2017年12月09日
書評『デカルト』
こんにちわ、小谷中広之です
「小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
「小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、野田又夫様の「デカルト」です
このような方にお勧めです
「孤独感を感じている人 一人暮らし 哲学好き」
著者の方のプロフィール
「1910年生まれ 哲学著者(西洋哲学史、パスカルなど多数)」
まとめ
われおもう、ゆえにわれあり
この言葉が最もデカルトで有名だ
自分で自分のことを考えない、自分で自分のことを思わないものなど果たしてこの地球上に存在しているのだろうか?
だからこそデカルトはこの言葉を産んだのかもしれないが
特にもう定番と化しているのかもしれないが「自分探しという名の一人旅」などまさにデカルトの「われおもう、ゆえにわれあり」がピタリとあてはまる
自分のことを思い出発する一人旅の第一歩、ちょっとまて!!その行為こそがもうすでに自分を発見しているということをなぜ知ろうとしないのか、と思ってしまう私
旅を選択する前にぜひこのデカルトを読むか、または一人旅のお供に連れて行っていただきたい
そして暇を見つけては読んでみてほしい
もちろんこの本ではなくても他の著者の人の本でも構わない
「疑い」という考え方を知ってほしい
つまり疑う理由を持たぬことを意識的に疑うことを学んでほしい
普通の人なら疑いを持たずに安心して従ってしまったり、行ってしまうような状況を意識的にあえて疑ってみる
そうまさに「自分探しという名の一人旅」のなかの「自分探し」を疑うのだ
本当に旅をすることだけが自分探しなのか・・・?と
そうすることで新たな思考が必ず生まれてくるはずです
それでも旅をするというのなら、遠い場所に行くことだけが選択しなのか?と
近場でも旅は旅であり、海外でなくても国内でも旅は旅である
遠くに行くことは結局は見栄ではないのか?帰ってきたときに他人に話すには物語が必要で、それは遠い異国の地であることが条件であると決めつけていないか?とどんどん疑ってほしい
その先の自分の新たな思考にきっと出会えるはずだから
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。
デカルト (岩波新書) [ 野田又夫 ] |
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