2018年12月16日
書評『環境倫理学のすすめ』
こんにちわ、小谷中広之です
「小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
「小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、加藤尚武様の「環境倫理学のすすめ」です
このような方にお勧めです
「処分方法のないモノを造っている人 開発者 発明家」
著者の方のプロフィール
「1937年東京生まれ 東京大学文学部哲学科卒業 専門は生命倫理学、環境倫理学、応用倫理学」
まとめ
環境問題は世界中で深刻化している
そしてもちろん日本でも…
私たちの生活に毎日のように新たな商品、またはその商品の情報が入ってくる
それらを多くの人達は「便利」という言葉を自分に与え、手に入れる
手にすることが出来ない人々は、「不便」に感じ始めその商品が手に入りやすくなったところで手に入れ、「便利」いう自分自身の身に都合の良い状態に陥っていく
しかし、その先を多くの人達が考え実行に移そうとはしない
それは「処分」するときだ
地方税を払っているのだから関係ない、処分費用を支払ったのだから関係ない
そう考えてしまう事が環境へのダメージを大きくしていく
消費者だけに限らず作りて側にも責任はあるはずだが、無関係という言葉によってそれらの責任はかき消されていく
そんな私もその一人だ、しかし考えることは怠っていない
どうすれば処分できないモノを減らすことが出来るのか?
どうすれば廃棄物を少なくリフォーム工事ができるのか?
日々考えながら工事をしている
だが核心をついている行動にはまだ移せていない
行動に移せていない自分を客観的に反省している
この本を読むと常々感じる
未来の人も含めた生物たちに植物たちに今何ができるのか?
未来というのは決してものすごい先をかんがえるのではなく、明日、来週、来月と捉える
その積み重ねで数十年後の生き物や植物たちが「相変わらず住みやすい環境」づくりができるようになるに違いないがそれは一人だけの力では到底無理
多くの人間、いや全ての人類がそれを意識して日々を暮らすことが最も大切であるはずだ
「内側に自由を外側に制限を」
「ゴミをつくれば損になる」この言葉を多くの発明家や作り手たちがモノ作りの原点にするとさらに良くなるに違いない
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。
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