2018年02月17日
書評『面白くて眠れなくなる生物学』
こんにちわ、小谷中広之です
「小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
「小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、長谷川英祐様の「面白くて眠れなくなる生物学」です
このような方にお勧めです
「生物学の勉強が嫌いだが勉強をしなければならない学生やそんな生徒を教える教師」
著者の方のプロフィール
「1961年東京生まれ 進化生物学者 アリの研究には大きな注目を浴びている」
まとめ
カエルの卵が黒色なのは春先のまだ冷たい水の中で太陽熱を吸収し温める必要があるため黒を選択した
と、なるほどな生態系関係の内容はこの本からはあまり得られない
むしろ遺伝子や細胞レベルの内容に特化した一冊である
私個人的には著名でもある「眠れなくなる」ことはなく「眠れてしまう」
この本は遺伝子や細胞関係に興味の大有りな人ならばおおよそ初歩本としては読みやすいと思う
このシリーズ(面白くて眠れなくなる…)は、文字数も多くなく時間をかけずに読めるのが特徴の一つ
この本を読んでいても痛感するが、環境の変化に適応できた種だけが進化をしていくのは間違いない
遺伝子レベルでも人間の生き方にも、もちろん適応という言葉は必ず当てはまる
自分を変えたいと願う、またはそう思いながらも日々を今まで通り過ごしてしまう
結局変わることを知らずに単調な毎日を送ってしまう(見方を変えれば変化をしているのだが、自分の理想とするような変化とは無縁な毎日)
自分変化を考えたときにやはり真っ先に思い浮かぶのが「環境を変える」ではないかと思う
もちろん変化をする可能性を秘めているのは他にもたくさんある
例えば、食生活を変える、時間の使い方を変える、新しい行動や趣味を始める、何かをやめる、通勤手段を変える、利き手を変える、普段とは違う洋服に挑戦してみる、シャンプーを変えるなどなど多くの自分を変える可能性のある小さなものから大きな行動まで考えられるが、やはりもう一度言うが「環境を変える」ことが最も手っ取り早く自分を変えられる可能性を秘めているのではないか
しかし、この「環境を変える」には大きなリスクが潜んでいることを忘れてはいけない
そのリスクとは?
「変化を求めて変えた環境に飲み込まれて這い上がれなくなってしまう(前向きな感情が湧き出なくなってしまう)」
環境を変えることや、環境が変わるということは自分や子孫がその環境にうまく適応していかなければ進化をすることなどできないことをこの地球上の生き物(ウィルス、微生物、昆虫、植物、哺乳類、鳥類などなど)たちは教えてくれている
このことを人間(特に私)は忘れがちで、突発的に行動を起こしてしまうように思う
「適応」すること
ではどのように適応し、進化を遂げていくのか?
それは誰にもわからないのかもしれないが、結局その環境に自分を置くこと、それしかスタートを切る手段はないように思う
スタートを切ってしまえばあとは適応していくように生きていくことだけを考えていくうちに次第に進化と呼ばれる変化を遂げていくことになるだろう(そう信じて今日も生きる私である)
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。
面白くて眠れなくなる生物学 [ 長谷川英祐 ] |
⇓私の会社のホームページです。コラムも書いていますので覗いてみてください⇓
http://cycleair.jp/
【このカテゴリーの最新記事】
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7274502
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック