2018年06月05日
書評『怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか』
こんにちわ、小谷中広之です
「小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
「小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、黒川伊保子様の「怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか」です
このような方にお勧めです
「会話が仕事の人 漫画家志望者 作詞家」
著者の方のプロフィール
「1959年長野生れ 実業家 エッセイスト 感性リサーチ代表取締役社長」
まとめ
日本語だけなのか?
一つの表現として同じ言葉を二回繰り返す言葉が多い
ザラザラ、ゴツゴツ、クネクネ、ポヨンポヨン、ビチャビチャ、ぐでんぐでん、などなど
さらにこれらの言葉の表記を変えると受ける印象は変わるから不思議だ
ザラザラ→ざらざら、ゴツゴツ→ごつごつ、クネクネ→くねくね、ビチャビチャ→びちゃびちゃ、ぐでんぐでん→グデングデン
硬い印象を受けたり、子供っぽさを感じたり、汚さや清潔感を感じたりする
日本語は実に多彩であるからこそ解釈の違いもまたきりがないほどに多いのかもしれない
伝える側の意志と伝わる側の解釈による大きな隔たりはこれから先も変わることはない、そしてそれを一つの事実として相手と向き合うことが大切である
言葉での意思表示は難しい
だからこそ行動のみで示す、そんな人が多いのだろう
しかし万人が同じように感じる言葉もあることをこの本は教えてくれる
一つ疑問が浮かんだ。グデングデンに関しては大人たちはお酒を呑みすぎた人を連想するだろう、しかしお酒を知らない(グデングデンという表現が存在しない家庭で育っている)子供たちはこの言葉の意味をどう考えるのだろうか?
実際私はお酒を一滴も飲まない
そんな私の子供たちに「グデングデン(ぐでんぐでん)」と聞いて何を連想するのか?
小学三年生…うつ伏せで寝転がる体制とった
小学一年生…???
年少…???
奇跡的に長女は近い回答を出してきた
下の二人は全く意味不明そうであった
グデングデン、お酒を呑まない人間にとってこの言葉との体験はどのようなモノなのだろうか
先ほどお酒は一滴も呑まない書いたが、もちろん本当だ
しかし以前は呑んでいた、もちろんグデングデンになるまで呑んだことなどありすぎて数えきれない
お酒をきっぱり絶ってからはグデングデンの状態を体験したことがない、過去を懐かしむことでグデングデンを想ってみる今日この頃
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
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