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2017年12月03日

書評『カールクラウス 闇にひとつ炬火あり』

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こんにちわ小谷中広之です
小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております

今回のご紹介する本は、池内紀様の「カールクラウス 闇にひとつ炬火あり」です


このような方にお勧めです
「俳優 詩人 記者 宗教家」
著者の方のプロフィール
「1940年兵庫生まれ ドイツ文学者 エッセイスト 著者」

まとめ
批評家であるカールクラウス
25歳の時に出版した個人誌「炬火」
クラウスが大半を一人で書いていた
900号余りを数えて発行を停止するまで、総ページ数23,008ページ
最盛期にはかなりの購買予約者があったという
どこからも制約をされない、もちろん刊行日も決めていない。世の中の圧力や権力に煩わされず、書きたいものを描きたいときに書きたいように書いた、そんなクラウス色たっぷりな雑誌を30年以上にわたって、最後まで購買者が支え続けた

私もクラウスのように制約を受けず、権力に屈しずに自分の思いをコラム http://blog.goo.ne.jp/cycleair で書いていく、と改めて決心する
そして書籍を出版する

個人的な現在の思考や解釈の問題が大きいが、正直印象に残るような文章は少ない一冊
あまり印象に残るような文章が少ない本は、本棚に入れずに処分してしまうのだがなぜかこの本は、本棚にしまいたいと私を思わせた
それは、きっといつの日か必ずカールクラウス関連の本を読む機会が来る、ということを予感させる

印象に残った言葉を一つご紹介
「独創性を予感するものがいる。もし同一の思想を二人が抱くならば、その思想は先に抱いた人のものではなく、より良く抱いた人のものである」
思想は深く広く行った者ほど世間に影響を与える
同じような思想をもっても、全く異なった結果や影響を生む



ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです

この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。








⇓私の会社のホームページです。コラムも書いていますので覗いてみてください⇓
http://cycleair.jp/
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