2019年02月01日
夜の目覚め
皆様こんにちわ
小谷中広之という男の書評「小谷中広之」です
書名「夜の目覚め」
著者「小池真理子」
お薦め「夫婦 女性 女性目線の恋心を知りたい男性」
定期的に書評は更新しています(今年の2019年からは、誠に勝手ながら一週間に一冊のご紹介に絞っていきます)
⇓私の会社のホームページです。コラムも書いていますので覗いてみてください⇓
http://cycleair.jp/
本との出会いを大切に…
もしこの書評をご覧になって、少しでもその本にご興味を持たれた方!!私のブログ内から購入をしていただければ、私に少しばかり収入が入り、新たな本への資金となり大変助かりますが、今の時代、ご自身でご購入の道をたどった方が効率が良いと思いますので、その辺の選択はお好きにしてください
さて、私が日々読んでいる本の書評というよりも感想文に近い内容を投稿していますので、完全個人主観となっていますことをご理解お願いします
さて、私が日々読んでいる本の書評というよりも感想文に近い内容を投稿していますので、完全個人主観となっていますことをご理解お願いします
書名「夜の目覚め」
著者「小池真理子」
お薦め「夫婦 女性 女性目線の恋心を知りたい男性」
不倫をテーマにした小説
やはり短編小説だけに読みやすい
女性の心を知ることが出来る?この一冊は男性目線のみで生きてきた人には新鮮で切ない物語だろう
全てではないにせよ、女性とはこのように不倫に落ちていき、もう一つの愛の色に染まっていくのか?
結婚している女性が別の男性と恋に落ちる
それでも離婚はしない、しかし心は旦那ではなく不倫相手に向けられている
不倫相手もまた結婚していて同じように離婚はしないが心は不倫相手に向けられている
これは両想いという事ではなく、一つそこには線が引かれ、その線をお互いが超えることのないように不倫、つまりは恋愛をしていく
互いに家庭を持っている関係上での不倫であれば気持ちの面で同等に辛さと愉しさがある
でも、そんな関係だけではない…夜の目覚め
物語は6つに分けられていて、タンポポ、旅の続き、花の散りぎわ、雪の残り香、時の轍、夜の目覚め
夜の目覚めではある女の子が主役に私は感じる
父親と母親、その母親が他界後、女の子は見てはいけない場面を目撃してしまう
もし目撃さえしていなければ、素通りしていれば、寝る前に水分さえとっていればのどの渇きで起きることはなかったのに…
私は男だが、昔の自分がこの女の子のように同じように幼くして母親を亡くし、その後父親と泣き母親の実の妹の衝撃的な場面を目撃してしまっていたとしたら…
男と女では捉え方や、その後の行動は変わることは間違いない
きっと私は、目撃した瞬間は立ちすくみ、直ぐに自分の部屋へこもり、同じように布団をかぶり目をつぶり思考回路がこんがらがり、その父親と叔母が部屋をのぞきに来た時には寝たふりをするだろう
しかし、その日は一睡もできずに泣きもせず、朝食の時間になっても部屋から出ることもなく、狂ったかのように部屋を散らかす
なぜ散らかすか?言葉に発して父親とオバに激怒する行動をとれないからだ
そのようにして自分の中の何かを発信せずにはいられないだろう
きっとそれに気づいた父親が何か私に言葉を発して瞬間に、加速度的に文章になっていないような言葉を罵声のように父親に浴びせ、その後は放心状態になり、気が付けば登校拒否をし、友人からの心配の声にも耳を貸さず、ただただその家で生きるための最低限の生活をしていく。徐々に登校拒否は少なくなり、卒業後、中学校はお金があれば大体の人が入れるような中学校に行かせてもらい、猛烈に勉強し、高校は全寮制を選択
その瞬間から父親との距離を広げていき、実家には顔を出さず、父親と会う時は向こうからこっちに出向いてくる。もちろん泣き母親の話も叔母の話も一切出てこない、ほとんど顔を合わせるだけの時間が流れていく
高校卒業後、大学へは行かずにもっと遠く離れた場所に就職し、さらに父親とは連絡も、顔を合わせることすら激減させていく
そして久々に顔を合わせる機会は、命にかかわるようなケガや病気をした時か、通夜の時だろう
そんな生活を送る私を知ってか叔母は自殺してしまうだろう
自殺を知った私は、自分の行いを悔いる様に泣きわめくが、それでも通夜にも葬式にも顔を出さないはずだ
女の子の名は美々子、美々子のように私は振舞えない
父よ叔母よ、母を裏切らないでほしかった…
やはり短編小説だけに読みやすい
女性の心を知ることが出来る?この一冊は男性目線のみで生きてきた人には新鮮で切ない物語だろう
全てではないにせよ、女性とはこのように不倫に落ちていき、もう一つの愛の色に染まっていくのか?
