2018年11月24日
書評『猫はふしぎ』
こんにちわ、小谷中広之です
「小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
「小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、今泉忠明様の「猫はふしぎ」です
このような方にお勧めです
「近所に野良ネコがいる住民 動物の生態に興味のある人 ネコ好きの人を愛している人」
著者の方のプロフィール
「1944年東京生まれ 哺乳動物学者 東京水産大学卒業」
まとめ
世間ではもう今は当たり前を通り越しているだろうが、いわゆる猫派?犬派?という区別だ
私は犬派だ、だが猫の生態には興味があるし、かわいくないとも思わない
区別は単純に飼うならどっち?という事だろうと思う
犬か猫のどちらかしか買うことが出来ないというのなら間違いなく犬、そういうことだ
しかし、別に犬も猫も両方飼うほどの人であれば区別はない
そんな犬派の私は生物関係の本が好きなので生き物に特化した本を好んで読む
それで今回は猫
猫の生態を著者の目線でも研究者としての目線でも描かれているが猫に関する内容も面白いが他にも面白い内容もある
それは、猫を天敵としている鼠だ
この鼠が会話をしているのではないかという研究をしている人を紹介している
地下トンネルで鼠たちが何を話しているかについてだ
この研究によると鼠たちは地下トンネルで歌を歌っているというのだ
人間には聞こえない音域で、オスがメスに求愛する際に歌を歌っているそうだ
先ほども書いたがそれは人間には聞こえない周波数ではあるものの、天敵である猫には聞こえていて(地獄耳とはこのことを言うのだろうか)、一生懸命求愛の歌を歌っている鼠の歌声を聴き、求愛の終わった(または失敗した)鼠が穴から出てくるのをジッと待ち、捕食する
鼠が出てくるまでじっと待つ猫は、まるでジャングルで獲物を待ち構え捕食する豹をイメージしてしまう
ネコ科の動物は追いかけて捕まえるだけではなく、自己の欲求をコントロールし、待つことを選択し、相手に気づかれることなく捕食する能力がずば抜けて高いように思う
しかも群れることなく(ライオンは例外だが、なぜ例外なのかはサバンナでの生存戦略なのだろう)
犬科の動物は群れを成して、獲物が疲れ果てるまで順番に追いかけて、動けなくなったところで一気に獲物に襲い掛かる
一匹での生存戦略の猫、多数での生存戦略の犬
誠勝手なイメージではあるが、女性は猫を好む人が多いように思うし、男性は犬を好む人が多いように思う
そして、女性は群れるよりも一人でいることを好む人が多いように思うし、男性は一人よりも群れることを好む人が多いようにも思う
このことをもっと突き詰めて考えてみると女性とは何か?男性とは何か?が今まで以上に理解できるようになるのではないか?
猫はこちらから甘えさせるように近づいても気分次第で甘えたり、そっぽ向いたりする
しかし、猫の方からこちらに寄ってくるときは甘えてくる
犬はこちらからでも犬からでも甘やかせば喜ぶ
これすらも男と女に少なからず通じるものがあるように感じてしまう
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
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