2018年06月17日
書評『歴史を変えた6つの飲物』
こんにちわ、小谷中広之です
「小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
「小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、トム・スタンデージ様の「歴史を変えた6つの飲物 ビール、ワイン、蒸留酒、珈琲、茶、コーラが語るもう一つの世界史」です
このような方にお勧めです
「お酒の席での話のネタを探している人 教師」
著者の方のプロフィール
「作家 ビジネス、テクノロジー、科学系エディエイター ロンドン在住」
まとめ
この本の中で紹介されている6つの飲物
日本の二十歳以上のすべての人は必ずと断言していいほど、どれかは飲んだことがあるはずだ、というよりも全てを飲んだ経験のある人の方が全てを飲んだことのない人よりも多いだろう
いま日本では若者のお酒離れが進んでいるとテレビやラジオ、雑誌などでは伝えられている
それに対しての世間の興味はおおよそ煙草と同じような理由と考える
つまり、それらを扱っている仕事関係者の収入に影響を与えるから、これが一番の問題点だから世間の人々の関心を生んでいるように思う
なにせ飲食店、酒屋、酒造メーカー、問屋、お祭りなどの行事など多種多様に影響を与える
若者たちのアルコール離れは日本の経済にダメージを与えることになるだろうが、6つの飲物の内コーヒー、茶、コーラに関しての離脱による経済のダメージに関するニュースを聞いたこともなければ、本や雑誌で見たこともない
これから先もこの3つに関する飲物が世間一般から邪険に扱われることなどないだろうし、この3つの飲物関係での事件や事故は起きることなど考えられない(アルコール関係の事件や事故は後を絶たないが…飲酒運転、暴力、セクハラなど)
ちなみに私はアルコールは一切呑まない
以前までは呑んでいたが今現在では一切やめてしまった(理由はまだない)
コーヒー、茶、コーラに関する人体の影響は人さまざまだろう、そういった点ではある特定の人達には悪であることが多いかもしれないが、そうである人たちはそれほど多くはいないだろう
例えば糖分を控えなければならない人、アレルギー、ただ単に嫌いな人など
私がよく飲むのは、断トツでコーヒー(缶コーヒーは飲まない)、次にコーラ、そして茶(抹茶ラテだが)
そのため特にコーヒーの章に興味津々で読んでいたが、読み進めていけばいくほど淹れたて挽きたてのコーヒーが恋しくなっていく、しかし歩きながら読んでいたためそれはかなわなかった、でも今はこの書評をかきながら淹れたて挽きたてのコーヒーを飲んでいる
コーラの章はとても印象に残った
コカ・コーラの生みの親はペテン師として生計を立てていたという歴史
世間に対してインチキ薬を販売していたのにもかかわらず無知な人々から莫大な人気があったそうだ
この男、ある年代は不幸続きで二度の火災にあい在庫をすべて焼失してしまった
それでも男は金持ちになることをあきらめずに新しい売薬の開発を続ける
そして結果現在のコカ・コーラの原型が誕生することになり、見事お金持ちとなっていく
こんなサクセスストーリー聞いたことがない
ほとんどすべてのサクセスストーリーは、善良なる市民が世間をよくしようと奮闘したり、不安を安心に不便を便利に不満を満足に変えるために自分の体と時間を酷使して見事成功へとたどり着く
世間的に結果として良いことばかりをしてきた、それこそが多くのサクセスストーリーには欠かせない要素なのだがこの男にそれは感じることはない
ペテン師、詐欺師、嘘つき、それらを得意として生きてきたにもかかわらず世界でもっとも有名な飲料名コカ・コーラの生みの親なのだ
これは一つの伝説なのかもしれないが、もしかしたらこのようなサクセスストーリーは実は多く世界には存在しているかもしれない、そしてもしかしたら有名な歴史に残るサクセスストーリーは誰かが途中で良い風に書き換えて後世に伝えているかもしれない
歴史は常に塗り替えられてきているのだから、そもそも絶対的真実を知る者はもうこの世に生きてさえいない
6つの飲物の中で個人個人好みの飲物があると思う、大きく6つに分かれているので好みの飲物の章だけを読んでみて、面白ければ他の章を読んでみることができるのが6つにわかりやすく分かれている利点でもある
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。
歴史を変えた6つの飲物 ビール、ワイン、蒸留酒、コーヒー、茶、コーラが語る [ トム・スタンデージ ] |
【中古】 歴史を変えた6つの飲物 ビール、ワイン、蒸留酒、コーヒー、茶、コーラが語る /トム・スタンデージ(著者),新井崇嗣(訳者) 【中古】afb |
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