れた感じである。
シミュレーションの問題も解く時間がなかったため、MCだけで対処した。概ね対応できたと思う。
シミュレーションは、Basisの問題が複数個出た。また30日以内に株の買戻しをした場合のTaxable incomeの考え方の問題が出た。またMCでも出たのだがPassive lossの問題がTBSでも出た。
それから、リサーチ問題との絡みで、自分で条文を調べて特定の税率を求め、これを乗じてTaxable incomeを答える問題が出た。これは運よく調べることが出来た。確かMedical deviceに対して2.3%税率がかかるような問題だった。まあ多分採点対象外の問題かもしれないが。他の専門学校では暗記しとくのかな?
ともかく良かった。
今回は受けた手ごたえは合格したかも?と思ったが、結果は76点ぎりぎりであった。もう少し余裕があると思ったのだが。
さてはて、次のBECに向けてがんばります。
ALEX
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