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2017年09月30日

書評『日曜日の住居学』

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こんにちわ小谷中広之です
小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております

今回のご紹介する本は、宮脇檀様の「日曜日の住居学」です

このような方にお勧めです
「様々な住宅に関する本を読んでいる方 これから家を建てようと考えている人 住宅関係者」
著者の方のプロフィール
「1936年名古屋生まれ 78年個人邸「松川ボックス」で日本建築学会賞を受賞 著者としても建築関係の本を多数出版」

まとめ
今、書評を書こうとしていて、この本の著者を確認
昨日書評をアップした「男と女の家」の人と同じということに恥ずかしながら今気が付きました
基本あまり著者にこだわりを持っていない自分にまた気が付きました
話がそれてしまいましたが、住宅関係の本を100冊以上は読んでいる私ですが今回紹介する本も前回と同じTOP3(住宅関係の本の中で)に入る一冊、と思ったら著者が同じ

今回ご紹介する一冊は「日曜日の住居学」

人はあらゆる空間に住んできました
今あなたが常識と考えていることをいったん捨ててみてはいかがでしょうか?
つまり、土地を購入して自分(達)だけの家を建てる、このような固定概念を一度思い切って捨ててみる
そうすることでその捨て去った空間にどれくらいの可能性が生まれてくるかを考えて見てはどうでしょうか
例えば、住宅資金を銀行で借り入れない代わりに投資や新規事業などに挑戦する。賃貸住宅を基本として世の中の流れに逆らわずに流れに乗って住居を変えていく。近隣トラブルなどに備える。その土地柄を調べるためにまず賃貸に住んでから、購入という考えに移行してみる。などなど

家は買わなければいけない?財産、資産になる?自分のものになる?
本当にそうでしょうか?
財産や資産になる?では今現在のあなたの家と土地の価値は上がっていますか?もし少しでも上がっていれば財産や資産になる可能性は高いでしょう。しかし、下がっていれば、それも割と速いスピードで下がっていればいずれそれは負債となる可能性があるのではないでしょうか?
売却を考えても買い手がいなければ売却はできませんよ
あなたのその家は、将来売却を考えたときに自分が買いたいと思える家ですか?

自分のもの?自分が死んで、子供たちがその家に住むことを選択せずに売却(二束三文で)できたとしたらどうなりますか?……そうです、あなたのものではなくなります。ましてや、子孫のものでもなくなっているのです

家は買わなければいけない?買う理由はたくさん出てくると思いますし、巷に溢れています。なんてったって、楽しいですからね
しかし、その逆の理由を考えて見てからでも家の購入は遅くはないのではないでしょうか
一度立ち止まって、買う理由ではなく、買ってはいけない理由や買わなくてもいい理由を考えて見てはいかがでしょうか?

他にも考えさせられる言葉がたくさんこの本にはあります
他とは違う外観の家?いやいや結局同じようになってしまっていますよ
その造りにしてしまう場合、その家ではどんな形でしか生活が展開しないか考えたことありますか?

この本も考えさせられます
もしあなたがまだ家の購入を検討しているのなら、この本を一度読んでみることをお勧めします


ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです

この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。








⇓私の会社のホームページです。コラムも書いていますので覗いてみてください⇓
http://cycleair.jp/
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