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2014年11月29日
「はやぶさ2」来月1日打ち上げ
天候の悪化で打ち上げが延期されていた日本の小惑星探査機「はやぶさ2」は、来月1日午後、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられることになりました。
小惑星探査機「はやぶさ2」を搭載したH2Aロケット26号機は当初、30日午後、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられる予定でしたが、発射場周辺の天候の悪化が予想され、打ち上げが延期されていました。
JAXA=宇宙航空研究開発機構などが今後の天候を踏まえ新たな打ち上げ日を検討した結果、来月1日、午後1時22分43秒に打ち上げることを決め30日、発表しました。
今回打ち上げられる「はやぶさ2」は、地球から3億キロ離れた小惑星「イトカワ」から世界で初めて微粒子を地球に持ち帰った「はやぶさ」の後継機です。
今回は「イトカワ」にはなかった水や有機物を含む別の小惑星から石や砂を地球に持ち帰り、太陽系が誕生した当時の姿や生命の起源を探る計画です。
種子島宇宙センターでは現在、打ち上げに向けた最終の準備作業が行われていて、JAXAなどは、今後の天候を慎重に判断しながら来月1日の打ち上げに臨むことにしています。