結婚している女性が別の男性と恋に落ちる
それでも離婚はしない、しかし心は旦那ではなく不倫相手に向けられている
不倫相手もまた結婚していて同じように離婚はしないが心は不倫相手に向けられている
これは両想いという事ではなく、一つそこには線が引かれ、その線をお互いが超えることのないように不倫、つまりは恋愛をしていく
互いに家庭を持っている関係上での不倫であれば気持ちの面で同等に辛さと愉しさがある
でも、そんな関係だけではない…夜の目覚め
物語は6つに分けられていて、タンポポ、旅の続き、花の散りぎわ、雪の残り香、時の轍、夜の目覚め
夜の目覚めではある女の子が主役に私は感じる
父親と母親、その母親が他界後、女の子は見てはいけない場面を目撃してしまう
もし目撃さえしていなければ、素通りしていれば、寝る前に水分さえとっていればのどの渇きで起きることはなかったのに…
私は男だが、昔の自分がこの女の子のように同じように幼くして母親を亡くし、その後父親と泣き母親の実の妹の衝撃的な場面を目撃してしまっていたとしたら…
男と女では捉え方や、その後の行動は変わることは間違いない
きっと私は、目撃した瞬間は立ちすくみ、直ぐに自分の部屋へこもり、同じように布団をかぶり目をつぶり思考回路がこんがらがり、その父親と叔母が部屋をのぞきに来た時には寝たふりをするだろう
しかし、その日は一睡もできずに泣きもせず、朝食の時間になっても部屋から出ることもなく、狂ったかのように部屋を散らかす
なぜ散らかすか?言葉に発して父親とオバに激怒する行動をとれないからだ
そのようにして自分の中の何かを発信せずにはいられないだろう
きっとそれに気づいた父親が何か私に言葉を発して瞬間に、加速度的に文章になっていないような言葉を罵声のように父親に浴びせ、その後は放心状態になり、気が付けば登校拒否をし、友人からの心配の声にも耳を貸さず、ただただその家で生きるための最低限の生活をしていく。徐々に登校拒否は少なくなり、卒業後、中学校はお金があれば大体の人が入れるような中学校に行かせてもらい、猛烈に勉強し、高校は全寮制を選択
その瞬間から父親との距離を広げていき、実家には顔を出さず、父親と会う時は向こうからこっちに出向いてくる。もちろん泣き母親の話も叔母の話も一切出てこない、ほとんど顔を合わせるだけの時間が流れていく
高校卒業後、大学へは行かずにもっと遠く離れた場所に就職し、さらに父親とは連絡も、顔を合わせることすら激減させていく
そして久々に顔を合わせる機会は、命にかかわるようなケガや病気をした時か、通夜の時だろう
そんな生活を送る私を知ってか叔母は自殺してしまうだろう
自殺を知った私は、自分の行いを悔いる様に泣きわめくが、それでも通夜にも葬式にも顔を出さないはずだ
女の子の名は美々子、美々子のように私は振舞えない
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