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ある日の大阪のおばちゃんの会話

我が家は旦那さんの両親と同じ敷地にある別棟で暮らしています。

周り中家系を辿ればご先祖様は2〜3軒の家にたどり着くという親戚の人たちばかり。

例えば道を隔てたお隣は祖母の実家です。

裏は祖母の妹が嫁いだということで、親戚づきあいしています。



はい、ここは小さな邑です。

一応周囲に住宅地はあるんやけど、ここだけ一部特殊なコロニー状態です。

私が旦那さんと結婚していなかったら絶対にここに住むことは無い!

と断言できるところです。

まず、先祖伝来の家ですもの、家が売りに出ません(^-^;A



そんな集落にも『婦人会』なるものがありまして、

各家庭の台所を切り盛りするご婦人方が月に何度か集まって民謡を習ったり、

お経をならったりしてはります。

で、その婦人会の活動の中に近所の小学校の夏祭りにおでんおでんを作って売る。

というものがあります。いつもなら義母が出てくれるのですが、その日は最初のほうだけ

都合が悪く将来の会員である私が場繋ぎに出ることになりました落ち込み

その仕込みの最中に聞いた会話がこんなのです



おばちゃんA 「あんた、この間のあれな。やっぱりうまいこといっとったわ」

おばちゃんB 「そうかいな〜。よかったやないの。で、その後どうしはったん。やっぱりあれしたんかいな。」

おばちゃんA 「そんなんするかいな〜。うちもなんせ時間が無かったからそのままやけど、今日あたりええんとちゃうか?思てな、あんたに今日会うし、言うといたろ思てな。」

おばちゃんB 「そりゃおおきに笑いほな、この帰りにお宅寄らしてもうてもええやろか?それとも入れ物何かいる?」

おばちゃんA 「ううん、構へん構へん。うちにあんたがこないだもって来てくれたもんんがまだあるからそれに入れていったらええやん。」

おばちゃんB 「そりゃ助かるわ。ほな、帰ろか」




なんのこっちゃらさっぱり分からん。

主語が全く無いのにどんどん話が進んでいく落ち込み。この会話、物凄い早口の会話です。

この会話をおでんのすじ肉の仕込をしながらずっと高速でしていて、

その後帰っていきはりました落ち込み

未だに何の会話か内容が分からないのですが、本人たちには通じているようで…。



この会話が分かるようになったら私もここの邑の一員として馴染んだことになるのかしら?

それとも真のおばちゃんになったという証かも…落ち込み

この記事へのコメント

   
プロフィール

こつこつうさぎ
何事もいっぺんに出来ないこつこつするおっとりした性格です。 寝ているときに歯が出ているということなので、 『うさぎ』としました。 ネズミでもビーバーでもさんまちゃんでもないのは 単なる本人の好みです。
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