2014年09月02日
杜鵑草・ほととぎす
ほととぎすの花が咲きましたと、事務局から写真が届きました。
広辞苑には、「ユリ科の多年草で山地に自生。秋に、白色に紫色の斑点の散在する花を開く。和名は、花の模様が鳥のホトトギスの腹の斑紋に似るため。同属に山ほととぎす、黄花ほととぎすなど種類も多く、総称として呼ぶ事もある」とあります。
そういえば、斑紋をもつ花の姿が鳥の杜鵑(ほととぎす)を彷彿とさせますね。
短歌、三首上げておきます。
土屋 文明(『山谷集』)
杜鵑草黄なるを見れば物干に時雨の雨はぬれつつぞ降る
すぎにし日いかりて妻がたたきつけしほととぎすは庭隅に青く芽立ちぬ
碇 千奈美(『姫由理』2014)
苔庭の木漏れ日踊る真夏日を杜鵑草(ほととぎす)咲けりただ一輪が
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