アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2020年03月18日

全身と局所療法

 ガン治療は全身と局所療法に大別され、放射線療法と組み合わせが合理的とされています。
 肝臓ガン(ガン)や胃ガンなどを除きますと、ガン治療は大きく局所治療(外科手術と放射線治療)と全身治療(化学療法やホルモン療法など)に分かれるとされています。日本のガン治療では手術による単独治療が最優先されますが、放射線を組み合わせた方が合理的な場合があります。
 早期乳ガンでは、手術と放射線治療を組み合わせた乳房温存療法が確立しており、最近、乳房温存療法を希望する患者さんが増えています。
 子宮ガンや食道ガンの治療において、手術で取りきれると判断されても、放射線のみで局所治療を行う場合があります。このように治療の選択肢がある場合で、後悔のない治療を受けるには、治療前に多くの情報を集めることが重要です。


 < 放射線治療との関係 >
 放射線は、すべてのガンに効くわけではなく、放射線感受性の高いガンほど放射線治療が有効になります。感受性の高い、小さなガンは手術と同等の成績を上げると考えられていて、子宮頚ガン、前立腺ガン、食道ガンなどで手術をせずに放射線の根治的照射が行われることがあります。
 また手術との組み合わせで、再発予防がある程度できると考えられているガンもあります。乳ガン、肺ガン、脳腫瘍、大腸ガンなどでは術後に放射線治療が行われます。
 放射線治療はX線や電子線というビームを使って治療を行います。治療の際ビームはどうしてもガン周囲の正常細胞に当たってしまいます。このため、放射線による合併症が必ず起こります。
 皮膚炎や口内炎、食道炎などが認められます。また下部消化管に放射線が当たると下痢が起こりますが、これらの合併症は一過性です。


 < 全身療法について >
 全身療法は既に転移が発生するなど、全身にがん細胞が散ってしまっている場合に用いられる療法です。
 全身に効果を出すために抗がん剤やホルモン剤による投薬治療が中心となります。
 主な全身療法に分類される治療は、抗がん剤治療、ホルモン治療、免疫治療投薬治療は局所療法の補助としても行われ、この場合入院中だけではなく院外で生活を行いながら治療を行うことができます。
 しかし、全身療法は腫瘍細胞だけではなく正常な細胞にもダメージを与えてしまうため副作用のリスクが高いことが難点です。
【このカテゴリーの最新記事】

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/9711821

この記事へのトラックバック
ファン
記事ランキング
月別アーカイブ
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。