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2018年06月13日

書評『未完の建築家』

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こんにちわ小谷中広之です
小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております

今回のご紹介する本は、A・L・ハクスタブル様の「未完の建築家 フランク・ロイド・ライト」です

このような方にお勧めです
「夢を追いかけている人 建築関係者 我が道を進むことにあこがれを抱いている人」
著者の方のプロフィール
「1970年ピュリッツァー賞を最初に評論部門で受賞した近代アメリカ建築の草分け的評論家」

まとめ
私の仕事は現在内装リフォーム業、つまりは建築関係者
住宅関係の本は割とたくさん読んできた
こうすればリフォームが成功する、健康な家で暮らすには?、中古住宅選びの基本、家を建てる前に読む本、などなどこのようなジャンルを
つまり住む人間をターゲットにしたジャンルの本だ
しかし今回の本は違う。ある建築家の人生を研究しまとめた一冊
フランク・ロイド・ライト、大変申し訳ないが全くこの本を読むまで知らなかった
実はこの建築家に関する書籍は他にも出ていて、この本に出合わなくともいつかは出合っていただろう
それ程建築界の中では有名であり、フランク・ロイド・ライトを知るその世界に生きる誰もが研究したがる一人なのだろう

この男、とりあえず好きなように生き抜いた人間だ
借金の返済をうまく切り抜け、やりたいことをやりたいようにやれて行く人生は羨ましくてしょうがない(もちろん波乱万丈だが)
ライトの芯の強さは計り知れない、国で一番の設計事務所の共同経営者になるチャンスとまともな建築学校に出ていないライトをパリとローマの最高学府で学べる資金と時間を無償で提供してくれるチャンスをきっぱりと断るのだ
野心だけ?成功だけ?お金だけ?そんな、だけ達ではライトの芯は何もぶれたりはしない
やりたいことをやりたいようにできないのであれば、人の意見に従うことで自分を表現していかなければならないのであれば、それは死んでいるも同然と考えていたのだろう

ライトのアイディアの湧き方がまた羨ましい
袖を振るとアイディアが出てくると自分を表現している
アイディアはまず紙に書きだして…ではなく、アイディアを頭の中でデザインしていく、注いて一気に紙に書きだしていくのだ
アイディアをまず紙に書きだして、考えては書き直してを繰り返すのではなく、その工程を頭の中でやってのけるのだ
凄すぎる才能だ
小説家で例えるのなら、パソコンや原稿用紙に物語を書きだしてから考えていくのではなく、頭の中ですべての物語を完成させて一気に書きだし終わらせるのだ

そんなとんでもない才能の持ち主は自分でも痛いほど理解をしているのだが、父親としては全く問題外、「パパ」という言葉が大嫌いだった程
愉快で陽気な叔父さんという風に家族ではとりあえず振舞っていたのかもしれない
「自伝」では、自分の人生は仕事であり、私の子供は建物だ。と語っているそうだ
そしてこのライト、実は日本の浮世絵好きであり、日本の帝国ホテルを建築デザインした人物でもあるのだ

フランク・ロイド・ライトの芯を曲げない意志の強さと自分勝手な生き方を少しでも自分にまねできないかと読み進めていった一冊


ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです

この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。





⇓私の会社のホームページです。コラムも書いていますので覗いてみてください⇓
http://cycleair.jp/
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