2014年04月29日
身体にとって大切な水 其の五
USAに住んだイラン人医者バトマンゲリジ博士(F. Batmanghelidj)は、長年の臨床研究の結果、「多くの病気の原因は人体の慢性的な水不足にある」という理論をかかげ、水の持つ自然の治癒力を説いています。
また、バトマンゲリジ博士だけでなく、多くの医学者や研究者が水の効用を説いています。
☆具体的な水の効用
1.脳梗塞、心筋梗塞、そしてエコノミー症候群の予防効果水分が不足すると血液はどろっとした状態になり、粘り具合が高まると血管が詰まりやすくなります。
水は血液をさらさらにし、血小板が簡単に固まらなくなり、凝血が起きにくくなります。
2.水は血圧を正常に保ちます十分な水を取ることにより、血圧を下げます。めまいなどの症状も少なくなります。
3.痛風の気がある人なら血中の尿酸値が高くなるのを防ぎます。
4.水分を十分に補給して尿量が増えれば、体内の有害物質や老廃物の排出が促進されます。腎臓結石、尿路結石などの疾病の予防にもつながります。また膀胱ガンから守ります。
最近の米国の調査から出た結果ですと、一日にコップ6杯から8杯の水を飲む人は、膀胱ガンにかかる率がきわめて低くなると言われています。
5.石灰質の水を飲めば、体は水中のカルシウムを摂取し、骨が強くなり骨粗しょうしょうの予防につながります。
6.腎盂腎炎が起きにくくなります。
7.腸を刺激し、便秘になりにくくなります。
8.痰が切れ、風邪、喘息の発作を軽減します。
9.肩こり、頭痛にも効用があります。頭痛にはまずコップ一杯の水を飲めとはよく言われることです。
10.水は老化を遅らせます。老化の原因は、動脈硬化と言われますが、コレステロールや塩分が血管壁にたまるためで、老廃物を血管壁に沈着させないように充分な水分を摂取する必要があります。
11.水を多く飲む人は、集中力がありますスポーツ医学の調査によると、95%の学童・学生は水の摂取量が不足しています。
12.水はカロリーがなく、糖分もありませんから消化器に負担をかけません。ソフトドリンクと言われるものは、様々な糖分を加えています。☆水はこのように、体全体の不調を直してくれる万能薬と言えるようです。
注意:但し、腎臓病、心臓病の人は、水を多く飲むことによりこれらの器官に負担をかけるため、注意が必要です。
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